浅い知識でしゃあしゃあと

浅い知識でしゃあしゃあと

私立恵比寿中学さんの楽曲や映像作品を(感想のついでに)紹介します。

楽曲紹介『えびぞりダイアモンド!!』

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《タイトル》

えびぞりダイアモンド!!

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2010年8月7日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

1. えびぞりダイアモンド!!

2. えびぞりダイアモンド!!(okadada remix)

オリコンチャート》

デイリー最高位:――

ウィークリー最高位:――

 

【シングルの背景】

エビ中初のオリジナル楽曲にして通算2枚目のシングル。

このシングルから矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野の6名が加わり、メンバー数が前回のシングル(『朝のチャイムがなりました!』)の2倍になっている。

元々はライブイベント等での手売り販売のみだったが、2010年11月9日より全国のHMVで販売が開始された(現在は絶版)。

 

公式ホームページには2nd Singleと表記されているが、『エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』の付属小冊子(歌詞カード)や各種インタビュー記事等、所々『えびぞりダイアモンド!!』が1st Singleとして表記されていることがある。

そのためか、『えびぞりダイアモンド!!』がインディーズデビューシングルとされることが多い。

 

ヒャダインこと前山田健一氏がエビ中の音楽科主任となって初のシングルでもある。

ちなみに音楽主任とは、本人曰く「エビ中のことをよく知っていて、一番多くの曲を書いている」ということらしい。自身の手がけた楽曲のレコーディングの際は、メンバーへの歌唱指導も行っている。自身の関わっていない曲に関しては基本的にはノータッチだったようだ。*1

 

 

1. えびぞりダイアモンド!!

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

タイアップ: バラエティ番組『小中高一貫 ももえび学園』のオープニングテーマ曲。

 

【背景】

当時ももいろクローバーのメジャーデビューシングル、『行くぜっ!怪盗少女』を手掛けた前山田氏が、理事長にエビ中にも曲を作ってほしいと依頼されて制作した楽曲。

2010年8月7日、8日に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」にて初披露された。

前山田氏は自身の冠番組で、AKB48の『大声ダイアモンド』を意識して作ったと語っている。

ちなみに、「えびぞりダイアモンド」というタイトルや「あいむそーりーえびぞーりー」という歌詞は理事長からのリクエストによるものである。*2

 

当時のメンバーは12人いたが、ライブで使用できるマイクの上限が6本だったため、ソロパートが与えられるメンバーも6人までというルールが敷かれた(台詞パートは除く)。

そのため、全員が全パートを通しでレコーディングし、その中から前山田氏が歌割りを選別するという形式で制作された。

当時のエビ中公式ブログには、各メンバーのソロパート採用理由が掲載されている。*3

 

スカパー!(スカパー!HD) PigooHD 及び、スカパー! エンタ!371にて放送されていたバラエティ番組『小中高一貫 ももえび学園』のオープニングテーマ曲であり、同番組のDVD作品『小中高一貫 ももえび学園 私立恵比寿中学の部 其の壱』には、『えびぞりダイアモンド!!』をミュージックビデオ風に撮り下ろした特典映像(ミュージックビデオ(仮))が収録されている。*4

 

また、ニコニコ動画PigooHD公式チャンネルにて、『「えびぞりダイアモンド」を「私立恵比寿中学」本人が踊ってみた』という動画が配信されている。

 

www.nicovideo.jp

 

 

【感想】

はい、僕の大好きな曲です(←恐らくこれ以降何度も言う台詞です(笑))

この曲のメッセージ性はとてもシンプルで、「悪いことをしたらちゃんと謝ろう」ということと、「笑顔でいれば毎日が楽しくなるし、嫌なことがあっても大丈夫だからいつも笑っていよう」ということだけです。

まるでアンパンマンの世界ですね(笑)

しかし、幼い子供にも当てはまることだからこそ誰にでもあてはまるテーマでもあると思います。

曲の途中で裕乃(鈴木)とりななん(松野)による台詞が入るんですが

裕乃「悪いことしたときはね、ゴメンって謝ろ?」

りななん「そうすれば ケンカも 争いも 戦争だってなくなると思うんだぁ」

という台詞があり、妃菜喜(矢野)の美しい歌声による「ずっとずっと笑っていたいから」の後に「ゴメンと謝れるその勇気は ダイアモンド」と歌詞が続きます。

僕はこの歌詞がとても好きなんです。

大人でも子供でも、謝ることが出来ない人っていますよね。

子供だろうが大人だろうが、日本人だろうが外国人だろうが、悪いことしたら謝るのは常識です。

常識ですが、それって実は凄く勇気がいることだと思うんです。なにせ許してもらえるか分からないんですから。

自分が悪だと認めた上でその審判を相手に委ねるのは恐怖以外の何物でもありません。

そんな恐怖を感じるくらいなら、そもそも自分は悪くないんだという方向に持っていきたくなるものです。これはある種本能的なものでもあると思います。

だから子供は、誰に教わるでもなく言い訳をするんでしょう。

しかし、その恐怖に負けて言い訳をしだすと、ケンカが起き、争いが起き、戦争が起きてしまう。

だからそうならないように悪いことをしたら謝ろう。

ずっと笑っているために謝ろう。恐怖を乗り越えてゴメンと謝れるその勇気はダイアモンドなんだ!…と歌うこの曲には胸を打たれます。

この曲には世界平和という壮大なテーマすら含まれていると思います。

しかし、この曲はそういった重苦しい部分をメインに据えず、あくまでも楽しく、そして馬鹿馬鹿しくが中心の作りになっています。

当時は、それまでエビ中がカバーしていた楽曲と比べても、「あいむそーりーえびぞーりー」や「ひげそーりー」等、かなり馬鹿馬鹿しい歌詞なので、初めて曲を聴いたときは内心がっかりしたメンバーも少なくなかったとか(笑)

最年長の真山りかもその一人で、武道館ライブ*5の特典映像で真山は、「最初は何だこの歌詞と思って本当に嫌だったけど、(メンバー脱退を控えた)レッスンで泣きそうになっていた時にこの曲を聞いたらあまりの馬鹿さ加減に笑ってしまった。その時にこの歌詞で良かったなと思った」と語っています。

結局そういうことなんですよね。

笑うことが大切だと言っているんですから、人を笑顔にできる曲でなければなりません。

これ以降もエビ中には馬鹿馬鹿しい曲がたくさん作られますが、その根本はここだと思っています。

そして、以降の楽曲、ひいてはこれからエビ中自身が生み出していく笑顔の大切さを歌った曲であるこの『えびぞりダイアモンド!!』はまさしくエビ中の原点であり、原点にふさわしい曲であると僕は思います。

 

前回のシングルと今回のシングルの両方にソロがあるメンバーは真山、なっちゃん(杏野)、彩ちゃん(安本)の3人ですが、聞き比べると3人ともかなり歌が上手くなっていることが分かります。特に真山は凄いですね。

ブログによると、レコーディングの際に前山田さんに「アニメ声が出来ます!」と言って収録したそうです。後に真山は、これがなければ今の自分は無かったと語っています。*6

ただ、今回から参入してきたメンバー達が強力すぎて彼女たちの上達っぷりが霞んでしまっている感は否めませんね(笑)

ぁぃぁぃ(廣田)と妃菜喜は歌唱力の高いメンバーなのでソロパート獲得は当然と言ったところかと思いますが、個人的に凄いと思ったのは美怜ちゃん(星名)です。

最後の「ダイアモンド!」は、前山田さんが全員に自分らしさを出して歌うように指示したそうなんですが、美怜ちゃんはメロディーを無視して元気いっぱいに歌っています。

これは凄いことだと思います。なにせ美怜ちゃんはまだエビ中に入ったばかりなんですから。

それどころか芸能界自体が入ったばかり。歌の経験なんかないし、勿論レコーディングも初体験。

そんな右も左も分からない状態では、いくら自分らしさを出してと言われたからって、設定されてるメロディーをぶち壊して歌うなんて普通は怖くて出来ないと思います。

アゴムの件*7もそうですが、本当に美怜ちゃんは破天荒ガールだなと思います(笑)実際、これ以降も彼女の破天荒エピソードは沢山生まれますし(笑)

そういったテクニック(?)で言えばなっちゃんもそこを評価されて選ばれたようです。確かに、「ひーげそーりー」の馬鹿にした感じや、「英語テスト30点」の落ち込みっぷりはハッキリと表現出来ていますね。

逆に彩ちゃんは、癖もテクニックも一切ない余りにもまっすぐな歌い方が前山田さんのハートをキャッチしたようです。彩ちゃんの「ダイアモンド!」は声が裏返っちゃってるんですが、前山田さんの意地悪でそのまま採用されてます(笑)*8

 

ちなみに、この曲は9人から8人になる際に歌割りが「なっちゃん⇒りったん(中山)」「裕乃⇒ぽーちゃん(小林)」に引き継がれています。

大半の曲は「なっちゃん⇒ぽーちゃん」「裕乃⇒りったん」の引き継ぎ(個人カラーもこの引き継ぎ)なんですが、何故かこの曲はこうなんですよね。

どうして大半の曲と逆の引き継ぎになっているんでしょうか…。

だれかご存知の方いらっしゃったら教えてください(笑)

 

 

2. えびぞりダイアモンド!!(okadada remix)

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:okadada

 

【背景】

関西を主な拠点として活躍するDJ兼トラックメーカーのokadada氏によってremixされた『えびぞりダイアモンド!!』。

インディーズ時代に発売された楽曲はほぼ全てエビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』に収録されているが、Off Vocalバージョン等を除くと、唯一この曲だけがアルバムに収録されていない。

 

【感想】

もう絶版になってしまったこのシングルを手に入れないと音源が入手できない、いわゆるレア曲ですね。

なんていうんですかね…ラップ調?というとなんか違うような気もしますが、まぁそんな感じになっています(笑)

メンバーの声は特に弄られておらず、全体的にゆったりとした曲調になっています。テンポが遅くなっているのかと思って聞き比べてみたんですが、以外と曲のテンポは同じくらいでした。バックミュージックだけでこうも印象が変わるんだなぁと感心しました(笑)

音が少なくなったためか、かなりシンプルになっています。

この曲に関しては賑やかで楽しい雰囲気の方が良いと思うので、前山田さん特有のやたらと音を重ねてガチャガチャさせる技巧が施された原曲の方が僕は好きです。

ただ、曲の途中でちょくちょく入る「ヘェーイ!」という声は面白いと思います(笑)

 

ちなみに一応ここで聞けます。非公式ですが…。

私立恵比寿中学 - えびぞりダイアモンド(okadada Remix) - YouTube

 

 

 

 

【シングルの感想】

シングルの感想といっても、このシングルは基本的にえびぞりダイアモンドしか入っていないので特に語ることも無いですね。

曲についてはもう語ったので、パッケージの話でもします(笑)

このパッケージは全員の顔と鎖骨辺りの部分が一切の衣服を伴わず写し出されています。と書くとなんだか性的な印象を受けますが、あまりにも子供過ぎるので特に色気は無いです。

というかむしろ、ガリガリだし、顔もなんだかコラっぽくて少し気味悪く感じます(←失礼)

どういう意図でこのパッケージにしたのか気になりますね。

ちなみにこの次のシングルである『チャイム/どしゃぶりリグレット』以降、パッケージにエビ中メンバーの顔がまともに写るシングルは当分発売されなくなります(笑)

それと、CDジャケットの内側に映っている後姿は美怜ちゃんだそうです。*9

あの写真、後姿かつ後頭部が映っていないのであれだけで誰だか分かる人はかなり凄いですね(笑)

しかし誰だか分からないとはいえ、記念すべき初オリジナルソングのCDジャケットにおいて、新入りであるにも関わらずソロカットに選ばれる美怜ちゃん…これは何か意味が有る…かもしれないし特に無いかもしれませんね(笑)

 

それと、えびぞりの背景で、全員で全パートをレコーディングしてその中から歌割りを選別すると書きましたが、この手法は現在も使われているような気がします。

というのも、エビ中の番組等でたまに新曲のレコーディング風景が放送されることがあるんですが、CDに入っているパートと違う部分を歌っている子がいたりするんです。

先輩グループのももクロや、妹分のしゃちほこのレコーディング風景の映像もちらっと見たことありますが、どちらもレコーディング順に音源が足されていた(一人めは空でレコーディングするが、二人目は一人目の声が入った状態の音源を聞きながらレコーディングを行い、以降それを最後の一人まで続ける)ので、歌う前からすでにパートは決まっているようでした。(たまたま僕の見た映像がその録り方だっただけかもしれませんが)。

しかし、エビ中のレコーディング映像で既に前の人の声が入った状態でレコーディングしているところは見たことがないので、エビ中は今でも、基本的には全員分収録してからパート割を決めるやり方を取っているのではないかと思います。

とは言っても、流石に出席番号の歌とかは全員で全パート録ったりはしていないと思いますが(笑) 

※追記:Top Yell (2017 JUL 7)のインタビューにて、ぁぃぁぃがこのことについて少し語っていました。

やはり基本的にエビ中は全員が全パートを録るスタイルだそうです。

さらに、雰囲気が掴めないときは前にレコーディングした子の声を聞きながらレコーディングしたりすることもあるそうです。

 

しかし、仕方がないとはいえ平和主義のエビ中がソロパート争奪戦という競争社会の下で生きていたのは少し驚きです。(アイドル自体が厳しい競争社会ではありますが)。

前山田さんが言うには当時は人気の差や事務所の推しメンがいないため、純粋に歌の出来の良さでパートがもらえるかどうかが決まっていたそうです。

しかしこの時点で既にメンバー毎の歌唱レベルには歴然とした差があるため、歌割りが発表される毎に少なからず軋轢や確執が生まれるのは必然です。(前山田さんは歌の上手さだけではなく歌の表現に光る個性があるかどうかも重視していたようですが、インディーズ時代の曲は殆ど前山田さんが手掛けているため、それを考慮した所で全体的に前山田さんのお気に入りメンバーの選出頻度が高くなってしまうことには変わりありません)

美怜ちゃんは後のインタビューで、「当時『なんで最近入った人がパートもらって私はないの?』という空気感はひしひしと感じていて、今では『あの時は暗黒時代だったね』と皆で言っている」と語っています。*10

口に出したりするほどドロドロしていたわけではないようですが、ピリついた空気は少なからずあったようです。

これ以降、曲中にメンバー間でマイクを手渡すスキルが段々と上達し、マイクが6本でもソロパートが6人とは限らなくなってきます。

しかし、それ以上に段々と人気の差が明確になってくるため、彼女たちは益々厳しい現実を目の当たりにしなければならなかったことでしょう。

エビ中メンバーが全体的に争いを避ける傾向にあるのは、この暗黒時代の反動なのかもしれませんね。

(最近はそんな逃げ腰ではダメだという風潮がエビ中内に漂っている気がしますが、個人的にはそういう非好戦的なところに魅力を感じています…(笑))

ちなみにマイクの本数制限はメジャーデビューと共になくなったため、今は1曲の中でソロパートが全くもらえないメンバーがいるということは基本的にはありません。

かほりこは良い時代に入ってきましたね(笑)

 

 

…このブログでも当初は『えびぞりダイアモンド!!』をインディーズデビューシングルとしていましたが、前作のカバーシングル(『朝のチャイムがなりました!』)もインディーズレーベルであるSTARDUST DIGITALが発売元です。

『朝のチャイムがなりました!』はカバーシングルですが、カバー曲でデビューしている方もいらっしゃるので、基本的にはカバーだろうがオリジナルだろうがインディーズレーベルから作品を発売した時点でインディーズデビューだと思います。

なので『朝のチャイムがなりました!』がインディーズデビューシングルだと思うのですが、調べてみると大半の記事が『えびぞりダイアモンド!!』でインデーズデビューと書いていました。

どちらが正しいのか確証が持てなかったため、その辺りは曖昧にしています。

もし詳しい事情をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂けると大変ありがたいです。

今後の調べていく内に真相が分かれば書き直します。

こっそりと…(笑)

*1:私立恵比寿中学 - 楽曲&PV制作陣が語るエビ中 (1/5) - 音楽ナタリー Power Pushより

*2:えびぞりダイアモンド!! 発売によせて~その1~|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*3:えびぞりダイアモンド!! 発売によせて~その2~|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*4:私立恵比寿中学 DVD「小中高一貫 ももえび学園」の魅力を語る座談会 - Ameba News [アメーバニュース]より

*5:私立恵比寿中学合同出発式~今、君がここにいる~

*6:私立恵比寿中学公式パンフレット(vol.1)より

*7:当時のエビ中は髪を結ぶ時は全員黒ゴムで統一するという校則があったが、星名美怜はそれを知らずにカラーゴムを着用してきた。これがきっかけでこの校則はなし崩し的に消滅したという(エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~付属小冊子より)

*8:えびぞりダイアモンド!! 発売によせて~その2~|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*9:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~付属小冊子より

*10:エビ中の中辛中卒なインタビューより

映像作品紹介『小中高一貫 ももえび学園 私立恵比寿中学の部』

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《タイトル》

中高一貫 ももえび学園 私立恵比寿中学の部(其の壱、其の弐、其の参)

《放送局》

スカパー!HD PigooHD / スカパー! エンタ!371

《放送日》

2010年7月18日~2011年9月17日

《発売元》

つくばテレビ

《発売日》

其の壱:2011年1月

其の弐:2011年9月18日

其の参:2011年10月30日(?)

《メンバー体制》

インディーズ時代(途中メンバー変遷あり)

瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①各巻通常版(DVD)

《収録内容》

不明

 

【背景】

スカパー!(スカパー!HD )PigooHD / スカパー! エンタ!371にて放送されていたバラエティ番組。

この番組は先輩グル―プのももいろクローバーももクロ)との合同番組であり、タイトルの「ももえび」とは、ももクロエビ中のことを指している。

ちなみにこの番組タイトルの命名者は宇野。*1

しかし、合同番組とは言うもののももクロエビ中のコーナーは完全に分かれているため、基本的に両グループの絡み等は無い。

基本的には1話60分あり、前半30分がももいろクローバーの部、後半30分が私立恵比寿中学の部という番組構成となっている。

本DVDは、その内の私立恵比寿中学の部のみを収録した作品となっている。

番組の内容としては、メンバー達がスタッフの考案した様々な企画に挑戦するバラエティコーナーと、当時行われていたライブの一部始終やその裏側、新曲のレコーディング風景などを紹介するドキュメントコーナーの二つを織り交ぜた構成だったようだ。

毎月1話ずつ放送され、(恐らく)全15話で番組は終了した。

本DVDは当時のイベント会場で販売されていた。

現在は絶版となっている。

ただし、アイドル専門チャンネルPigooHDにて一部の話は「ももえび学園~私立恵比寿中学の部」というタイトルで有料配信されている。(配信されている動画には#1~#6と話数が振られているが、実際に放送されていた話数とはナンバリングが異なっている模様。また、配信されている動画は10人体制*2以降の撮影分が主となっている模様)↓

ももえび学園〜私立恵比寿中学の部 #1 | 私立恵比寿中学 | Pigooオンデマンド | アイドル番組・グラビア動画・配信サイト

 

尚、宣伝動画の一部はYou Tubeでも公式配信されている。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

また、ニコニコ動画のPigooHDチャンネルでは本編の一部をそのまま抜粋した宣伝動画が配信されている。

(2017年5月12日追記:動画を貼りすぎると記事が重くなるため、下記動画は埋め込みではなくリンク貼りに変更しました)

私立恵比寿中学 AKBで大激論!? エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画

私立恵比寿中学 ぶっこわせ!必殺技対決 エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画

ももクロ妹分「えび中」が好き放題やります エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画

 

 

【感想】

僕は本作DVDを持っていません

なので、感想はいつかDVDを手に入れたら書きます。

 

…今度は本当です(笑)

 

ただ、これも絶版であるばかりか、Amazon等で検索すると異常なまでに高額な値段がついています。

全巻集めようとすると10万円くらいかかります…流石に手が出ません(笑)

(2017年5月12日追記:久々にAmazonを覗いたら1巻と3巻は中古も在庫切れになっていました(笑))

…とは言っても、もの凄く見たいのも事実です。

やはりライブを見るよりもバラエティ作品を見る方がメンバーのことがよく分かりますからね。

なので、これはどうにかして手に入れたいところです。

 

再販とか…ないか(笑)

 

ちなみにニコニコ動画の宣伝動画(ぶっこわせ!必殺技対決)でぁぃぁぃが使った必殺技の「つけめんトリプルちゃっちゃっちゃっ」ですが、2015年12月12日にさいたまスーパーアリーナで行われた『私立恵比寿中学年忘れ大学芸会「エビ中のオールアトラクスター」』の初日の自己紹介で、ぁぃぁぃが久しぶりに披露(?)してくれました。

ただ、発売されてるBlu-ray作品は2日目の模様を収録したものなので、見返すことはできません。残念。

*1:ベストガイドEBCより

*2:瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木

楽曲紹介『朝のチャイムがなりました!』

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《タイトル》

朝のチャイムがなりました!

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2010年2月14日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本)

《発売形態》

①6人ジャケットver.

②12人ジャケットver.(2010年6月27日以降発売分)

《収録曲》

1. なにがなんでも(エビ中ver.)

2. 大爆発No.1

オリコンチャート》

デイリー最高位:――

ウィークリー最高位:――

 

【シングルの背景】

エビ中初のCD作品。オリジナル楽曲ではなくカバーシングルとなっている。

元々はライブイベント等での手売り販売のみだったが、2010年11月9日より全国のHMVで販売が開始された(現在は絶版)。

このシングルの発売日のに行われたイベントで奏音の転校と矢野の転入が発表されたためか、音源には奏音と矢野の声が収録されておらず、当時のジャケットにも2人は写っていない。しかし、ジャケットに関しては2010年6月27日発売分から12人版に変更となった。このシングルに収録されている2曲は、2012年11月21日発売の『エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』に収録されている。

 

 

1. なにがなんでも(エビ中ver.)

作詞:川島だりあ

作曲:織田哲郎

編曲:Marvin 

 

【背景】

アイドルグループ『桜っこクラブさくら組』が1992年11月25日にリリースした曲のカバー。

エビ中ver.」と表記されているのは、一部原曲から歌詞が変更されているためである。(以下の赤文字部分が変更箇所)。

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【感想】

原曲の少しアダルトな部分や性根の腐った小悪魔的な部分の歌詞が変更されて一途で可愛らしい印象の曲になっていますね。

原曲はつまるところ、今の彼氏を留守電で振ってイケメンに鞍替えしようと思ったけど、イケメンには他にも女がいたので慌てて留守電を消して、とりあえず今の彼氏をキープとして残しつつイケメンを手に入れるために頑張るぞ!という歌だと思います(解釈が間違ってたらすみません)が、中々酷いですね(笑)

当時のエビ中は清純派を目指していたそうなので、このままではちょっと使えなそうです。

じゃあこの曲じゃなくていいじゃんって気もしますが。

原曲だとめちゃめちゃスリムになってクッキリ鎖骨になるのも、今度の週末のデートの時に部屋でメイキンラブするためなので、当時小学生の子もいたエビ中が歌うにはませ過ぎてますね(笑)

そのあたりの歌詞をガラッと変えたことで、一気に一途な女の子の恋物語へと印象が変わってると思います。

「5冊目のファッション雑誌でやっとみつけた☆3つ」とか、純粋さが強調されて凄く可愛らしくなってますね。これなら応援できます(笑)

携帯を握って歌うのはちょっと変な気もしますが、前後の説明があるのでそこまで違和感もないですね。

この『なにがなんでも』のカバーはアダルトな歌詞が改変されていますが、2015年にカバーした『脳漿炸裂ガール』はこの曲より遥かに直接的な性表現が含まれた歌詞であるにも関わらず改変せずにそのままカバーしています。

これも成長ということですかね。

まあ、アダルトな歌詞を含むパートは全て真山が担当していますが(笑)

脱線しましたが、そんなこんなで可愛らしい曲だと思います。メンバーの歌唱力も可愛らしいもんです(笑)

 

 

2. 大爆発No.1

作詞:和田勝彦

作曲:和田克比古

編曲:イワツボコーダイ

 

【背景】

2001年5月23日にガールズバンド『ZONE』がリリースした同名曲のカバー。

 

【感想】

『なにがなんでも』に比べると、こっちの歌詞は「びゅんびゅんびゅん」や「ズバババーン」、「大爆発だー!」等々結構子供っぽい感じがしますね。でもその方がエビ中に合っている気がします。当時のエビ中なら尚更です。

歌詞がやたら前向きなところも好きですね。根拠もなく自信満々な子供を見ているようで可愛らしいです(笑)

ただ、僕にとってはそのイメージが強いせいかあまり恋の歌というイメージがありません。あれだけ「恋が大爆発なのだ!」と連呼しているんですけどね(笑)

この曲の前向きさとの子供っぽさが少年時代の無邪気な煌めきを思い出させてくれるような…そんな一曲です。

凄く大げさに言うと(笑)

 

あと、瑞季のめちゃくちゃ棒読みな「涙をふいて」が好きです(笑)

 

 

【シングルの感想】

エビ中最古の販売CDということで、当然ですがみんな声が若いです。若いと言うか幼い。みんなボーカロイドみたいですね。音程とれてないけど(笑)

正直初めて聞いたときは真山以外誰が誰だかさっぱり分かりませんでした(初めて聞いたときは、れいな(宮﨑)となるちゃん(宇野)は存在もよく知りませんでしたが)。真山は割と分かりやすいですね。

ある程度聞きなれても彩ちゃん(安本)となっちゃん(杏野)は中々分からないです。なっちゃんに関しては一番耳につく声なんですが、成長してからの声とかなり違うのでパッと聞いても誰だかわかりません(笑)そこら辺の感じ方は個人差があると思いますが。

当時はこれら以外にも様々な曲のカバーをライブで披露していたわけですが、インディーズ以前でシングルカットされたカバー曲はこの2曲のみです。

何故この2曲をシングルカットしたんでしょうね。

悪いとは全く思いませんが、他の選択肢も充分にあった中で何故あえてこの2曲を選んだのかは少し気になります。

しかし、当時は藤井校長もかりそめ先生もエビ中を担当していなかったようなので、今となっては知る術がなさそうです。

 

学芸会紹介『3B junior たまらないビデオ キラキラ編』

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《タイトル》

3B junior たまらないビデオ キラキラ編

《公演日》

2009年12月27日

《開催地》

ベルエポック美容専門学校 第2校舎 イベントホール

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2010年3月22日

《メンバー体制》

デビュー前

(奏音、瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本)

《発売形態》

①通常版(DVD)

《収録内容》

1. kiss of beach / 3B junior

2. 未来へススメ!ももいろクローバー

3. Fallin'Snow / momonaki

4. 恋するオトメゴコロ / クリィミーパフェ

ーアンコールー

5. One LOVE / 3B junior

6. あの空へ向かって / 3B junior

 

特典映像(?)

・BLT写真集メイキング&3B junior、49名自己紹介ムービー

・振り付け講座
「kiss of beach」「One LOVE」「なにがなんでも」

・ムーンウォークにチャレンジ!

高山侑子の楽屋探訪

 

【背景】

「3B junior BOOK 2010 winter」の発売を記念して、2009年12月27日にベルエポック美容専門学校原宿校にて開催された『3B juniorの待ち合わせは原宿で!!』の模様を収録した作品。本公演は2部編成で開催された。

本DVDはライブをフルで収録したものではなく、一部の曲のみを収録したものとなっている。(本ライブではエビ中も「Pink Generation」、「はなをぷーん」、「恋☆カナ」を披露したが、DVDには未収録)
一時期はスターダストプロモーションの通販サイト(STARDUST SHOPPERS)にて販売されていたが、現在は絶版となっている。
 
本DVDのライブ映像では、エビ中3B junior*1として出演している。
尚、本作には矢野妃菜喜も出演しているが、この時は矢野はまだエビ中のメンバーではない。(恐らくmomonakiのメンバーとして出演している)
ライブ以外の部分では、「なにがなんでも」の振り付け講座や、自己紹介コーナー、高山侑子の楽屋探訪のコーナー等に登場しているようだ。(ちなみに「なにがなんでも」の振り付け講座は、エビ中の中にももクロのあーりん(佐々木彩夏)が入って一緒に踊る講座の模様)
収録曲は6曲しかないが、収録時間は109分ある(らしい)ので、おそらくライブ以外の映像の方が収録時間が長いと思われる。

 

 

5. One LOVE

作詞:宮下浩司

作曲:宮下浩司

 

【感想】

僕は本作DVDを持っていませんので、感想はいつかDVDを手に入れたら書きます。

 

…ということにしようかと思ったんですが、1曲だけ動画を見つけたので、その感想だけ書こうと思います(笑)

【3BJunior】One Love (2009) 【ももクロ】【エビ中】 - YouTube

 

ということでOne LOVEです。

先に簡単に曲の紹介をすると、この曲は旧3B junior(*1で紹介した2014年11月以降のグループと区別するために、ここでは本作時代の3B juniorを「旧3B junior」と呼称します)の曲です。

旧3B juniorの曲はスターダストに著作権があるので、まだ持ち歌に乏しい時期のスターダストアイドル達はよく旧3B juniorの曲を使います。

そのため、様々な子達が様々な時代で歌い継いでいくのが旧3B junior曲の特徴ですね。

 

このOne LOVEもその例に漏れず、様々なスタダアイドルが歌ってきました。

エビ中も持ち歌が充実するまではよく歌っていた曲です。

さらに、このOne LOVEは2014年1月1日に発売した「スタダ 3Bjunior ラスト大全集」というアルバムに収録されていますが、それを歌っているのはチーム大王イカ and チームホタルイカ

チーム大王イカ」はエビ中に入る前に歌穂ちゃんと莉子ちゃんが所属していたグループで、彼女たちは自身のライブでも頻繁にこの曲を披露していました。

そして、エビ中の直系の妹分にあたる「桜エビ~ず」もライブでこの曲を披露しています。

エビ中の中だけでもなにかと縁のある曲ですね。

 

 

前置きが長くなりましたが感想です。

前述の「スタダ 3Bjunior ラスト大全集」に収録されているものと比べるとキーが低いですが、その他のエビ中動画を見てもこの低いキーで歌っているので、恐らく当時はずっとこの低いキーで歌っていたんだと思います。(ちなみに桜エビ~ずは高い方のキーで歌っていました)

 

このライブも基本的にマイクを持っているのは6人のようですね。

基本的にマイクを持っているのは、ももクロのしおりんこと玉井詩織さん、エビ中の真山、なっちゃん、そして後にエビ中となる妃菜喜ですね。(他の2人は名前が分かりません…申し訳ない!)

ももクロのあーりんこと佐々木彩夏さんや有安杏果ちゃんも台詞パートではマイクを交換しますが台詞が終わるとすぐにマイクを戻すので、基本的にマイクで歌ってるのはこの6人です。

そしてこの6人はずっと最前列にいるのでとても目立ちます。ももクロエビ中も後ろの方にいる子は中々判別できませんね(笑)

そんな重要ポジションなわけですが、真山は上手いからわかるとして、なっちゃんが選ばれているのは意外ですね。いや、失礼ですけど(笑)

声が良く通るからでしょうか。

もう一つ意外だったのは妃菜喜です。歌ってるのはともかく、この面子の中でセンターを張っているというのは少し驚きです。確かにパフォーマンスは良いですが。

もしかすると配置や歌メンにはそこまで深い意味はないんでしょうか。流石にそんなことはないと思いますが。

でも歌の上手さだけで選ばれているわけではないんでしょうね。だとしたら杏果ちゃんが歌メンじゃないのはおかしいですから。

 

真山は既に自分の歌い方が出来始めている感じがしますね。

でもそれ以外の子達は皆あまり大差無い気がします(笑)

ただ、台詞パートのみでもガッツリ印象を残してくるあーりんは流石ですね。

 

これだけ大人数だと踊るのも大変そうですね(笑)

でも振り付けは可愛らしくて好きです。

 

とりあえず「本当に内緒だよ」のところのなっちゃんが可愛いすぎますね(笑)

 

 

【全体の感想】

全体を見てないので全体の感想は書けませんね(笑)

この作品を手に入れたら改めて書きますが、もう絶版になってしまっているので中々手に入らないんですよね。

中古でも高値で取引されているようです。

 

感想が語れないのでうんちくでも語っておくと、芸能3部全体で行われるイベントはこれ以降も続いており、大体毎年年始に行われることが多いです。(このイベントは年末でしたが)

これらのイベントは「3B junior LIVE」というタイトル付くことが多かったのですが、『3Bjunior LIVE FINAL 俺の藤井 2014』を最後にそのタイトルは無くなり(旧3B juniorがなくなったため)、以降は「藤井」というタイトルが付いて毎年開催されています。(※2017年現在)

 

恐らくですが、販売された映像作品の中では最も古い時代のエビ中を収録している作品だと思います。

まさか奏音が在籍している時代の映像が販売されていたとは思いませんでした(笑)

そんな貴重な作品です。

*1:この時点では、スターダストプロモーション芸能3部に所属している高校生以下の女性タレントの総称のこと。しかし現在はその枠組みは撤廃され、それとは別に「3B junior」という名のアイドルグループが2014年11月より存在するため、当時と今では意味合いが全く異なる。

エビ中メンバーの変遷と歴史【旧メンバーその後編】

どうも皆さんこんにちは。

今回は旧メンバーの現在について、簡単に紹介したいと思います。

加入当時については紹介編(エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(前編)】)をご覧ください。

ebira.hatenablog.com

 

今回が「エビ中メンバーの変遷と歴史」のラストです。恐らくは…(笑)

今回も例の如く分かる範囲で書いていますが、間違いがあるかもしれません。詳細をご存知の方はご指摘頂けるとありがたいです。

※ここでいう現在とは2016年12月を指します。

 

【奏音】

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2013年4月に芸名を「七木 奏音(ななき かのん)」に変更し、現在もスターダストプロモーションの女優として活躍中。

『ミュージカル 美少女戦士セーラームーン』シリーズ(セーラーマーズ役)や、『ダンガンロンパ THE STAGE2016』(腐川冬子役)等々、舞台での活動が主流のようだ。公式ブログも存在する。*1

 

2015年11月28日~12月4日にかけて角川シネマ新宿にて1週間限定公開された『EVERYTHING POINT -Limited Edition-』(※1)にて、ナレーションとして出演している(音声のみでなく映像出演もしている)。

奏音が直接エビ中の仕事に関わるのは転校以来これが初めてである(恐らく転校メンバーが関わること自体、この企画が初めてだと思われる)。

 

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ブログ(個人ブログに移行する前に使っていたスターダスト芸能3部用のブログ*2)にはしばしばエビ中メンバー(元メンバーを含む)と写っている写真が投稿されている。

特に松野とは奏音が小学校4年生の頃(エビ中結成以前)から仲が良く*3、転校後もしばしばお互いのブログに登場していた。

(ちなみに2枚目の写真は、右が宇野愛海、その奥が杏野なつ、さらにその奥が奏音ですが、一番左の子はエビ中メンバーじゃありません。誰かは分かりません…)。

 

※1…エビ中ツアーの裏側をロードムービー的に編集した映像作品『EVERYTHING POINT』シリーズの1~3作目をカット編集し、未公開映像を加えた劇場限定作品。

2015年11月28日~12月4日にかけて角川シネマ新宿にて1週間限定公開された後、2016年10月14日~16日にかけて「私立恵比寿中学秋田分校 映写室」(週末名画座シネマパレ)にて再上映された。

それ以降DVD化等はされておらず、現在は視聴する手段が無い。

  

 

宇野愛海

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 現在もスターダストプロモーションの女優として活躍中。

『デスフォレスト 恐怖の森 3』(内田真由役(主演))や、『罪の余白』(新海真帆役)等の映画、さらに現在放送中のテレビドラマ『ウルトラマンオーブ』(霧島ハルカ役)等に出演している。

宇野はテレビや映画等の映像作品の仕事が多いようだ。

公式ブログも存在する。*4

 

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ちなみに、瑞季の転校間際にお互いのブログ(宇野は個人ブログに移行する前に使っていたスターダスト芸能3部用のブログ*5)にて瑞季、宇野、宮﨑の3人で遊んだことが語られており、転校後も交流は続いている模様。

何処へ行くでもなく10時間程喋り続けていたとか…(笑)

 

さらに、2015年12月12,13日に行われた『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」』を瑞季、宮﨑、矢野と共に見に来ている。
しかし、何故か上記3名と違って宇野だけは同ライブBlu-ray作品のメイキング映像には映っていない。
ちなみに、この日の事を綴ったブログでは矢野の名前と顔が伏せられているが、矢野はスターダストの所属ではないのでそこに配慮したものと思われる。
 
(ってザキミヤさんも所属してないんですけどね。それどころか、あの人一応一般人のはずなんですけどね(笑)
何故かザキミヤさんはメイキングとかトークショーとか普通に出てるんですよね。フリーダムですね(笑))

 

 

矢野妃菜喜

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矢野はエビ中を転校後暫くしてスターダストプロモーションを退所し、芸能事務所WARAHATAに移籍。『INORIGAMI』(雨夢役(主演))、『ブラックリスターゼロ』(主演)に出演する。

 

その後ソニー・ミュージックアーティスツに移籍し、2014年4月から「うたたねこ歌劇団」のメンバーとして「月影妃菜喜(つきかげひなき)」の名義で活動している*6

 

さらに、現在はSHIROBACO(※2)店員の3期生としても活動しており、2016年10月17日の『リル・シーニュ新メンバーお披露目ステージ』にて歌タマプロジェクト(※3)の一環であるアイドル系音楽ユニット、『リル・シーニュ』に赤担当として加入している。尚、SHIROBACOでは「矢野妃菜喜」の名義で活動している。

Twitterのアカウントも存在する。*7

 

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私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」』を瑞季、宇野、宮﨑と共に見に来ており、翌4月20日に発売された同ライブのBlu-rayではメイキング映像にて現エビ中メンバーと話している様子が映っている。

また、その後プライベートで真山と遊んだことがTwitterで語られている。

お互いにアニメやゲームが好きなので話が合うのかもしれない(笑)

 

※2…阿佐ヶ谷アニメストリート内にあるアニメコラボカフェ。

アニメ制作会社である株式会社サテライトがプロデュースした店で、定期的に様々なアニメ作品とのコラボ企画を行っているカフェである。

店員が全員「SHIROBACOタマ5」と呼ばれる声優の卵であることが最大の特徴。

ちなみに株式会社ピーエーワークスのアニメ作品「SHIROBAKO」とは直接的な関係は無い。強いて言えば語源が同じ白箱(アニメ業界用語で、放送前にスタッフに配布する最初の映像媒体のこと)からきていることである。ちなみに両者は、「バコ」の綴りが「K」と「C」で異なっている。

 

※3…SHIROBACOタマ5のメンバーの中から結成された3つの音楽ユニットの総称。

本格派アーティスト系ユニットの「e/g(アイ・ジー)」、お兄ちゃん系ユニットの「Vessel Diamond(ヴェッセルダイアモンド)」、アイドル系ユニットの「リル・シーニュ」から成る。

SHIROBACOを主な活動拠点とし、歌って踊れるアイドル声優を目指して定期的にライブを行っている。

  

 

小池梨緒

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転校後CMやPV等に出演する等しており、2014年に「少女劇団いとをかし(※4)の第1回公演のメンバーとなり、同年9月6日及び7日に計4ステージの公演を行った。

その後目立った活動は行っていない模様(私が見落としているだけかもしれませんが…)

 

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ただ、現在はスターダストプロモーションのタレント一覧から名前が消えており、芸能3部用ブログから小池の記事が全て削除されていることから、スターダストプロモーションを退所したものと思われる。

(ちなみに、エビ中及びいとをかしのブログには小池の記事が残っている)

別の事務所へ移籍したのか、芸能界を引退したのかは定かではないが、いとをかしが終了してからは海外へ留学したという噂もあり、移籍ではなく引退した可能性の方が高いと思われる。

 

※4…スターダストプロモーション芸能3部のティーン部門より女優志望を集めて結成した劇団。

この時期にアイドル部門が独立した背景もあり、アイドル活動に代わって女優志望の子を育成するための場でもある。基本的にはミュージカルがメインの演目となっている模様。

ちなみに、第1回公演及び第2回公演の脚本・演出は、エビ中の現代国語の先生こと演出家の近藤キネオ氏が担当している。

 

 

【宮﨑れいな】

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転校と同時に芸能界を引退したため当然その後の動向は不明…と思いきや意外とそうでもない。

 

大学受験予備校・早稲田塾のホームページにて、現役で大学に合格した生徒を紹介する「現役合格物語」というコーナーで宮﨑が紹介されている。*8

ちなみにこのページでは「宮﨑玲奈」という名前で掲載されているが、これは芸能活動の一環ではないため恐らくこれが本名だと思われる。

それ以外にも早稲田塾のバナー広告に使用されたりファッション雑誌 (CanCam) で紹介されたりと、芸能活動を引退した割には目にする機会が多い。

 

2015年11月28日~12月4日の『EVERYTHING POINT -Limited Edition-』(※2)の上映会では、全公演でティーチイン(近藤キネオ監督、校長、ゲストの3人によるトークショー)が実施されており、12月1日のゲストとして宮﨑が出演している。

芸能界を引退しているため、当然エビ中のイベントに出演するのは転校以来初であり、このキャスティングにはファンはおろか理事長(スターダストの取締役)も驚いたという。

(ちなみに僕もこの回に参加しました。宮﨑さんは噂通りサバサバズバズバしていてとても面白いトークショーでした(笑))

 

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先述の通り転校後も交流は続いている模様。特に瑞季とは現役時代からとても仲が良いようだ(※5)。

また、瑞季、矢野と同じく『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」』のメイキング映像にて現メンバーと話している様子が映っている。

 

※5…宮﨑転校直前のブログにて、瑞季は宮﨑のことを親友だと語っている。

ちなみに同時期の真山のブログにも、「カップルみたいに仲が良い瑞季とれいなを見ている事が大好きでした」と書かれている*9*10

 

 

瑞季

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転校後もスターダストの女優として精力的に活動している。

テレビドラマ『GTO(2014)』(住吉のぞみ役)や『仰げば尊し』(音無瑞季役)に出演し、舞台では『音楽劇「現代版若草物語」』(ミドリ役)や『小公女セーラ』(セーラ役(主演))に出演。さらに『眠眠打破』や『楽天ポイント』等のテレビCMにも出演しており、着々と活動の幅を広げている。

瑞季も宮﨑と同じく『EVERYTHING POINT -Limited Edition-』のティーチインゲストとして、2015年11月28日の上映会に出演している。

 

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女優としての活動のみならず、新旧問わずエビ中メンバーとの交流も盛んなようで、転校後にも度々エビ中のブログやメイキング映像に登場している(恐らく転校生の中では最多)。

特に初期メンバーとして長い間共に歩んできた真山のブログに出る回数は一際多く、エビ中結成5周年を祝ったり誕生日を祝ったりと、とても仲がいい様子が伺える。

 

転校後の映像作品では『EVERYTHING POINT2』、『私立恵比寿中学 東西大学芸会2014「エビ中のおもちゃビッグガレージ」』、『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2015「エビ中のオールアトラクスター」』の舞台裏映像等に登場している。

 

 

杏野なつ

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杏野は現在もスターダストに所属しているが、エビ中転校後は殆ど芸能活動は行っていない模様。

杏野はエビ中の現役時代に勉強が好きだと語る反面、度々勉強と芸能活動の両立が難しいという旨を漏らしており、転校発表後のインタビューでも「テスト当日まで仕事が入っている状態で、自分の目標としている成績を取らなきゃいけないっていうので相当いっぱいいっぱいになってしまって」と語っている(クイック・ジャパンvol.113より)。

瑞季、杏野、鈴木の転校理由は皆大学進学と女優業への専念だが、杏野の場合は女優業よりも大学で学ぶことの優先順位の方が高いのかもしれない。

大学での勉強が一段落するまでは本格的な活動はしないのではないかと推察するファンの声も少なくない。

ただ、『EVERYTHING POINT -Limited Edition-』の2015年12月3日の上映会にはティーチインゲストとして出演している。

 

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安本とは特に仲が良いようで、彼女のブログには何度か登場している。

杏野の誕生日には安本が杏野からファンへのメッセージを引き出してブログに載せたこともあった。

また、同時期に転校した鈴木とはエビ中時代から非常に仲が良く、転校後の写真等も一緒に写っていることが多い。

私立恵比寿中学 東西大学芸会2014「エビ中のおもちゃビッグガレージ」』を瑞季、鈴木と共に観覧しに行っており、同映像作品にはその様子が収められている。

 

 

鈴木裕乃

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現在もスターダストの女優として活躍中。

舞台『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記』(水野曜役(主演))で主演及び座長への抜擢される。ちなみにこの時は転校して間もない頃であり、稽古中は「小鳥のさえずりか!」と叱られることもあったそうだ。*11

しかし無事に舞台を成功させ、これを皮切りに『秦基博ひまわりの約束(弾き語りVer.)』のPV出演*12や、映画(及びテレビドラマ)『黒崎くんの言いなりになんてならない』(水野美莉役)への出演、その他各種テレビCMへの出演に加え、舞台『リボンの騎士-鷲尾高校演劇部奮闘記-』(池田まゆみ役(主演))では主演と共に再び座長を任されるなど、次々と活躍の場を拡大している。

さらに、2015年度、2016年度と2年連続で鈴木裕乃オリジナルカレンダーを発売しており、発売記念の握手会も開催されている。(ちなみにエビ中メンバーの廣田あいかも裕乃カレンダーを愛用していたようだ*13

宮﨑、瑞季、杏野と同様に、鈴木も『EVERYTHING POINT -Limited Edition-』のティーチインゲストとして、2015年11月30日の上映会に出演している。

 

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鈴木も他の転校生と同様に何度かメンバーのブログに登場している。

私立恵比寿中学 東西大学芸会2014「エビ中のおもちゃビッグガレージ」』のメイキング映像では瑞季、杏野と共に現メンバーとの会合シーンが収められている。

  

 


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※追記

2016年12月22日に行われた『私立恵比寿中学クリスマス大学芸会2016 エビ中オーシャンズガイド』を瑞季と鈴木が見に行っていた模様。同公演の映像作品が発売された場合、メイキング映像に2人の姿が映っているかもしれない。

 

※更に追記

オーシャンズガイドのメイキング映像には2人ともばっちり映っていました(笑)

それとメイキングには映っていませんが、瑞季と裕乃と一緒に小池梨緒ちゃんも見に来ていたという目撃情報もありました。

公表はされてないので不確実ではありますが、小池梨緒ちゃんは唯一近況が掴めない子だったので、メンバーとの関係が今でも続いているらしいと知れただけでもとても嬉しいですね。

 

 

 

ということで以上で「エビ中メンバーの変遷と歴史」シリーズは終了となります。いかがだったでしょうか。

最初は1つの記事にまとめて軽く紹介するつもりだったんですが何故かこんなに長くなってしまいました…(笑)

書き方が定まってなくて見苦しい文章になってしまって申し訳ないです。

こんな粗末な出来ですが、誰かのお役に立てれば幸いです。ただ、間違った情報や僕の曲解もあるかと思いますので、あまり鵜呑みにしすぎず参考程度に見て頂くのがいいかと思います。

エビ中は新旧含めてメンバー同士の仲が良いグループだと思います。仲良きことは美しきかなですね。彼女たちが益々活躍することを祈っています。

 

次回からは楽曲の紹介に入りたいと思います。やっとかよ(笑)

更新ペースは遅めですが、次回も見て頂けるとありがたいです。

 

エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(後編)】

前回(エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(前編)】)からの続きです。 

ebira.hatenablog.com

 

※ここでいう現在とは、2016年12月を指します。

 

 【インディーズ時代】

 

 <2010年8月7日>

初のオリジナル楽曲「えびぞりダイアモンド!!」発売。

 

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メンバーは総勢12人。人数が多いため衣装等に回す資金的余裕がなく、自前の靴を使用してライブを行っていた時期もあったそうだ。因みに上記メンバーでの活動期間は、メジャーデビュー前では2番目に長い。 

 

<2010年11月23日>

『エビ☆フェス』にて柏木ひなたの転入と、1月10日のライブをもって宇野愛海が転校することが発表される。

 

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名前:柏木 ひなた (かしわぎ ひなた)

愛称・呼び名:おもち、ひなた

生年月日:1999年3月29日

血液型:B型

転入時年齢:11歳(小学6年生。安本、廣田、松野と同学年)

在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:13番

現出席番号:10番

個人カラー:オレンジ

学年カラー:緑

旧キャッチフレーズ(9人時代まで):エビ中の末っ子

新キャッチフレーズ(8人時代から):エビ中のいつも笑顔なおもちゃ箱

メジャーデビュー前最後の追加メンバーにして現役メンバーの一人。

当時エビ中最年少。

小学4年生の時に安室奈美恵に憧れてダンスを習い始め、小学5年の12月に当時安室奈美恵が所属していたヴィジョンファクトリーにスカウトされるも審査で落ちる。しかしその後、同じ12月に表参道にてスターダストプロモーションからのスカウトを受け、所属することとなる。

エビ中で唯一研究生として加入しているが、研究生という名目に深い意味はなかった模様。

当時最年少ながらも、加入時から歌もダンスもハイレベルなエビ中のエースメンバー。

喜怒哀楽がはっきりしており、感情がすぐに表情や態度に表れる。

末っ子らしく、活発ではつらつとした性格。

愛称のおもちは、柏木→柏餅→もちと転じた結果だが、近年はこの愛称で呼ばれることは殆どなくなった。

8人になってからは末っ子ではなくなったためか、徐々に大人びた性格へ変わってきている。

また、瑞季からダンス部長を受け継ぎ「2代目ダンス部長」となった。

2015年12月17日に突発性難聴との診断を受け、暫く活動を休止していた。現在は復帰しているが、完治は難しいため療養との折り合いをつけながら活動を続けている。

歌手の安室奈美恵と女優の米倉涼子の大ファンである。

好きな食べ物は肉。特に豚肉が大好物。

 

 <2011年1月10日>

『3B junior 2011 New Year LIVE 3B juniorのZEROからスタート待ってろサンプラザ!!』にて宇野愛海が転校

 

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宇野愛海】在籍期間:約1年5ヶ月

奏音に続き2人目に転校したのは、同じく初期メンバーの宇野愛海。転校の理由は女優業に専念するため。柏木とはほぼ入れ替わりに近い形で転校した。

柏木が転入してから宇野が転校するまでの間(約1ヶ月半)は13人体制であり、これはエビ中の歴史の中でも最多の人数であった。

 

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ちなみに、この日のイベントには奏音も参加していた(エビ中としてではなく、『Me☆Star』という期間限定ユニットとしての参加)。

このイベントが初期メンバーが公式イベントで集結する最後の場となった。

 

このイベントの一部始終は、スカパー!(スカパー!HD) PigooHD 及び、スカパー! エンタ!371にて放送されていた番組「小中高一貫 ももえび学園」の第八話にて放送された。

「小中高一貫 ももえび学園」はDVD化もされたが、現在は絶版となっている。

 

<2011年2月21日>

公式ブログにて、矢野妃菜喜が3月20日の『エビ☆フェス』を最後に転校することを発表。(しかし、東日本大震災によってこのイベントは中止となったため、矢野の転校は4月17日まで延期となる)

 

<2011年3月末日>

石崎裕士がかりそめ先生としてエビ中のA&R(楽曲の発掘・契約・制作の担当)に就任。以降現在に至るまでA&Rを務める。

エビ中Twitterを担当したときに「スタッフ(仮)」と書かれたことや、一般人からするといまいちどういう仕事をしているのか分からないことから、かりそめ先生と呼ばれている。

 

<2011年4月17日>

『スタ☆フェス vol.20 1部 矢野妃菜喜 ザ・ファイナル』にて矢野妃菜喜が転校。

 

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矢野妃菜喜】在籍期間:約1年2ヶ月

3人目の転校生は矢野。ブログには新しい自分を見つけるために転校すると書かれていた。親の転勤が原因ではないかと推察する声もある。ちなみにこの発表の少し前にロングヘアをバッサリと切っている。

3月20日のイベントが震災によって中止になり、4月17日まで転校が延びたことで、4月10日に行われたももいろクローバーのイベント『4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~』へのゲストとして矢野も出演している。

 

<2011年5月某日>

近藤キネオが現国の先生(演出担当)に就任。以降現在に至るまで、エビ中のライブ演出やDVD等のディレクションを務めている。

 

<2011年6月7日>

公式ブログにて、小池梨緒が転校したことが発表される。

 

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小池梨緒】在籍期間:約1年0.5月

小池の転校は突然公式ブログにて発表され、そのままエビ中としてファンの前に姿を現すことなく転校してしまった*1。理由は学業との両立が難しいため。

小池は塾、ピアノ、花等の多くの習い事をしていた上、漫画を読むことを禁止されていたり、テストの合格点が90点であったりと厳しい教育方針があったようだ。とはいえ厳しいばかりではなく、遊びに連れて行ってもらうことももちろんあった。ただ、そういう背景が絡んでいる可能性は高いとファンの間では囁かれている。

 

<2011年6月14日>

2度目の出席番号変更及び、自己紹介決定。これにより現在の出席番号となる。

YouTube及びニコニコ動画にて新出席番号および自己紹介の紹介動画が配信された。

【私立恵比寿中学】個人面談してください!〜前半〜【エビ中】EBC-001 - YouTube

【私立恵比寿中学】個人面談してください!〜後半〜【エビ中】EBC-002 - YouTube

 

<2011年6月19日>

タワレコ先生!2限目自習ですか? 第2部』にてリーダー就任式が行われ、宮﨑れいながリーダーに就任する。

(ちなみにこのイベントの第1部にて、突如転校してしまった小池に向けて松野が手紙を読んだ。*2

私立恵比寿中学 リーダー就任式 - YouTube

 

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小池の転校後、出席番号のリセット、自己紹介の決定、リーダーの任命、と新生の準備を整え10人体制で再始動したエビ中。この10人体制は、ここまでのエビ中の歴史の中で最も長い期間続く体制となる。

 

<2011年7月19日>

古溝由紀(みぞっち)がエビ中の副担任(マネージャー)に就任。以降現在に至るまでマネージャーを務める。

 

<2011年12月4日>

私立恵比寿中学LIVE ~エビ中、東京凱旋紅白落選!!~』にて、宮﨑れいなが12月26日のライブをもってエビ中を転校し、芸能界も引退することを発表。

 

<2011年12月26日>

私立恵比寿中学LIVE』にて宮﨑れいなが転校。芸能界を引退した。

 

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宮崎れいな】在籍期間:約2年5ヶ月

メジャーデビュー前最後の転校生は、初期メンバーにしてエビ中のリーダー宮﨑れいな。エビ中からの転校だけでなく、芸能界も引退した。理由は学業に専念するため。

メジャーデビュー発表の目前だった(発表は2012年2月22日)ため、このタイミングでの転校になった要因の一つはメジャーデビューである可能性もある。

宮﨑以降エビ中にリーダーは存在しない。宮﨑の親友である瑞季は、当時宮﨑から相談を受けることがしばしばあり、それを聞いて(自分を入れて)10人もの人数をまとめるプレッシャーや責任の重さを感じていたという。宮﨑が転校した際にそれを踏まえて皆で話し合い、誰か一人にその重責を背負わせるのは止めようという話になったことからエビ中はリーダーを作らなくなった、と後インタビューで瑞季は答えている(※Quick Japan vol.108より)。

 

【9人時代】

<2012年5月5日>

 「仮契約のシンデレラ」にてメジャーデビュー。

 

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瑞季、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木の9人でメジャーデビュー。

以降、テレビ、ラジオ、雑誌等様々なメディアに取り上げられながら快進撃を続けた。翌2013年12月8日に行われた『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2013「エビ中のスター・コンダクター」』は、メジャーデビューからさいたまスーパーアリーナでのライブ公演を行うまでの期間において当時の日本人史上最短記録を更新した。

 

<2012年09月某日>
隅内香小李(ウッチー)がエビ中の副担任(マネージャー)に就任。以降現在に至るまでマネージャーを務める。

 

<2013年12月26日>

公式Ustreamにて瑞季杏野なつ鈴木裕乃の3人が2014年1月15日の日本武道館公演をもって転校することが発表された。

当時のエビ中はサークルKサンクスクリスマスキャンペーンのタイアップを行っており、メンバーの脱退発表はキャンペーン終了までストップがかかっていた。その上翌1月4日が9人体制最後のライブとなるため、このタイミングでの発表となった。

 

【11人時代】

(便宜上こう呼びます。9人時代及び8人時代在籍メンバーは全員ここに含まれます)

 

<2014年1月4日>

3Bjunior Live Final“俺の藤井”2014』にて小林歌穂中山莉子が転入。 

 

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名前:小林 歌穂 (こばやし かほ)

愛称・呼び名:ぽーちゃん

生年月日:2000年6月12日

血液型:A型

転入時年齢:13歳(中学1年生)

在籍時期:8人時代(現在)

現出席番号:11番

個人カラー:黄色

学年カラー:ピンク

キャッチフレーズ:歌う稲穂、ダンシングライス

スターダストのアイドルグループ「チーム大王イカ」からエビ中へ転入。スターダストへは、小学6年生の夏休みに原宿でスカウトされて入っている。

中山と共に、校長と理事長に実力ではなく人柄で選ばれた人物。(理事長が二人を推薦し、校長が最終的な判断を下した)

杏野から黄色の個人カラーと大部分の既存曲の歌割りを引き継ぐ。

とにかく笑い上戸で常に笑顔を絶やさない。

温厚でとても優しい性格をしているが、その分かなり遠慮がちで、人に気を遣いすぎる傾向がある。

安本のことを師匠と呼び慕っている。どんなつまらないギャグでも笑ってくれるため、安本も助かっているとのこと。

平凡人という自作のオリジナルキャラクターが存在する。

好きな食べ物は餃子。

2016年8月27日に軽度のバセドウ病と診断されたことを発表した。一時期はライブに参加してもダンスはせずに椅子に座って歌う等していたが、現在はある程度回復し、無理のない範囲で活動を続けている。

 

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名前:中山 莉子 (なかやま りこ)

愛称・呼び名:りったん

生年月日:2000年10月28日

血液型:O型

転入時年齢:13歳(中学1年生)

在籍時期:8人時代(現在)

現出席番号:12番

個人カラー:水色

学年カラー:ピンク

キャッチフレーズ:さそり座の中学生

小林と同じく「チーム大王イカ」からの転入生。

スターダストへは小学5年生の時に原宿でスカウトされて所属。

ちなみに、2013年6月30日に行われたミュージカル『エビ中文化祭 ~恵比寿リトル歌劇団、ふたたび~』に映像でゲスト出演している。転入前から家族揃ってエビ中のファンだった。

鈴木から水色の個人カラーと大部分の既存曲の歌割りを引き継ぎ、柏木からはエビ中最年少の座を引き継いだ。

転入当初はとても臆病で引っ込み思案であり、小動物のようだと言われることが多かった。

しかし段々と頭角を現し始め、近年では多少のことでは動じない豪胆な性格が露わになってきている。

周囲の思惑はあまり意に介さず我が道をゆくタイプで、興味の無いことには殆ど関心を示さない。

何を考えているのか、何をしだすのかが全く読めない意外性の高いキャラクター。

思っていることを言葉にするのが苦手なため、自身を日本語が不自由だと言っている。

好きな食べ物はきゅうりとさくらんぼ。

 

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ここから4月15日までの約3か月半の間は11人体制となる。(ただし、杏野は1月6日頃から海外留学に出ており4月7日頃まで帰国しないため、実質杏野を除く10人での活動であった)

 

<2014年03月21日>

 『Luck To The Future PART2』にて安本、廣田、柏木が自己紹介を変更。さらに、小林、中山が自己紹介を初披露。

 

<2014年4月15日>

 『私立恵比寿中学合同出発式 ~今、君がここにいる~』にて、瑞季杏野なつ鈴木裕乃が転校。

 

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瑞季】在籍期間:約4年8ヶ月

杏野なつ】在籍期間:約4年6ヶ月

鈴木裕乃】在籍期間:約3年11ヶ月

メジャーデビュー以降初の転校生(脱退者)となった瑞季、杏野、鈴木。転校の理由は3人とも学業(大学進学)と女優業への専念。

当時のスターダストプロモーションは、ももクロエビ中、しゃちほこ等のアイドル事業の成功を受け、芸能3部の中からアイドル部門を独立させることが決まっており、これによりスターダストのアイドルグループは女優部門とは袂を分かつことになっていた。しかし、エビ中ももクロ等のこれまでに作られたアイドルグループはもともとアイドルをやるつもりだった子を集めたグループではない(スターダストは女優事務所の大手のため、むしろ女優志望の子の方が多かった)ため、各グループのメンバーはそれぞれ女優の道かアイドルの道かの決断を迫られる形となった。(事実、俺の藤井2014をもって多くのスターダストアイドルが解散している。)この背景が3人が同時に転校することとなった主な原因の一つであると考えられる。

 

 

【8人時代

 

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こうしてエビ中は、真山、安本、廣田、星名、松野、柏木、小林、中山による8人体制となった。 ミュージックステーションへの出演や、セ・パ交流戦の応援キャラクターに就任するなど活気づく一方で、柏木と小林が病気を患ってしまうなどの逆風も強い。これからどうなってゆくのか予想することは難しいが、今後も目が離せないことには違いない。

 

www.youtube.com

2015年2月20日にYouTubeにて公開された公式のエビ中紹介動画。(最初の記事にも載せましたが、直にこの記事に来る人の方が多いので念のため再掲)

ちなみに2月20日は、エビ中にとって2度目の出演となるミュージックステーション(Mステ)の放送日である。この2度目の出演は、2月6日にMステに初出演したエビ中が大きな反響を呼んだことにより急遽出演が決まったもの。

そのため、この動画はMステを見てエビ中に興味を持った人達をターゲットにして作られたものだと思われる。

 

 

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ちなみに転校したメンバーとは仲が良いようで、しばしば一緒に遊んだりライブを見に来たりしているようだ。メンバーのブログやメイキング映像に稀に登場することがあるので、過去のメンバーについて知っておくと、今後のエビ中をより一層楽しむことができるかもしれない(笑)

 

 

ということでこれにて紹介編は終了です。いかがだったでしょうか。

いや~長すぎですね(笑) こんなに長くする気はなかったんですが、書いてるうちにあれよあれよとどんどん膨れ上がってきてしまい、結果このようなことになってしまいました…(笑)

そんなこんなで読みづらい文章&構成になってしまって申し訳ありませんでした。

次回は転校メンバーの現在についてまとめようかと思ってます。

いつになったら曲の紹介するんだろうか…(笑)

 

次回⇒エビ中メンバーの変遷と歴史【旧メンバーその後編】

ebira.hatenablog.com

 

エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(前編)】

前回(エビ中メンバーの変遷【前置き編】)からの続きです。いよいよ本題に入ります(笑)

主観的な意見も多分に含まれますのでご注意下さい。

インディーズ時代以前のメンバーについては情報が少ないため、分かる範囲で記載しています。

詳細をご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください…笑

※ここでいう現在とは、2016年12月を指します。

 

【デビュー前】

<2009年7月26日>

『スタ☆フェス Vol.006』にて、私立恵比寿中学というグループが新たに結成されることが発表された。

メンバーもステージにあがったが、この日は8月4日公演の告知のみでライブは行っていない。

ちなみに、同イベントにて ももいろクロ―バーに有安杏果が加入した。

 

<2009年8月4日>

奏音、宇野愛海瑞季、宮﨑れいな、真山りかによる5人組アイドルグループ私立恵比寿中学結成。『スタ☆フェス 番外編vol.2』にてお披露目される。

 

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名前:奏音(かのん)

愛称・呼び名:のんちゃん

生年月日:1997年2月7日

血液型:A型

結成時年齢:12歳(中学1年生)

在籍時期:デビュー前

旧出席番号:1番

エビ中結成以前から雑誌やテレビでの芸能活動を行っていた。

アイドルユニット「Piecees」での活動を経てエビ中のメンバーとなる。

 

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名前:瑞季(みずき)

愛称・呼び名:瑞季

生年月日:1997年2月27日

血液型:O型

結成時年齢:12歳(中学1年生。奏音と同学年)

在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代

旧出席番号:2番(変更後:1番)

現出席番号:1番(現在は欠番)

個人カラー:赤 

学年カラー:青

キャッチフレーズ:エビ中のダンス部長

小学6年生の時にスカウトされスターダストプロモーションへ所属。程なくして私立恵比寿中学のメンバーとなる。

マイペースだがしっかり者で、9人時代にはグループのまとめ役として皆を支える。

ダンスの覚えが人一倍早く、かつ正確なためエビ中のダンス部長と呼ばれることになる。左側の口元にあるほくろがトレードマーク。

(ちなみに画像によってはほくろが右側にあるものがあるが、それはインカメラを使用した自撮り特有の反転現象によるもの)

 

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名前:宇野 愛海(うの なるみ)

愛称・呼び名:なる

生年月日:1998年3月19日

血液型:A型

結成時年齢:11歳(小学6年生)

在籍時期:デビュー前、インディーズ時代

旧出席番号:3番(変更後:2番)

奏音と同じく「Piecees」の元メンバー。

この時点で既に雑誌、CM、ドラマ、映画等様々な活動歴を持っていた。初期メンバーの中では最年少。

 

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名前:宮﨑 れいな(みやざき れいな)

愛称・呼び名:れいにゃん、ザキミヤ

生年月日:1997年8月24日

血液型:O型

結成時年齢:11歳(小学6年生。宇野と同学年)

在籍時期:デビュー前インディーズ時代

旧出席番号:4番(変更後:3番)

現出席番号:2番(現在は欠番)

個人カラー:薄ピンク?(元々は宮﨑がピンクで、星名が薄ピンクだったという説も)

キャッチフレーズ:天使と小悪魔のハートを持つ冷静リーダー

2009年3月3日発売のりぼん4月号にてオーディションの準グランプリに選ばれており、以降りぼんガールとしてりぼんのレギュラーモデルとなっている。(エビ中結成以降は、エビ中と並行してりぼんガールの仕事も行っていく)

後に2011年6月19日の「リーダー就任式」にて初代リーダーに就任することとなる。エビ中にとって最初で最後のリーダー。

思ったことははっきりと言うサバサバとした性格の持ち主。

しっかり者で面倒見も良いため頼れる存在であった。

  

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名前:真山 りか(まやま りか)

愛称・呼び名:真山

生年月日:1996年12月16日

血液型:A型

結成時年齢:12歳(中学1年生。奏音、瑞季と同学年)

在籍時期:デビュー前インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:5番(変更後:4番)

現出席番号:3番

個人カラー:紫

学年カラー:青

キャッチフレーズ:エビ中のハイテンションガール

 唯一現役の初期メンバーで、結成から現在まで常にグループの最年長である。

小学5年生の時にエイベックスのオーディションを受けるが落選。

その後スターダストプロモーションの「春の川崎オーディション」を受けて見事合格し、スターダストに所属することとなる。

ハイテンションガールがキャッチフレーズであり、ライブでは盛り上げ役であった。が、年を経るごとにテンションが落ち着いてきている。

そもそも根っからのハイテンションガールというタイプではなく、むしろどちらかといえば根暗な方である(笑)

空回りし易く、繊細な心の持ち主だが、人一倍努力家でストイックでもある。

アニメや乙女ゲームが大好きで、声優の田村ゆかりの大ファン。

後(2014年11月26日)に「Liar Mask」にてソロデビューし、エビ中と両立していくこととなる。

大のラーメン好きでも知られている。

 

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上記5人がエビ中の初期メンバーとなる。当初は日々のレッスンの成果を披露するための期間限定ユニット(練習ユニット)と言われていた。主にスターダスト主催のイベントや、先輩アイドル『ももいろクローバー』のイベント等に出演し活動を行っていた。

現在でも使われている「King of 学芸会(gakugeeekai)」というキャッチコピーはこの頃(2回目のライブ)*1から使われていた模様。それと合わせて「キレのないダンスと不安定な歌唱力」という自虐的なキャッチコピーを掲げることで、パフォーマンス力の低さを逆手にとっていた。

当時のエビ中のマネージャー(校長のポジション)はサトエリと呼ばれる女性マネージャーだった。

グループ名はスターダストプロモーションの本社が渋谷区恵比寿にあることに由来する。「中学」の部分は、中学生くらいの子達を集めたグループであることからだと思われる。命名者は「理事長」ことスターダストプロモーション取締役の藤下リョウジ氏。

 

www.youtube.com

エビ中結成時の初イベント『スタ☆フェス 番外編vol.2』の様子。当時はまだオリジナルの楽曲を持っていなかったため、既存曲のカバーを披露していた。

 

<2009年10月3日>

『魅惑のワンダーランドinアムラックス東京 ももいろアドベンチャー』にて杏野なつ安本彩花が転入。(この時点では二人とも姉妹グループである「みにちあ☆ベアーズ」との兼任だった)

 

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名前:杏野 なつ(あんの なつ)

愛称・呼び名:なっちゃん

生年月日:1997年7月21日

血液型:O型

転入時年齢:12歳(小学6年生。宇野、宮﨑と同学年)

在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代

旧出席番号:6番(変更後:5番)

現出席番号:4番(現在は欠番)

個人カラー:黄

学年カラー:ピンク

キャッチフレーズ:黙っていれば清純派

みにちあ☆ベアーズからの転入生。両グループの兼任を経て、中学生に上がる際に本格的にエビ中に移籍した。スターダストプロモーションにはスカウトで入っている。

インディーズ後期からはエビ中のMC担当としてトークの大黒柱となる。

エビ中の活動を行いつつ勉学にも手を抜かず、学業においても優秀な成績を収めていた模様。

持ち前の頭の回転の速さから繰り出されるキレの良いツッコミは、ボケの比率が圧倒的に高いエビ中にとってなくてはならない存在だった。

頭が良いが真面目な堅物という訳でもなく、意外とユーモラスな面もある。

ただ、あまり表に出てこない側面であるため、楽屋のなっちゃんはもっと面白いと語るメンバーも少なくない。

 

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名前:安本 彩花(やすもと あやか)

愛称・呼び名:あやちゃん、やっさん

生年月日:1998年6月27日

血液型:O型

転入時年齢:11歳(小学5年生)

在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:7番(変更後:6番)

現出席番号:5番

個人カラー:緑

学年カラー:緑

キャッチフレーズ:トマト大好きリコピン少女

杏野なつと共にみにちあ☆ベアーズからエビ中に転入。当時グループ最年少。

現在もエビ中に在籍している。

小学4年生の時に竹下通りでスカウトされスターダストに所属することとなる。

人見知りがとても激しく非常に内気な性格だが、それ以上に純粋で優しい心の持ち主。ズレた感覚と天然振りから独特のユーモアを発揮する、愛されキャラクター。

加入当初から現在に至るまで、パフォーマンスやトーク、人気獲得のための作戦等様々なアドバイスやダメだしを父親から受けており、安本の父親は安本の「影のプロデューサー」だと言われている。しかし、安本の父には芸能関係の仕事の経験は一切ないらしい(笑)

加入時から歯の矯正をしており、インディーズ時代はずっと歯の矯正をしたまま活動していた。2012年7月21日に、USTREAMにて2年半振りに安本の矯正が外れた事が発表された。*2(ちなみにこの発表は、発表の数日前にエビ中ホームページに謎の日数カウントダウンを表示し、重大発表ありとの予告まで行われるというかなり大袈裟な演出が行われた)

インディーズ及び9人時代には、抑揚が一切ない代わりに全く音程を外さない特徴的な歌い方から、エビ中ボーカロイドと言われていた。ちなみに命名者は前山田健一氏。*3

杏野からMCを引き継ぎ、8人時代のMC担当となる。

初めは慣れない大役に苦戦していたが、内気な性格も徐々に克服していき、今では持ち前のユーモアを生かしてオンリーワンのMCをしている。

キャッチフレーズは好物のトマトからだが、よく食べるというわけではないらしい。本人いわく「良い距離感を保っている」とのこと。

 

<2009年10月某日>

續いくえが体育の先生(振り付け担当)に就任。

この時はカバー曲である「なにがなんでも」の振り付けを担当して終わるはずだったが、その後も続々とエビ中からのオファーが増え、結果的にエビ中振り付け担当となった。(ただし全ての振り付けを担当している訳ではない)

 

 

www.youtube.com

SKY PerfecTV!371ch. エンタ!371にて放送されていた番組「スタ☆どん~週末ヒロインたちの夏~」の映像。動画後半が『スタ☆フェス vol.009』(下記参照)でのエビ中の様子。

エビ中の前にパフォーマンスしているみにちあ☆ベアーズには、兼任の杏野と安本に加えて、今後エビ中に加入することになるメンバーの姿も見られる。

 

【インディーズ時代】

 

<2010年2月14日>

『スタ☆フェス vol.009』にて奏音の転校矢野妃菜喜の転入が発表される。(同イベントにて、エビ中初のCD(カバーシングル)となる「朝のチャイムがなりました!」が発売されている。)

 

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名前:矢野 妃菜喜(やの ひなき)

愛称・呼び名:ひなき、ぴなき

生年月日:1997年3月5日

血液型:A型

転入時年齢:12歳(中学1年生。奏音、瑞季、真山と同学年)

在籍時期:インディーズ時代

旧出席番号:8番(変更後:7番)

奏音、宇野と同じく「Piecees」の元メンバーであり、Piecees脱退後、北海道を拠点としたアイドルグループ「momonaki」のメンバーを経てエビ中に転入。

歌唱力が高く、ファンやメンバーからはしばしば「天使の歌声」と形容されていた。尚、この日発売されたCDには奏音と矢野の音声は含まれていない。  

 

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【奏音】在籍期間:約6か月

エビ中初の転校生(脱退者)となった奏音。転校の理由は発表されていないが、当時奏音は個人の仕事が忙しくなりエビ中の活動を欠席することが多くなっていたようだ。メンバーの真山りかは後に、当時のマネージャーに「奏音と他のメンバーではレベルが違いすぎる」と言われたことがあると語っている(※ B.L.T. 2015年12月号別冊付録 エビ中100000字超ロングインタビューより)。奏音の夢はエビ中結成以前から女優で一貫していたが、転校後すぐに女優業に専念した訳ではなく、転校後もいくつかの期間限定ユニット(『Me☆Star』や『ふじっこQ.Q』)に所属しているため、大人の都合で転校した可能性も考えられる。奏音と入れ替わる形で矢野が転入した。

 

<2010年4月某日>

藤井ユーイチがエビ中の校長(チーフマネージャー)に就任。以降現在に至るまで、エビ中チーフマネージャーを務める。*4 

 

<2010年4月10日>

ももいろローバーメジャーツアー2010春の最強タッグ決定戦~炎の約28番勝負~:第12話「勝負スパート」』にて廣田あいかが転入。(因みに同イベントにて、星名美怜もステージに上がって挨拶をしたが、この時点では星名はまだ転入していない)

 

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名前:廣田 あいか(ひろた あいか)

愛称・呼び名:ぁぃぁぃ(小文字表記)

生年月日:1999年1月31日

血液型:A型

転入時年齢:11歳(小学6年生。安本と同学年)

在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:9番(変更後:8番)

現出席番号:6番

個人カラー:黄緑

学年カラー:緑

旧キャッチフレーズ(9人時代まで):エビ中のマスコット

新キャッチフレーズ(8人時代から):ミラクルマジカルマスコット

現役メンバーの一人。

安本に代わりグループ最年少となるメンバーだが、生後9か月から赤ちゃんモデルとして芸能活動を行っていたため芸歴はかなり長い。

以前は別の事務所に所属していたがステップアップのために当時の事務所を辞め、2010年4月1日に「スターダスト芸能3部101人目を探せオーディション」に合格し、スターダストプロモーションに所属。

初めからエビ中に入れるつもりで採用されたようで、合格から2日後にレッスンが始まり、その6日後にはエビ中のメンバーとしてステージで踊っている。

特徴的な地声とそこからは想像出来ない程力強い歌声、鉄道やアイドルに対するマニアックな博識振り、奇抜なファッション、激しいダンス、達観した精神等々、一人でキャラクターの渋滞を起こすほど個性豊かな人物。

一目見たら忘れられない程のインパクトを持ちながらも知れば知るほど奥が深いことから、エビ中の入口と呼ばれることも多い。

表面的には可愛らしい印象を受けるが、内面はかなりロックな性格をしている。

パフォーマンス力だけではなく状況を判断する賢さにも長けているため、トークにおいても非常に頼りになる存在。

転入当時は泣き虫な子だったが、今はステージの上では泣かないことをポリシーとし、それを貫いている。

 

<2010年4月11日>

杏野なつ安本彩花みにちあ☆ベアーズを卒業。エビ中との兼任状態が終了する。(因みにこの時に小池、鈴木、松野もみにちあ☆ベアーズを卒業している)

 

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8人となったエビ中。しかしこの後すぐに メンバーが4人増えることとなる。

 

<2010年5月22日>

『スタ☆フェス vol.10 私立恵比寿中学えび50%増量記念ライブ やれることはやりました2010』にて星名美怜小池梨緒鈴木裕乃松野莉奈が転入。(小池、鈴木、松野はみにちあ☆ベアーズからのスカレーター転入)

 

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名前:星名 美怜(ほしな みれい)

愛称・呼び名:みれいちゃん

生年月日:1997年11月2日

血液型:B型

転入時年齢:12歳(中学1年生。宇野、宮﨑、杏野と同学年)

在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:10番(変更後:9番)

現出席番号:7番

個人カラー:ピンク

学年カラー:ピンク

キャッチフレーズ:360度どこから見てもアイドル

現役メンバーの一人。

小学校6年生の11月に竹下通りでスカウトされ、スターダストプロモーションに所属。スターダスト以外にも様々な会社からスカウトを受けていたが、医者になるのが夢だったためすべて断っていた。しかし、スターダストの所属タレントである柴咲コウのファンだったためスターダストへの所属を希望した。

甲高い声とキャピキャピとした振る舞いが特徴的な天真爛漫娘。

身体能力が高い上に勉強も出来る文武両道型だが、かなりのおっちょこちょい。

思い立ったら後先考えずに即行動する大胆な性格。

当時のエビ中にはヘアゴムは黒のみ着用可という校則があったが、それを知らずにカラーゴムを着用したり、まだ持ち歌すら持っていないにも関わらず「紅白に行きたい」と語る等、その破天荒さでメンバーやファンを驚かせた。(ちなみにヘアゴムの校則はこれを機にうやむやになり霧散した)

当時のエビ中には我の強い子が居なかったため、アイメイクやヒール等のませたファッションからトークの際に一歩前へ出る積極性まで、とにかく型破りな星名のキャラクターはメンバーに大きな衝撃を与えたようだ。

好物はフルーツ。特に苺が好きらしい。

 

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名前:小池 梨緒(こいけ りお)

愛称・呼び名:りおたん

生年月日:1998年1月18日

血液型:A型

転入時年齢:12歳(中学1年生。星名らと同学年)

在籍時期:インディーズ時代

旧出席番号:11番(変更後:10番)

元は みにちあ☆ベアーズのメンバーだったが、中学生になったためみにちあを卒業。

そのままエスカレーター式にエビ中に転入した。2004年放送のドラマ(離婚弁護士)に出演する等しており、芸歴は長い。

 

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名前:鈴木 裕乃(すずき ひろの)

愛称・呼び名:ひろの

生年月日:1998年3月24日

血液型:AB型

転入時年齢:12歳(中学1年生。星名、小池らと同学年)

在籍時期:インディーズ時代、9人時代

旧出席番号:12番(変更後:11番)

現出席番号:8番(現在は欠番)

個人カラー:水色

学年カラー:ピンク

キャッチフレーズ:テニスの王女様

小池と同じく、みにちあ☆ベアーズからのエスカレーター転入。

みにちあと並行して、BSフジで放送されていた子供向け情報番組「We Can☆」にも1期生として出演しており、2009年の9月9日にWe Can☆Girlsとして同番組のオープニングテーマソング「We Can☆」でCDデビューしている。(けいじばん )(We Can☆ ダンス(生歌Ver) - YouTube

小学4年生の冬にお台場でスカウトされて以降スターダストプロモーションに所属。

当時数多くのスカウトを受けていたが、人前に出るタイプではなかったため全て断っていた。

しかし、あまりにもスカウトが多いため、「やれるんじゃないか」と思い始めた矢先にスターダストからスカウトを受けたため所属することとなった。

歌やダンスは得意ではなかったが、小池や松野がみにちあからエビ中への転入を受け入れたため、それに乗っかる形でエビ中に転入した。*5

この芯の無さに由来してか、他に類を見ない程の脱力系キャラクターである。

歌やダンスにものんびりとした裕乃イズムが遺憾なく発揮されており、初見の人には「やる気がない」と捉えられがちだが、本人は至って真剣に取り組んでいた模様。

また、そののんびりとした立ち振る舞いが、余裕綽々*6で優雅にも見えることから、「お嬢様」と形容されることも多い。

どんな時でもらしさを崩さないマイペースな性格。

この底の見えなさと掴み所の無さが多くのファンを魅了した。

キャッチフレーズは特技のテニスから。

好きな食べ物は枝豆。 

  

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名前:松野 莉奈(まつの りな)

愛称・呼び名:りななん

生年月日:1998年7月16日

血液型:A型

転入時年齢:11歳(小学6年生。安本、廣田と同学年)

在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)

旧出席番号:13番(変更後:12番)

現出席番号:9番

個人カラー:青

学年カラー:緑

キャッチフレーズ:見た目は大人、中身は子供

現役メンバーの一人。

当時は中学生になったらみにちあを卒業してエビ中に入るというシステムだったが、松野は背が高くなり、みにちあの衣装が着れなくなってしまったため1年早くみにちあを卒業してエビ中へ転校した。(翌年からはみにちあからエビ中へのエスカレーター方式は廃止されているため、松野は背が高くなければエビ中には入っていない可能性が高い)

小学1年の時に表参道でスカウトされスターダストプロモーションに所属しており、芸歴は長い。

抜群のルックスを誇るが、その美しさとは裏腹に非常に子供っぽい性格をしている。興味の有無によってテンションが著しく変化するタイプ。

父親がシェフで母親がパティシエという家柄のせいか、食べることが大好きで、しばしば食いしん坊キャラとして扱われる。

9人時代初期辺りまでは好きな食べ物はたこ焼きと公言していたが、段々とヤングコーンに好物代表の座を奪われていったようで、2016年7月19日に行われた自身のソロライブ『rinanan RADIO SHOW!!』では、一番好きな食べ物はヤングコーンと語っている。

ちなみにその際、安本とトマトの関係性の様に、たこ焼きとは(良い意味で)距離を取っていると語っていた。

現在は美貌に益々磨きがかかり、エビ中のモデル担当と言われている。

既に転校している奏音とは小学2年生の時からの仲で、何度かブログに2人の写真が掲載されている。

 

※2017.2.26追記

2017年2月8日、致死性不整脈により急逝されました。

まだ18歳。あまりにも早すぎるお迎えでした。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

<2010年6月30日>

出席番号変更。(転校した奏音の分を詰めたため、全員の番号が一つ繰り上がった)

 

<2010年7月3日>

前山田健一エビ中の音楽科主任に就任したことが公式ブログで発表される。

これによりインディーズ時代の楽曲の大半は前山田氏が手掛けることになる。さらに、楽曲製作のみならずプロデュースやボーカルディレクションも務める。現在はそこまでの面倒は見ておらず、作曲家とアイドルグループという通常の関係性に戻っている。

 

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上記12人のメンバーが揃った段階で練習ユニットとしての活動が終わり、徐々に本格的なアイドルグループとして始動していくこととなる。

ちなみに理事長に曰く、エビ中を本格的にアイドルとして活動させる気になった理由は、廣田あいか星名美怜の二人加入したからとのこと。それまでのメンバーはアイドルらしい性格の子がいなかったと語っている。(第一回スターダストアイドルサミットより)

 

 

 

長くなったので次回に続きます(笑)

次回⇒エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(後編)】


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