学芸会紹介『TOKYO IDOL FESTIVAL 2010』
《タイトル》
TOKYO IDOL FESTIVAL 2010
《公演日》
2010年8月7日,8日
《開催地》
品川ステラボール(メインステージ、IDOL Club Night)、よしもとプリンスシアター(セカンドステージ、Dream Unit LIVE)、品川プリンスホテル宴会場(7日:ホールステージ、イベントステージ)、グランドプリンスホテル新高輪(8日:ホールステージ、イベントステージ)、等
《発売元》
《発売日》
2011年2月9日
《メンバー体制》
インディーズ時代
(瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野)
《発売形態》
①通常版(DVD)
《収録内容》
DISC1
ーメインステージー
SUPER☆GIRLS
1. NIJIIROスター☆
2. ヒマワリと星屑
3. おんなじキモチ
4. 頑張っていつだって信じてる
5. フーフー724
6. Honey Bee
7. たたかえ!爆露マン
8. サイリウムライト
9. Let It Go!!
10. 夏空ダッシュ
11. LA LA LOVE TRAIN~恋の片道切符~
12. Go On A Highway
Tomaton’ Pine
13. キャプテンは君だ!
14. この地球(ほし)に僕達は生まれて
15. バイバイ記念日
16. ガンバレ☆HERO~景気回復!!~
17. 勇FORME
18. 電撃少女
19. FightingGirl
20. 行くぜっ!怪盗少女
21. 走れ!
22. ココ☆ナツ
23. 七常の腐器
24. 17's☆STAR
25. 勝つんだ!
26. 無敵!夏休み
DISC2
ーメインステージー
バニラビーンズ
1. ニコラ
2. 恋のセオリー
3. D&D
4. 東京は夜の七時
5. UMe
6. プールサイド大作戦
7. モテ期のうた
8. 職業:アイドル。
9. 機種変エクスタシィ
10. Don’t' be afraid
11. Iのスタンダード
ーセカンドステージー
12. NAGARA
しず風
13. ドキドキ☆パニック
14. happy graduation
pinkish
15. ゆめみるいちご
16. 劇的少女☆ビフォーアフター
17. Paradise
クリーム
18.CAPTIVE
Jewel Kiss
19. 恋するスナイパー
Circadian Rhythm
20. 夢一夜
ーホールステージー
ディアステージ・オールスターズでんぱ組.inc
21. Kiss+Kissでおわらない
22. ワタシ☆LOVEな☆オトメ!
23. 手のひらの勇気
24. みにちあ応援歌
25. えびぞりダイアモンド!!
アイドリング!!! 4th Unit
26. ガンバレ乙女(笑)
わた?チュー
27. 恋のビシ☆バシ
28. ラブマジックフィーバー
29. リボン
まい×なお
30. 星のピアス
ぱんだねこ~ず(仮)
31. ぱんだねこ体操
32. いちごパフェ
あいるwithあいどるすくーる
33. 秒速 MISS YOU
34. ムーンライト・フラッシュ
ーIDOL Club Nightー
35. ガンバレ乙女(笑)
36. 夜露死苦おっぱい!
37. 美脚戦隊スレンダー
38. 爆乳音頭
胸の谷間に埋もれ隊
39. スケベ!
D-Rive
40. スピードクイーン
41. 爆乳甲子園
42. 爆乳応援歌
掟ポルシェ&バニラビーンズ
43. ハイスクールララバイ
ーDream Unit LIVEー
44. D&D
45. 勝つんだ!
‐アイドルに聞いちゃいました!-
47. FightingGirl
48. 職業:アイドル。
【背景】
2010年8月7日、8日の2日間にわたって品川ステラボールをメインに合計8会場にて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」の模様を収録した映像作品。
本イベントには総勢45組のグループが参加した。
TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)とは、日本最大規模のアイドルイベント(フェス)である。毎年規模を拡大しながら開催されており、2016年には3日間で総勢301組ものアイドルグループが参加している。
2010年に行われた本作のイベントがTIFの初公演である。
このイベントの発案者は当時のアイドリング!!!のプロデューサーの門澤氏であり、門澤氏の声掛けによってこのイベントが実現した。
そのため、本イベントはアイドリング!!!がヘッドライナーを務めており、イベントMC等もアイドリング!!!のメンバーが主となって行っていた。
TIFは2010以降もDVD化されているが、本作以外は全てタイトルに「feat.アイドリング!!!」が付き、アイドリング!!!の出演部分のみの収録となっている。(販売元も、よしもとアール・アンド・シーからポニーキャニオンに変わっている)。
そのため、エビ中は2011年、2012年もTIFに参加しているが、DVD化されている公演は2010年のみである。(ただし、テレビ放送では2010年以外の出演シーンも収録された)。
エビ中としては、『えびぞりダイアモンド!!』をライブで初披露した公演であり、本イベントの1日目は同曲の発売日でもある。
その他様々なカバー曲も披露したが、本DVDには未収録となっている。
25. えびぞりダイアモンド!!
【感想】
僕は本作DVDを持っていません
なので、感想はいつかDVDを手に入れたら書きます。
…ということにしようかと思ったんですが(またかよ(笑))、この作品にはエビ中の曲はえびぞりダイアモンド!!しか入っておらず、そのえびぞりはテレビ放送されているので、今回はその映像の感想を書かせて頂こうと思います。(ちなみに某Tubeにも動画があがってます(笑) 私立恵比寿中学『えびぞりダイアモンド』(TIF)ライブ - YouTube)
ただし、この映像は二番が丸々カットされてるショートバージョンなので、フルでは見れません。
(…しかし、この繋ぎかなり自然じゃないですか?正直、初聴ではカットされてることに気がつきませんでした(笑))
初のオリジナルソングの初披露ということで皆気合が入ってますね。新しい制服衣装もここが初披露です。
初披露なので当然お決まりのコール等はまだありませんが、それでもこの時点でかなりの盛り上がりを見せています。流石は前山田さんですね(笑)
若いなぁとか、人数多いなぁとか、真山のショートヘア新鮮だなぁとか色々ありますが、僕が一番注目したのはマイクです。
そう、なんと全員がマイクをもっているのです!
公演前日の公式ブログで、マイクを持てるのは6人なのでソロパートがもらえる子も6人選抜しましたとアナウンスしていたにも関わらず!(笑)*1
もちろんこれはTIF側の設備が良いからマイクが12本使えているだけであって、以降の単独イベント等ではソロパートの無い子は容赦なくハート型ペンライトに向かって歌わせられるわけですが。
なので全員がマイクをもって歌っているのは中々感慨深いものがあります。
でもサビの声の聞こえ方が場面によって結構違うんですよね。ひょっとするとマイクは持っているけど、マイクが入っているのは6人なのかもしれませんね。場面ごとにスイッチャ―が切り替えているのかもしれません。
瑞季は後のインタビューで、この曲はダンスが今までにないカッコよさだったのでびっくりしましたと語っています*2が、確かによく動く曲ですね。間奏部分のダンスは中々カッコいいです。瑞季のキレも冴えてます。
動くと言えば美怜ちゃんも印象的ですね。
そもそもこの時点で美怜、梨緒、裕乃、莉奈の四人はまだエビ中に入って2か月半くらいしか経っていません。しかも、美怜ちゃん以外の3人はみにちあ☆ベアーズでの経験がありますが、美怜ちゃんは(レッスンはしていたでしょうが)エビ中以前にグループとして人前でパフォーマンスを披露した経験はないはずです。
それにもかかわらずあの堂々としたパフォーマンス。確かに、歌もダンスも抜群というわけではありませんが、声は良く通るしダンスは躍動感に溢れていてとても印象的です。
これは理事長が唸るのもよく分かりますね(笑)
あと台詞パートの裕乃も良いですね。あの余裕綽綽*3のお嬢様スマイル(笑)
実際はそんなことないんでしょうが、余裕があるように見えるのが彼女の凄いところです(笑)
裕乃とは対照的にりななんは大分緊張しているようでしたね。「戦争だってなくなると思うんだ」と言い終えた直後に、安心したように小さく頷いているのがなんとも可愛らしいです(笑)
その直後のソロからも分かるように妃菜喜は大分声が震えてますね(笑)
妃菜喜は優しい歌い方が特徴的ではありますが、その分声が細めなので緊張したりダンスで息が乱れたりするとすぐに声がふにゃふにゃになってしまうのかもしれませんね。
【全体の感想】
この作品は絶版ではないので、『3B junior たまらないビデオ キラキラ編』程入手は難しくないと思います。とは言ってもお店ではあまり見かけませんけどね。
よくDVD発売したなぁと思います。
フェスの映像作品を見るといつもそう思ってるんですが、それにしてもこれは凄いです。
出演アーティストが45組もいて、曲数も69曲もあります。2枚組とはいえ良くディスクに収まりましたね(笑)
フェスは出演アーティストの事務所やレコード会社がそれぞれ異なる場合、著作権やら肖像権やらの問題で映像作品として販売するのが非常に難しいんですよね。実際TIFもこれ以降はアイドリング!!!出演部分のみの販売に切り替わりますし。
なのでフェスの映像作品は販売してくれるだけでもとてもありがたいなと思います。見る方としては色んなアーティストが自宅で見れて楽しいですしね。
じゃあ買えよって話ですが(笑)
ちなみに、学校設定など何かと共通点が多く、当時はエビ中のライバルと言われることの多かった『さくら学院』*4はこのTIF2010が初公演だったようです。
残念ながら本DVDには収録されていませんが。
イベント開催の記者発表会にも参加*5し、本番ではカバーではなく自分たちの持ち歌を披露していたのになんで未収録なんでしょうね。
大人の事情ってやつですかね。
さくら学院は学校設定のみならず、グループ名の由来が事務所本社の所在地から来ているという点まで同じだそうです。(スターダストの本社は東京都渋谷区恵比寿、アミューズの本社は東京都渋谷区桜丘にあります)
しかし、意外にも結成はエビ中の方が先なんですよね。(エビ中は2009年8月、さ学は2010年4月に結成)
アミューズ側がエビ中(というかスターダスト)を意識して作った可能性も大いに考えられますが、さくら学院が結成された頃のエビ中なんてミジンコ程も知名度が無い存在(笑)なので、偶然被っただけの可能性もある気がします。
これが逆だったら間違いなくパクったなって思うんですけどね(笑)
それにしても、それらに加えて自身の持ち歌初披露の場まで同じとは…確かにライバル的宿命を感じますね(笑)
それとこちらも本DVDには未収録ですが、実は今回のライブではエビ中がユニットで行った曲があります。
恐らくこのユニットがエビ中最古のユニットだと思います。
ユニット名は、「保健係」と「黒板係」。
保健係は、杏野、安本、矢野、廣田、小池、鈴木の6人。
黒板係は、瑞季、宇野、宮﨑、真山、星名、松野の6人です。
このユニットはTIFが初披露ではなく、2010年7月19日の『スタ☆フェスvol.13 海の日Live』にて初披露されたものです。*6
それぞれの持ち歌は、保健係が「真っ赤な自転車(おニャン子クラブのカバー)」で、黒板係が「うしろゆびさされ組(うしろゆびさされ組のカバー)」となっています。
理事長曰く思いつきで作ったとのこと*7ですが、このタイミングで6人ずつに分けたのはマイク問題に関係があるのではないかと思います。
6人ずつなら単独ライブでも全員マイクを持てますからね。なんとか皆にソロを歌う機会を与えようとしてたんじゃないかと思います。
…でもユニットの曲は作られませんでしたけどね。それどころか各一曲だけ練習して、それ以降持ち歌増えませんでしたけどね…(笑)
ひなた加入までは思い出したかのようにこのユニットをやることもあったようですが、2010年12月12日の『今年のラストは全員集合!~DD大歓迎 でた、三大分身の術の巻~』で久々に披露されたのを最後に、このユニットは息を引き取ったようです(笑)
TIF2010といえばももクロの「走れ!」が有名になったライブでもありますね。
YouTubeではこの時の「走れ!」の動画が、既に500万回以上再生されています。
大根さんという映画監督がこの動画を大層気に入り、彼の監督作品の『モテキ!』という映画で挿入歌として採用されたばかりか、その動画まで使用された(主人公がYouTubeでその動画を見るシーンがある)という逸話もあります。
そんな、ファンの間では伝説と囁かれているももクロのライブパフォーマンスも本作には収録されています。
以上、余談でした(笑)
感想というか、ただ豆知識ひけらかしてるだけのコーナーになってしまいましたね…(笑)
でもエビ中は一曲しかやってないのでこっちに書くこと特にないんですよね。
「全体の感想」と銘打ってはいますが、基本的に「エビ中出演部分全体の感想」という意味なので。
まぁ今回の場合はそもそもそこしか書けないんですが…(笑)
いずれDVDを手に入れたらこの記事も多少書き直すと思います。多分(笑)
最後に、DVD版のえびぞりダイアモンド!!は当然フルバージョン(のはず)なので、気になる方はぜひDVD版をご覧下さい!(←説得力皆無)
TOKYO IDOL FESTIVAL 2010 [DVD]
- ディスク枚数: 2
- 販売元: よしもとアール・アンド・シー
- 発売日 2011/02/09
- おすすめ度: 9件のカスタマーレビュー
※絶版作品ではないので商品リンクを貼っておきます。販売促進のために(笑)
*1:えびぞりダイアモンド!! 発売によせて~その1~|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Ameba
*3:よゆうしゃくしゃく
*4:芸能事務所アミューズ所属のアイドルグループ。エビ中と同じく学校設定があり、メンバーを生徒、追加メンバーを転入生、マネージャーを先生と呼ぶ等類似点が多い。(但しエビ中と違って学校設定は遵守されている模様)
*5:アイドルの祭典『TOKYO IDOL FESTIVAL 2010』が8月に開催、品川が熱く燃える! - 週刊アスキー