映像作品紹介(番外編)『春のつぼみ』(ミュージックビデオ)
《タイトル》
SpiralS / 春のつぼみ
《演奏》
SpiralS
《出演》
SpiralS、鈴木裕乃
《公開日》
2011年6月9日
《メンバー体制》
インディーズ時代
(瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木)
【背景】
2002年に結成されたバンド「SpiralS」(結成時は「Spiral Spine」というバンド名だったが、2007年にバンド名を変更した)の1st mini Album『TSUBOMI』の収録曲である、「春のつぼみ」のミュージックビデオ。*1
『TSUBOMI』は2011年5月25日にAmazonで先行販売され、同年6月15日に全国のTUTAYA、ワンダーグーグー、ヴィレッジヴァンガードにて発売されている。*2
ちなみにこのMVの撮影場所は、後に未確認中学生XのMV撮影を行うことになる、加藤学園御殿場キャンパス(旧富士フェニックス短期大学)である。
【感想】
大変申し訳ありませんが、僕はこのバンドさんを全く存じ上げませんでした。
裕乃はどういう経緯でこの作品に出演することになったんでしょうか?
皆目見当がつきません…(笑)
MVは大きく分けて、桜の映像パート、SpiralSさんの演奏及びボーカルのmadocaさんの歌唱パート、裕乃パートの3種類に分かれていて、基本的にSpiralSさん以外には裕乃しか出てきません。
なので裕乃はちょい役ではなくバリバリ映ってます。
裕乃はブログでは「少し出演させていただきました」と言ってますが、バリバリ映ってます。*3
最早主役です(笑)
笑顔が凄く良いですね。
とても印象的です。
スマイルサーブが炸裂してますね(笑)
シャボン玉を飛ばすシーンが凄く好きです。
しかし、この曲は女の子の恋心を歌った曲だと思いますが、映像を見る限りだと個人的には裕乃が恋する少女という風にはあまり見えません。
むしろ、裕乃に恋してる人の目線で作られてるように思えてならないのですが、それは僕がファンだからでしょうか(笑)
でもそう思うと凄くしっくりくるんですよね。
敢えて完璧に歌詞に沿わせないことで、受け取り手のイメージの幅を広げたのかもしれませんね。
そうすることで性別に関係なく曲に共感しやすくなりますし。
裕乃は後に秦基博さんの「ひまわりの約束(弾き語りVer.)」のMVにも出演することになりますが、彼女はやっぱりミュージックビデオ映えしますね。*4
もちろん美人だからというのもありますが、それに加えて見た目が濃くない(ビジュアルの主張が強くない)ので、視聴者に曲のイメージに合わせた印象を与えやすいんじゃないかと思います。
黙っていると神秘性というか、不思議な雰囲気も出る気がします。
実際、裕乃の映像が挟まることで、この曲の柔らかさや切なさを上手く助長しているように思います。
りななんもそうですが、そういう子はモデルとして逸材なんだと思いますね。
ちなみにSpiralSさんのメンバーブログでは、裕乃のことをアイドルではなく、「モデルの鈴木裕乃さん」と紹介していました。*5
まさかアイドルだと知らなかったということは無いと思いますが、モデルという紹介は何だか新鮮な響きですね(笑)
でも相応しいと思います。
とても良いMVに仕上がっていると思いますね。
ちなみに、SpiralSさんは2013年に活動休止して以来現在に至るまでグル―プとしての活動はされていないようです。*6