浅い知識でしゃあしゃあと

浅い知識でしゃあしゃあと

私立恵比寿中学さんの楽曲や映像作品を(感想のついでに)紹介します。

学芸会紹介『3B junior たまらないビデオ〜2012望郷〜』

f:id:EBIRA:20170508191642p:plain

《タイトル》

3B junior たまらないビデオ〜2012望郷〜

《公演日》

2012年 1月8日,1月9日

《開催地》

なかのZERO 小ホール

(収容可能人数:約550人(座席) )※2017年4月1日以降は507席に変更されている

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2012年8月24日

《メンバー体制》

インディーズ時代(かつ9人時代)

瑞季、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤(DVD)

《収録内容》

DISC1

ーライブ本編ー

「STARDUST PRESENTS 3B junior LIVE 3部なでしこ七変化 2012」

01. 君の瞳に恋してる / みにちあ☆ベアーズ

02. みにちあ応援歌 / みにちあ☆ベアーズ

03. KISS OF BEACH / 3B junior

04. ダイビング / 3B junior

05. ① 3B junior 19人の自己紹介

06. キミとサクラと / momo

07. 桃桃~ももももーそーももものうち~ / momo

08. 三部JAPAN応援歌/ 三部JAPAN

09. Chocolate Burning / ショコラなんとか?

10. ふじっこQQのテーマ/ ふじっこQQ

11. ごぶれい!しゃちほこでらックス/ チームしゃちほこ

12. エビ中一週間私立恵比寿中学

13. えびそりダイアモンド!! 私立恵比寿中学

14. イッショウトモダチ私立恵比寿中学

15. ベビーローションZ / 3B junior

16. また明日 / 3B junior

17. ② 全員でエンディングトーク

 

DISC2

ー特典映像ー

01. いたらないメイキング

02. おぼつかない振りV

03. しまらない本番前コメント

04. かざらない卒業サプライズ

 

 

【背景】

2012年の1月8日と1月9日になかのZERO小ホールにて行われた『3B junior LIVE2012〜3部なでしこ七変化〜』の模様を収めたライブDVD。

DVDは2012年8月4日と5日に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」にて特別先行販売発売された後、8月24日に一般販売された。

一時期はスターダストプロモーションの通販サイト(STARDUST SHOPPERS)でも販売されていたが、現在は絶版となっている。

 

本ライブは1日2部の計4公演実施されており、DVDには主に最終公演の模様が収録されている。(オープニングアクトである「みにちあ☆ベアーズ」の演目のみ別公演のものに差し替えられている模様(?) 最終公演で披露したと思われる「ベアーズのテーマ」という曲が「狼少年ケン」の替え歌であるため、恐らくそれが原因で差し替えになったものと思われる)

ちなみに本DVDは、撮影、録音を含めた制作を近藤キネオ氏を始めとするエビ中スタッフ陣で手掛けている。*1

 

また、本イベントはみにちあ☆ベアーズ私立恵比寿中学、momoの他に、「3B junior LIVE2012限定ユニット」として、ショコラなんとか?、ふじっこQQ、三部JAPAN、チームしゃちほこの4組のユニットが参加し、計7組のグループによって行われた。

尚、本ライブでは3B junior*2の名義で披露されている曲がいくつかあるが、そのメンバーは3B junior LIVE2012限定ユニット」のメンバー達(計19人)のみで構成されており、今回は私立恵比寿中学みにちあ☆ベアーズのメンバー、そしてmomoは3B junior名義の曲には参加していない

 

エビ中は全公演に出演し、1公演につき3曲ずつ、全て違う曲を披露した。

また、ライブの最終公演では、4月1日に赤坂BLITZにて「私立恵比寿中学~うっかり学芸会~」が開催されることが発表された。

この発表はメンバー達にも知らされていないサプライズ発表であった。

3B junior LIVE2012〜3部なでしこ七変化〜

2012年1月8日

1部『~飛び出せ!おおよそ40人の天使たち~の巻』

エビ中披露曲:「もっと走れっ!!」、「かえして!ニーソックス」(カバー曲)、「チャイム!」

2部『~中野2丁目 GIRLS STYLE~の巻』

エビ中披露曲:「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」、「エビ中出席番号の歌 その1」、「永遠に中学生」

 

2012年1月9日

1部『~そこそこ可愛い女の子ヘヴン~の巻』

エビ中披露曲:「売れたいエモーション!」、「オーマイゴースト~私が悪霊になっても~」、「どしゃぶりリグレット」

2部『~今までも青春、これからも青春、ずっと青春!~の巻』

エビ中披露曲:「エビ中一週間」、「えびぞりダイアモンド!!」、「イッショウトモダチ」

ー  

 

会場では2種類のパンフレットが発売された。

「STARDUST PRESENTS 3B junior LIVE 3部なでしこ七変化 2012 GIRLS PROFILE」は3B juniorのプロフィールガイドであり、もう片方の「3B junior LIVE2012  B.L.T.中野区版」はB.L.T.とコラボした特別冊子となっている(生写真付き)。

何れの内容も「3B junior LIVE2012限定ユニット」のメンバーの紹介が主だった模様。

f:id:EBIRA:20170509225632j:plain f:id:EBIRA:20170509225642j:plain

 

3B junior LIVE2012限定ユニットの内、「チームしゃちほこ」のみこれ以降も活動を継続することが後に決定し、現在(2017年5月)ではももクロエビ中、に続き万単位の動員力を誇るスターダストアイドルとして活動を続けている。

チームしゃちほこが初披露されたのは2011年の「芸能3部名古屋全員面接オーディション」だが、今回のライブではその後に新メンバーとして伊藤千由李が加わり6人体制となってから初のライブであり、オリジナルソング(ごぶれい!しゃちほこでらックス)もここで初披露された。

 

エビ中に関連のあるグループとしては、ふじっこQQにエビ中の初期メンバーである奏音が所属していた。

f:id:EBIRA:20170510124245j:plain

f:id:EBIRA:20170510124317j:plain f:id:EBIRA:20170510124330j:plain f:id:EBIRA:20170510124343j:plain

 

また、本ライブで披露された「ショコラなんとか?」は以降目立った活動を行っていない(恐らく本ライブをもって活動終了した)が、2012年8月4日と5日に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」にて「2代目ショコラなんとか?」というグループが披露され、そのメンバーに元エビ中小池梨緒が所属していた。(2代目のメンバーは中村優奥澤レイナ小池梨緒3人であり、初代と同じメンバーは一人もいない)

f:id:EBIRA:20170510130231j:plain

 

ちなみに、本イベントにはももいろクローバーZは不参加だが、最終日にはそのメンバーである玉井詩織が駆けつけ、物販の手伝い等をした模様。

f:id:EBIRA:20170510140846j:plain

 

 

 

【感想】

既に恒例となっていた年始の3B junior集合ライブの2012年版ですね。

ということで早速その感想を書きたいところなんですが、残念ながら僕はDVDを持ってないので感想が書けません…(笑)

なにせ絶版なので中々手に入れる機会がなくて…(笑)

なので、今回は分かる範囲の情報についての感想を書いていきたいと思います。

 

~~

このDVDはエビ中ファミリーにとっても価値ある作品だと思いますが、それ以上にチームしゃちほこのファンにとって必見の作品だと思います。

背景でも紹介しましたが、このライブはしゃちほこが6人揃ってから初めてのライブです。

グループ自体は初御披露目ではありませんが、最初に披露されたのはこのようなライブフェスではなく、名古屋のオーディションでの御披露目だった為、実質本格的に始動したのはこのライブからと言って差し支えないでしょう。

オリジナルソングもここからですしね。

とはいえ、この時はあくまでもこのライブ限定のユニットだったわけですが、だからこそ尚のこと見る価値があると思います。

その制約を跳ね除けてここまでのし上がったしゃちほこのエネルギッシュさ、その原点を見れるわけですから。

特にそれを特徴付けるのが、後に赤色を担当しセンターを務めることとなる秋本帆華ちゃんのあの名台詞、

「チームしゃちほこを続けたいので、物販のところにいる偉い人に頼んできて下さい」

ですね。

観客は笑っていますが、帆華ちゃんの眼差しは真剣です。

帆華ちゃんは2011年の年始3B juniorライブ(宇野鳴海がエビ中から転校したライブでもある。)で初めて歌やダンスを披露したそうです*3が、その時に結成されたmignon(ミニョン)というグループはそのライブ限定ユニットとしてあえなく解散しました。

もしかすると、しゃちほこをその二の舞にはしたくなかったのかもしれませんね。

あの台詞が、黙っていたらこれで終わってしまうと知っていたからこそ出てきた言葉なんだとしたら、その勇気と情熱には拍手を送りたいですね。

まぁそこらへんは妄想ですけど(笑)

しかし、しゃちほこファンの方々にとっては「伝説の始まり」を感じさせる名シーンなのではないかと思います。

 

ところで、買ってないと言った割にまるで作品を見たかのような口振りだな…と思ったそこのあなた。

それと関係があるかどうかは定かではありませんが、こんなところにその名シーンが落っこちてたりするみたいですよ…(笑)→(物販のところにいるエライ人に頼んできてください - YouTube

 

~~

しゃちほこの話はこれくらいにしてエビ中の話に移りましょう(笑)

実はこのライブは、エビ中が9人になったばかりの頃のライブです。

具体的には、9人になってから二回目のライブになります。(一回目はれいなの転校ライブの翌日(2011年12月27日)に行われた真山生誕を含んだライブ)

なのでここから先は9人時代なわけですが、まだメジャーデビューはしていないのでインディーズ時代でもあります。

記事の時代表記が若干ややこしくなりますね…(ブログを始めた時にはこの期間の事を全く考えてませんでした…(笑))

ってそんなことはどうでもいいんですが、このライブは9人になったばかりのエビ中を収めた作品という意味で、エビ中ファミリーにとっても貴重な映像だと思います。

 

ちなみに出席番号の歌を9人になってから披露したのもこのライブが初めてです。(DVDには未収録ですが)

当時は誰もが「出席番号の歌はどうなるんだろう…?」と気になっていたことでしょうね。

早くも封印されるという可能性もあったわけですし。

当時のファンが「欠ばーん!」を聞いてどう思ったのか*4推し量るのは難しいですが、僕は曲が封印されなくて良かったと思います

以降もこの曲を披露し続けたことでこの曲を知った人、好きになった人は必ずいますし、そういう後からファンになった人達にもれいなのこと、彼女がいたことを知ってもらうことができたと思うからです。

それにこの曲がここで封印されていたら「その2」の感動は味わえなかったわけですしね。

今考えると、この時点で既に「その2」を作るべきという意見もあったかもしれませんね。

しかし、僕は「その1」は10人、「その2」は8人というこの構図が好きです。

というよりも、メンバーが減ったから作り直すのではなくて、メンバーが増えたことで作り直した形になっているところになんだかポジティブさと優しさを感じて凄く好きなんですよね。

制作陣にそういう意識があったわけではないと思いますが、僕は勝手にそう感じてます(笑)

なので「その2」もこれから歌い継いでいって欲しいなと僕は思います。

 

背景にも書きましたが、今回のライブではエビ中は全公演の全ての演目で違う曲を披露しました。

当時のエビ中のオリジナルソングは全12曲。

4回公演×各公演3曲ずつなので全ての持ち歌を披露することができたというわけです。

…が、そうはしませんでした。

エビ中音頭さん……(笑)

なんでエビ中音頭だけがハブられたのかは分かりませんが、前回のファーストワンマンでも1番を丸々カットされたりしていたので、もしかすると既に干され曲(全然披露されない曲のこと)と化していたのかもしれませんね(笑)

とは言ってもこの曲の本場は夏ですからね。

ファミえんが始まれば日の目を浴びてきますから、後一年半の辛抱ですね(笑)

 

さて、今回の3B juniorライブは去年(2011年)や一昨年(2010年)と違ってももクロが参加していません。

ももクロは既にこの時にはSSAさいたまスーパーアリーナ)で一万人規模のライブを達成しているレベルなので、たかだか550人しか入れないような会場でのフェスに参加してしまったら、お客さんがモノノフ(ももクロのファン)さんで埋め尽くされてしまいますからね。

ももクロとは比較になりませんが、エビ中も既に1000人程度の集客力を持つグループだった(と思われる)ので、会場の大きさを考えると少しキャパシティオーバーでした。

実際、当時の感想ブログ等を見ると、エビ中はちょっと場違いだという意見もありましたね。(他のグループの方がよっぽど「学芸会」っぽいとか言われてて笑いました(笑)))

そんなこんなで、今回のイベントではエビ中が一番規模の大きいグループ、言い換えれば一番売れているグループとなりました。

そうなってくるとやはり色々と思うところもあるんでしょうね。

ぁぃぁぃはブログにこんなことを書いていました。

「あいかは普通の子でたまたま運よくエビ中に入れてもらえて。

たくさんの方の前で歌ったり踊ったりすることができていて。

それをたくさんの方に応援してもらえていて。

本当に幸せだなぁってあらためて感じました。

初心の気持ちを忘れないで目の前のことを一所懸命楽しんで頑張ります!」*5

相変わらず素晴らしいですね廣田さんは(笑)

恐らくですが、(規模が)一番上のグループとしてこういったフェスに参加するのはこれが初だったと思うんですが、その最初の1回目でこれを感じてさらにこうして言葉に出来るあたり本当に流石だと思います。

だって他にこんなこと書いてる子一人もいませんでしたからね(笑)

当時御年12歳。

と言ってももうすぐ13歳でしたが、どちらにしろこの年の割に達観した物の見方にはいつも感心させられます。

 

それと、これも背景に書きましたが、最後の公演(恐らくエビ中のMC中)に赤坂BLITZでの学芸会、「私立恵比寿中学~うっかり学芸会~」の開催が発表されました。(実際には「うっかり学芸会~ウソついたらえびせんドーン!~」と「ちゃっかり学芸会~よせばいいのに赤坂リフレイン~」の2部制で開催されました)

赤坂BLITZと言えば最大キャパ約1300人の大型ライブハウスで、会場の規模としてはファーストワンマンの渋谷O-EASTとほぼ同じです。

ただ、ファーストワンマン本編は座席有だったので1部につき大体600人程度だった(同規模の赤坂BLITZがオールシートで約600人らしいので*6)でしょうし、オールスタンディングの後夜祭も花道を二つ作っていた*7のでMAXキャパの1300人は入ってないはずです。(多分後夜祭は1000人くらい?)

詳細な人数は不明ですが、後のインタビューで瑞季は「ファーストワンマンが800人くらいで赤坂BLITZが1000人くらいかな?」と語っているのでそのくらいしか入れてないのかもしれませんね。*8

「くらいかな?」という曖昧な言い方をしているので、正確に把握していない可能性もありますが(笑)

まあ、どちらにしろ赤坂BLITZ公演は当時のエビ中史上最大規模の学芸会であるということは間違いないです。

ちなみに不確定情報ですが、このサプライズ発表のVTRで「ももクロもやったことがない場所」という旨の煽り文がでたらしいです(笑)

別にやったことがないというだけであって埋められないわけがないので、その謳い文句に何の意味があるのかよく分かりませんが(笑)

 

で、まぁそうすると何が起きるかというと、メンバーが泣きます(笑)

前回のファーストワンマンのスピーチで「涙は封印します」と力強く宣言した美怜ちゃんですが、ここで早くも封印が解除されたそうです(笑)*9

 

しかし、逆に裕乃は泣きもしなければ驚きもしなかったようです。

何故かと言うと…

あとドッキリみたいなのありましたね~!

暗くなって…

赤坂BLITZ

赤坂BLITZ…?

実はあの時、赤坂BLITZがよくわからなかったんです…

<(_ _;)>

で、明るくなったら泣いてるメンバーもいて、とにかくすごいんだー!!って思いました音符

ヽ(・∀・)ノ

 

 (^▽^)ワー(鈴木裕乃)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

 

ヽ(・∀・)ノ

(笑)

でも確かにライブハウスの名前だけ言われても中々ピンとこないですよね。

ももクロ姉さんもやってないところですし、知らなくても無理はないでしょう(笑)

しかし、後で他の人聞いたところ、みにちあ時代に「ケータイ刑事」のイベントで舞台に立ったことがあるのを思い出したんだとか。

って知ってる場所やんけ!

流石は裕乃さんですね(笑)

ちなみにその「ケータイ刑事」のイベントですが、ちょっと調べてみたらなんと映像化されているみたいです。→歌だ!祭りだ!?BS-TBSサマーパーティーin赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭? [DVD]

これに昔のみにちあ☆ベアーズが出ているらしいので、裕乃や他のメンバーも映っているかもしれませんね。 

 

~~

ということで感想はこれで終わりです。

後は手に入れたらですかね。

手に入れることは無いような気がしていますが…(笑)

 

それでは皆さま、また次の記事で。

ごきげんよう~。

 

ヽ(・∀・)ノ