浅い知識でしゃあしゃあと

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浅い知識でしゃあしゃあと

私立恵比寿中学さんの楽曲や映像作品を(感想のついでに)紹介します。

楽曲紹介『オーマイゴースト?~私が悪霊になっても~』

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《タイトル》

オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2011年7月27日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

1. オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~

2. ご存知!エビ中音頭

3. オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~(Off Vocal)

4.  ご存知!エビ中音頭(Off Vocal)

 

【シングルの背景】

エビ中の5th Single。

小池の転校後、出席番号のリセット、自己紹介の決定、リーダーの任命等を経て、10人組アイドルグループとして再始動してから初のシングルである。

 

正式な発売日は7月27日だが、7月17日にタワーレコード渋谷STAGE ONEにて行われたイベント(「タワレコーチョー!補習は短めでお願いしますっ」)にて当日限定で先行販売が行われた。

その際、同日付のオリコンデイリーチャートで12位を獲得し、発売日前にオリコンチャートにランクインしたことで話題となった。*1

 

公式サイトの作品紹介ページ(購買部)では、このシングルの収録曲の一覧にOff Vocalバージョンの記載が無いが、実際に発売されたCDにはOff Vocalバージョンが収録されている。

 

現在は絶版となっている。 

 

 

 

1. オーマイゴースト?~私が悪霊になっても~

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

おばけ:前山田健一

Chorus:廣田あいか柏木ひなた

タイアップ:フジテレビ『ミューサタ』レコメンド・アーティスト、BSフジ『カンニングのDAI☆安吉日』エンディングテーマ

 

Music Video

監督:家泉英明

プロデューサー:千葉広二

www.youtube.com

 

【背景】

前山田氏の提供楽曲第五弾。

前山田氏自身もおばけの声として参加している。

前回(『ザ・ティッシュ~とまらない青春~』)の春という季節テーマに続いて、今作は夏をテーマとした楽曲となっている。

 

曲のタイトルはメンバーから募集され、最終的に安本が父親と一緒に考えたものが採用された。

この時星名が考えた「エビ中ゴーストバスターズ」は、タイトルとしては不採用となったが、歌詞に流用されている。*2

 

ちなみに、MVはフルバージョン以外にも先行公開された予告バージョン(short ver.)も存在する。

私立恵比寿中学「オーマイゴースト?〜わたしが悪霊になっても〜」予告 - YouTube

 

 

【感想】 

今回のテーマは夏です。

皆さんは夏と言ったら何を思い浮かべるでしょうか。

ええ、分かります。

当然あれですよね。

おばけですよね。

それ以外考えられませんよ。ええ。

 

えぇ…?

 

ということで、前作で花粉症をテーマにした超高速アイドルポップスという全くもってわけのわからない曲を世に放ってアイドル界を震撼させた(?)私立恵比寿中学さんですが、手を休めることなくこれまた凄いものを放ってきました。

アイドル×夏=おばけという新たな方程式の誕生です。

海?なんですかそれは?(笑)

ちなみにエビ中には夏の歌がやたらと沢山ありますが、「夏の曲=海」なんて王道なイメージは、メジャーデビューしても8人時代になるまで与えてもらえません(笑)

 

前回のぶっ飛び具合にさらに拍車がかかってますね。

もはやメッセージ性も裏テーマも何もありません。(前回のティッシュもほぼ何もありませんでしたが、一応ティッシュを恋人に見立てた恋愛ソングという側面がありました。一応(笑))

よくもまぁここまで振り切った曲が作れるもんだと感心せずにはいられませんよ。ほんとに(笑)

当時前山田さんは自身のTwitterにて、ここまで振り切れるのはエビ中だけだと語っていました。*3

学芸会感ここに極まれりです。 

素晴らしいですね(笑)

 

これ、まずタイトルからしてわけが分かりませんね(笑)

背景に書いた通りこれは安本家の案なのですが、歌詞の内容から考えても美怜ちゃんの「エビ中ゴーストバスターズ」の方がよっぽど合ってると思うんですよね。

なのに何故かタイトルは「オーマイゴースト?~私が悪霊になっても~」(笑)

私が悪霊になっても…何なんですかね。

愛してくださいとか?

でも、それだと歌詞と全然関係ないですね。

そうじゃなくても歌詞との関連性が見当たりませんが(笑)

「オーマイゴースト?」という言葉も謎です。

初めは「Oh, my god!」と幽霊を掛けたのかと思ったんですが、だとしたら「?」は不自然ですよね。

まぁ、「?」があろうがなかろうが不自然なんですけど(笑)

多分深く考えたら負けなんでしょうね(笑)

予想ですが、多分全員の案の中で一番意味不明なタイトルがこれだったんじゃないかと思います(笑)

そして、だからこそ採用されたんじゃないかと(笑)

ちなみになっちゃんが自信満々に考えてきてボツになったタイトルは「歌って踊ってエビエルボー」だそうです。*4

それが自信満々って可愛いですね(笑)

 

そういえば前回の「~とまらない青春~」に引き続き、今回も「~~」がタイトルに使われてますね。

まさかこれも恒例化するつもりだっんでしょうか?

うーんやりかねない(笑)

ちなみにこれ以降「~~」で括ったサブタイトルが使われる曲は「テブラデスキー~青春リバティー~」までありません。

どうでもいい話ですね(笑)

 

~~ (←せっかくなので話題を変える時のアイコンとして使ってみます(笑))

 

そんなぶっとんだ曲ですが、天下の前山田健一氏が作りあげた曲なので、この曲も例に漏れずライブではめちゃくちゃ盛り上がります。

ティッシュに勝るとも劣らないアゲ曲ですね。

独特のコールが多数あって楽しいです。

個人的には、「真山」というコールが出来るのが気持ちいいです(笑)

恐らくインディーズ時代の名残りだと思いますが、基本的にコールというのはあだ名か下の名前を呼ぶんですよね。

なので、真山のコールは「りかちゃん」になるのですが、普段彼女を「りかちゃん」なんて呼ぶのは中山莉子ちゃんくらいのもので、基本的にファンもメンバーも皆「真山」と呼んでいるので、「りかちゃん」というコールは凄く違和感があるんですよね(笑)

かといって自分だけ違うコールしても面白くないですからね。

あれは一体感を楽しむものですから。

ですがこの曲にはこの曲専用のコールが存在しており、その部分のコールだけは「真山」呼びで定着しているので、普段抑圧されている分の開放感もあって、その「真山」コールが凄く気持ちいいというわけです(笑)

はい。どうでもいいですね(笑)

もし気になった方がいらっしゃったらライブ映像をご確認下さい(笑)

 

~~

 

ちなみにこの曲、デモの時点ではもっとホラーテイストが効いていたようで、デモ試聴の際に(わざわざ)電気を消して聞いたところ、あまりの怖さにぁぃぁぃが泣き出してしまったという逸話があるそうです。*5

最初は『悪霊退散』という仮タイトルで、「さっさと棺桶入りなさい」という歌詞があったり、ラストは「チーン」というあの音で終わっていたりと完成版とは違う点が多かったみたいですね。

そして極めつけに、理事長から「(MVを)廃墟の病院みたいなとこで撮るから」という脅しを受けてぁぃぁぃはさらに大泣きしてしまったらしいです。*6

かわいそうに(笑)

ぁぃぁぃはオバケとか怖い話とかその手のものが物凄く苦手みたいですね。

ももえび学園の怪談回でも泣いていたようですし、最近だとエビ中たすたす*7の怪談回でも大泣きしていました。

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ぁぃぁぃといえば、虫、絶叫マシン、辛い物、苦い物、酸っぱい物等々、よくある苦手分野の大半に対して眉一つ動かさないことで有名な罰ゲームキラーです。(というか、何ならそれらに興味津々なくらいです)

それに加えて、ちょっとやそっとでは狼狽えない冷静さと、己が信念を貫き通す情熱を併せ持った、とてもかっこよくて頼りがいのある人物です。

どこをとっても隙がない、まさに完璧な存在。

そんな彼女の唯一の弱点。

それが…おばけ。

…ってそれめっちゃ可愛くないですか?(笑)

萌えポイントってやつですよね!(笑) 

 

…また話が逸れました(笑)

 

~~

 

今回も全員にソロパートがあります。

『えびぞりダイアモンド!!』の頃に比べるとソロパート問題は大分改善されてきたようですね。

お馴染みのぁぃぁぃボイスや、彩ちゃんのお父さんネタ等、メンバーそれぞれの持ち味もさらに活かされてきてると思います。

りななんの低音もその一つですね。

 

この曲はりななんが初めて低音ボイスを披露した曲です。

この曲では他の子も低音パートがありますが、これ以降前山田さんの楽曲ではりななんは低音担当として扱われることが多くなります。

地声の低い子の声質を逆手にとってクールなラップを任せたりするこの手法は、前山田さんが、ももいろクローバーの青担当だったあかりん(早見あかり)にもよく使っていたやり方ですね。

 

また余談ですが(笑)、りななんは昔からあかりんに凄く憧れており、ブログ等でも何度かその話をしています。

実は、青担当、背が高くて見た目が大人びている、低音パート担当等、あかりんとりななんには結構共通点が多いです。

背が高いから機敏なダンスが出来ない、歌声が低いから高音パートが上手く歌えないといった弱点も共通しています。

違いは精神が大人か子供かという点です。

りななんは知っての通り見た目に反して中身は子供ですが、あかりんは当時のももクロの支柱であり、MCかつサブリーダーを務める、なくてはならない存在でした。

そういう部分に憧れていたんじゃないかと思います。

自分と似ている分、違う部分がより魅力的に見えたのかもしれませんね。

りななんは雑誌のインタビューで、「私もあかりんみたいなラップの曲ができたらいいなあって思っていたので、エビ中でラップのパートを貰う度にすごくうれしいです」と語っています。*8

低音担当になったことも、りななんにとっては嬉しいことだったみたいですね。

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~~

 

MVでは遂にエビ中お家芸である寸劇(という名の茶番)が挟まるようになりましたね(笑)

個人的には学芸会感が増すので、寸劇は大好きです。

MVを見る楽しさも増しますし。

最近めっきりやらなくなりましたが、たまには復活して欲しいなと思います。

…でもカルマにはいらなかったかな(笑)

 

冒頭のオオカミ男(女?)への変身シーンや、ラストのオチ、そして途中のキョンシーダンスはゾンビダンスと同じ振りが入っている等、完全にマイケルジャクソンの「Thriller」*9のパクリですね(笑)

いや、オマージュというべきですか(笑)

というか、そもそも歌詞で「今夜はスリラー スリラーナイト」ともろに言っちゃってますからね(笑)

しかし、なんでキョンシーなんでしょうか。

ゾンビだとあまりにも捻りが無さすぎるからですかね。

まぁ、キョンシーってゾンビの中国版みたいなものなので大して変わらないと思いますが(笑)

でもゾンビだとメイクも大変そうですし、なにより可愛くないですからね(笑)

 

キョンシーと言えば顔にお札が貼ってあるのが特徴ですが、エビ中キョンシー達にもお札が貼ってありますね。

顔じゃなくて頭に張ってありますが。顔が見えなくなるのは流石にNGだったようですね(笑)

貼り方はメンバーによって違いますが、れいなの貼り方が一番キョンシーっぽい気がします(笑)

それとお札に書いてある言葉もメンバーによって違いますね。

せっかくなので下記にまとめてみました。

瑞季→早寝早起

れいな→初代総長

真山→一曲入魂、アニメは一日五本まで

なっちゃん→五分前行動、国際派

彩ちゃん→微炭酸

ぁぃぁぃ→一所懸命、電車少女

美怜ちゃん→文武両道

裕乃→客観視

りななん→頭上注意

ひなた→日本人形

こんな感じです。真山、なっちゃん、ぁぃぁぃの3人はお札が2枚貼ってあります。

大体は分かるんですが一部よく分からないのがありますね(笑)

何ですか微炭酸って(笑)

この文字は誰が考えたんでしょうね。

本人作っぽいのもあるんですが、そうじゃなさそうな気がするのもあります。

それと、顔のキョンシーメイクもメンバーによって違いますね。

美怜ちゃんは頬にハートマークがあったり、ぁぃぁぃはパンダのようなメイクになっていたりとそれぞれの個性が出ています。

なっちゃんの頬に書いてあるHELPはどういう意図があるのかよく分かりませんが(笑)

ホラーの定番台詞×国際派だからってことですかね。

あと、着ている衣装は同じなようですが、右手に巻いている包帯(?)は何の意味があるでしょうね。

特に違和感は無い、というか寧ろホラーな雰囲気には合ってると思うんですが、少し気になりました。

キョンシーにまつわる装飾品なんでしょうか。それともゾンビ(というかスリラー)要素の名残とか?(笑)

理由はよく分かりませんが、踊りがよりダイナミックに見えるので良いですね!(笑)

 

キョンシー化した後に、前山田さんの「ヴぁ~」とか「しゃあ~」というおばけ声に合わせて各々ソロで抜かれるシーンがありますが、個人的にあそこはかなりの見所ですね(笑)

あのシーンもそれぞれ個性が出ていてとても面白いです。

普通はアイドルのMVで歌っていない時に抜かれるソロシーンと言ったら、大抵は笑顔か切ない顔か美しいキメ顔のどれかでしょう。

しかしそれらもエビ中にかかれば、人を脅かす威嚇ポーズやら、こよりを鼻に突っ込んでるシーンやら、わけのわからないものに早変わりです(笑)

最高ですね(笑)

それ以外にもキョンシーシーンは色々と面白いです。

ちなみに僕的キョンシーシーンのMVPはれいなですね。

「アーメン」の気だるそうな表情と十字架を無造作に持つあの様が相まって醸し出される、”アンニュイな強キャラ”感がカッコいいです(笑)

もっと直感的に言うと…ヤンキー感?(笑)

れいなはなんかヤンキー感が似合うんですよねー(←失礼)

ソロカットの謎の艶めかしさもばっちり似合ってます(笑)

真山の「はいーっ!!!」の目力も良いんですけどね(笑)

惜しくも2位って感じです(なんのこっちゃ)

 

 

そんなこんなでこのMVはかなり学芸会感ありますよね(笑)

セットもとてもいい味を出しています。

それにキョンシーも相まって、もう完全にティッシュのインパクトを越えましたね(笑)

というか、自分たちがキョンシーになってるのに「ゴーストなぞぶっ飛ばせ!」と歌っているのが可笑しいですね(笑)

とにかく楽しいMVになってると思います。

インディーズのMVの中では一番好きな作品です。

 

ただ、見た目の幼さとやってることの幼さから、益々引かれやすいMVにもなってると思うので、エビ中ファミリー以外の人に勧める際はくれぐれもご注意ください(笑)

 

~~

 

しかし、ここまで振り切ってれば、NHKとかでMVを流させてもらえればヒットするんじゃないかと思うんですがどうですかね(笑)

おばけなんて怖くないわ!という非常に子供受けの良さそうな題材の曲じゃないですか。

MVもダンスがあったり、キョンシーが出たりして楽しいですし、テンポがいいから飽きないと思うんですよね。

アーメン、ソーメンとかも子供受け良さそうですし。

 

でもテンポが速すぎかもしれませんね。

だんご3兄弟とかおしりかじり虫とかエビカニクスとか、あの辺の子供に大ヒットした曲は全部ゆっくりめな曲ですから。

…そういう問題でもないのかな?(笑)

それとMVのラストがちょっと怖いかもしれないですね(笑)

 

インディーズ時代の曲を筆頭に、エビ中の曲のいくつかは子供をターゲットすればまだ一山当てられるんじゃないかと思ってるんですが…

甘い考えですかね(笑) 

 

…それにしても今回ちょっと脱線しすぎましたね(笑) 

 

 

 

2. ご存知!エビ中音頭

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

町内会の人:前山田健一

Chorus:廣田あいか柏木ひなた前山田健一

 

【背景】

前山田氏の提供楽曲第六弾。

本人も町内会の人として参加している。

ゴーストに引き続き夏をテーマとした楽曲。

廣田はレコーディングの前日に、水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』と、天童よしみ『大ちゃん数え唄』を聞いて練習してくるように指示されたという。*10

 

ライブでは、一部のメンバーで柏木を担いで歩き回る、通称「もち神輿」というパフォーマンスが特徴。

ちなみにそのパフォーマンスは、レッスン中にメンバーが柏木を持ち上げて遊んでいたのが振り付けとして採用されたもの。

柏木の伸長が伸びるにつれて担ぐのが困難になってきているとのこと。*11

 

毎年恒例の夏のイベント「夏のファミリー遠足 略してファミえん」では、一曲目にこの曲が披露されることが多く、ファミえん恒例の曲となりかけていたが、2016年のファミえんでは披露されなかった。

 

また、2013年の春ツアーにおいて金沢の「石川県政記念 しいのき迎賓館」でのライブで校長のリクエストによりぶっつけ本番でこの曲を披露することとなったが、翌2014年の春ツアーで石川県政記念 しいのき迎賓館」でのライブが行われた際にも、再び校長のリクエストによりぶっつけ本番でこの曲を披露することとなった。*12

そのため、メンバーからは金沢恒例の曲とも言われた。

ちなみにそれ以降、金沢及び、しいのき迎賓館でのライブは行われていない。(2017年3月9日現在)

※2017年7月15日に、春ツアーにて石川県金沢市の「本多の森ホール」でのライブが開催予定。

 

 

【感想】

盆踊りの歌です(笑)

アイドルの夏ソングとしては、表題曲に比べれまだ王道ですかね。

あんまり変わらないか(笑)

 

タイトルに「ご存知!」を付けたのは理事長だそうです。

「誰も知らねえよ!」というツッコミ待ちなんだそうです(笑)*13

そう思って聞くと益々可笑しく聞こえますね(笑)

 

冒頭の前山田さんによる語りですが、「日本の夏、エビ中の夏」というのは、蚊取り線香でお馴染みのKINCHOのCMの「金鳥の夏、日本の夏」というフレーズのパクりオマージュですね。

(あのフレーズ、僕の記憶だと「日本の夏、金鳥の夏」だったような気がするんですが、調べてみるとどうも逆だったみたいです。この曲はわざと逆にしてるんですかね)

 

この曲、なんと一番が丸々ぁぃぁぃのソロパートという斬新な歌割になっています。

他のメンバーは皆で合いの手を入れるという、アイドルとファンの掛け合いみたいな構成になっています(笑)

前山田さんにしては珍しくゆったりとしたテンポの曲を、ぁぃぁぃがコブシをがっつりと効かせて演歌調に歌い上げます。

これ、当時12歳ですからね。

しかも、公式パンフレット(vol.1)によると、当時一度も演歌を歌ったことがなかったそうです。

そこで、『三百六十五歩のマーチ』と『大ちゃん数え唄』をレコーディングの前日に聞いて練習し、この完成度を叩きだしたというのです。

前日て。信じられませんね(笑)

凄すぎて恐ろしいくらいです(笑)

 

1番が終わり、2番になると一気にBPMが上昇し、曲調がガラッと変わります。

あんなに演歌調の出だしだったのに、間奏部分なんてもうユーロビートチックになってます。

ああ、やっぱり前山田さんの曲だなぁと思わされる瞬間ですね(笑)

今度は皆で歌うんですが、一番であれだけ歌ったにも関わらず、最後のソロパートもぁぃぁぃが担当しています。

完全にぁぃぁぃ曲ですね(笑)

 

ところで、ぁぃぁぃが練習用に渡された曲ですが、何故この2曲なのかが気になりますね。

確かに両方ともベテラン演歌歌手の曲ですしコブシも効いてますが、この曲自体は演歌ではありません。

方や歌謡曲、方やアニメのテーマソングです。

本物の演歌の方がコブシが効いてるんじゃないかと思うんですが、

ただ、曲調としては演歌よりもこっちの方がエビ中音頭に近い気がします。

明るく元気な歌い方も参考にしてほしかったのかもしれませんね。

 

歌詞には特に深い意味は無いと思いますが、これを聞いてるとお盆で田舎に帰省した時の神社のお祭りを思い出します。

小さな幸せが詰まってましたね(笑)

「長くて短い夏休み 無意味に有意義に過ごしましょう」

という歌詞がちょっと気に入ってます。

無意味なことでも有意義に感じられればそれは幸せですよね。

そんな風に生きてゆければ、人生がもっと豊かになるかもしれませんね。

 

ちなみにこの曲、間奏部分のダンスがカッコいいです。

ぜひまたライブでみたいものです。

できればファミえんで。

復活してくれないかなぁ…(笑)

 

 

 

【シングルの感想】

前山田さんがインタビューで「この盤はほんとふざけきってますね」と語っているのが印象的であり、それが全てです(笑)*14

この辺りからもう完全にサブドル(サブカルチャーをひた走るアイドル)としての地位が確立してきましたね。

ティッシュで切った舵が、ゴーストで固まったという感じでしょうか。

とにかく前回よりさらにサブカル具合が加速しています。

ジャケットとか全然可愛くないですし(笑)

この頃のエビ中なんてほんと芸人みたいなもんですからね。

いかに奇抜なことをするかという部分に心血を注いでる気がします(笑)

 

実はそれを裏付けるような事件がありました。

インパクト大のキョンシーメイクですが、実はこのメイクでライブをしたことがあります。

しかも自分達のライブじゃありません。

かの有名な日本最大規模のアイドルフェス、TOKYO IDOL FESTIVAL (通称:TIF)でです。

このTIF2011においてエビ中は2日間で計四回ステージに立つのですが、その内の一回だけHOT STAGEと呼ばれるメインステージに立つ機会を得ていました。

去年のTIF(『TOKYO IDOL FESTIVAL 2010』)ではサブステージでのライブのみだったので、初のメインステージです。

これまでエビ中が体験してきたフェスの中で恐らく最も大きい舞台です。

その念願の大舞台で…やっちまいました(笑)

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しかもこの時はエビ中ではなく「キョンシーシスターズ」と名乗っており、全員「~キョン」という名前での自己紹介でした。(例:みずキョン

ただでさえ、人数が多いくせに色分けがなくてメンバーの判別がし辛いというのに、まともな自己紹介もせず、その上こんなメイクまでしたら間違いなくメンバーを覚えてもらえません。

というか、覚えるどころか識別すらしてもらえません(笑)

しかもこれで動き回るわけですからね。

ファンですら見分けるのに一苦労でしょうね(笑)

しかし、インパクトは大です。

そりゃもうそうです(笑)

メンバーが印象に残るよりもグループが記憶に残る方を選んだということですかね。

実力が無い内はインパクトで勝負するというのはお姉さんから受け継いだスターダストスピリッツなんでしょう。

理事長と前山田さんのせいでその辺りが数段加速してますが(笑)

ちなみに校長によるとこの企画、メンバーは嫌がってたらしいです。

いや、当たり前ですが(笑)

2012年末頃の瑞季と真山のインタビューによると、自分たちのライブやMVでやる分には(ティッシュ以降もう慣れていたから)良いけれど、他のアイドルが沢山いる場所で変なことをするのは流石に嫌だったようです。*15

そりゃそうですよね(笑)

恥ずかしいですもんね(笑)

しかしそのインタビューの最後で真山は、「それこそキョンシーを絶対にやりたくないって断ってたらメジャーデビューも無かったなと。キョンシーあってこそのエビ中かなって」と語り、瑞季と二人で「またやりたいね」と言っています。*16

逞しく育ちましたね(笑)

 

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余談ですが、この時のキョンシーメイクはゴーストのMVとは少し違うメイクになっています。

れいなはキョンシーと言うかピエロみたいになってますね(笑)(というかゴー☆ジャス(笑))

お札も一新されています。

全部は分からなかったのですが、分かった範囲で書くと、

真山…安打製造機

なっちゃん…なっつジャパン

彩ちゃん…安本無双

ぁぃぁぃ…王位継承

美怜…女は愛嬌

裕乃…博愛主義

りななん…腹八分目

ひなた…全品半額

という感じです。

どっちかというとMV版よりTIF版の文言の方が僕は好きですね。

どうでもいい話ですけど(笑)

しかしシュールですよね。

ゴーストはともかく、この格好で他の曲もやってますからね。

「ダイビング」*17とかやってますからね(笑)

ほんとぶっ飛んでますね(笑)

 

このシングルは、インディーズ時代で最もハジケてるシングルといっても過言ではないでしょう。

ここでこれだけふざけたので、メンバーも普通のアイドルのようなことをするグループじゃないんだなと悟ったことと思います(笑)

そういう部分も含めて、エビ中らしさを作り上げる上で欠くことのできない重要なシングルですね。

 

*1:私立恵比寿中学、発売日前にまさかのちゃっかりランクイン | 私立恵比寿中学 | BARKS音楽ニュース

*2:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』 付属小冊子より

*3:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter: "より

*4:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』 付属小冊子より

*5:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』 付属小冊子より

*6:MARQUEE Vol.94より

*7:2015年4月10日よりBSフジで放送されているエビ中のバラエティ番組

*8:Quick Japan vol.105より

*9:Michael Jackson - Thriller (Official Video) - YouTube

*10:〈絶盤ベスト〉を軸に振り返る私立恵比寿中学のあゆみ! - TOWER RECORDS ONLINEより

*11:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』 付属小冊子より

*12:EVERYTHING POINT及び、EVERYTHING POINT2より

*13:〈絶盤ベスト〉を軸に振り返る私立恵比寿中学のあゆみ! - TOWER RECORDS ONLINE

*14:〈絶盤ベスト〉を軸に振り返る私立恵比寿中学のあゆみ! - TOWER RECORDS ONLINEより

*15:MARQUEE Vol.94より

*16:MARQUEE Vol.94より

*17:旧3B juniorの楽曲。持ち歌が少なかった時代にはエビ中もよく披露していた。

楽曲紹介『ザ・ティッシュ~とまらない青春~』

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《タイトル》

ザ・ティッシュ~とまらない青春~

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2011年4月27日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

1. ザ・ティッシュ~とまらない青春~

2. エビ中一週間

3. ザ・ティッシュ~とまらない青春~(karaoke

4.  エビ中一週間(karaoke

 

【シングルの背景】

エビ中の4th Single。小池脱退前の最後のシングルである。

このシングルから正式なMVが作られるようになった。

新曲に合わせて制服衣装も新しくなったが、何故かジャケット絵の少女が着ているのは前回(『チャイム!/どしゃぶりリグレット』)の衣装となっている。

また、このシングルから各曲のコーラスを担当したメンバーが表記されるようになった(ただし、インディーズ時代まで)。

これ以降、インディーズシングルのジャケットは写真ではなく絵が使われることになる。

また、このシングルから各楽曲のボーカル音声無しのバージョンが収録されるようになった。ちなみに、その表記が「(karaoke)」と表記されているのはこのシングルだけであり、以降のインディーズシングルでは「(Off Vocal ver.)」と表記されるようになる。その理由は不明。(メジャーデビュー以降は「(Less Vocal)」の表記で統一される)

収録されている曲は2曲とも前山田氏が手掛けている。

現在は絶版となっている。 

 

余談だが、このシングルの発売日に更新された公式ブログにて、安本がショートヘアになったことが報告された。*1

ファンに杏野なつとよく間違われていたことと、父親に「目立った方がいいよ」と言われたことが髪を切った理由。*2

安本はこれ以降現在に至るまでショートヘアを貫いている。

 

 

1. ザ・ティッシュ~とまらない青春~

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

Chorus:真山りか廣田あいか柏木ひなた

 

Music Video

監督:家泉英明

プロデューサー:千葉広二

www.youtube.com

 

【背景】

前山田氏の提供楽曲第三弾。

以降三作続いて制作される、季節をテーマにした楽曲の第一弾でもある。(この曲のテーマは春)

氏曰く、ティッシュに愛を告白する花粉症の少女の歌。*3

ライブでは曲中にティッシュが乱舞することもあった。*4

本曲はエビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』にも収録されている。 

 

ちなみにこの曲はカバーもされている。

2011年10月19日にヴィレッジヴァンガードから先行発売されたコンピレーションアルバム、『アイドルバイブレーション!!』に収録されている。

このアルバムは旬なアイドルグループの代表曲を様々な人物がカバーしているもので、曲調にアレンジが施されていることに加えて、音源にコールが入っている点が特徴。

「ザ・ティッシュ〜とまらない青春〜」のカバーは、hinano/mico'/miyakaが担当している。

同年11月2日よりiTunesからも配信されており、iTunesから試聴することが可能。*5

 

さらに、ももクロエビ中の弟分にあたる「EBiDAN」*6の中から結成されたダンスロックバンドである「DISH//」にもカバーされている。

タイトルは『ザ・ディッシュ~とまらない青春  食欲編~』(2013年2月13日発売の3rdインディーズシングル『ギブミーチョコレート!』に収録)。

2012年11月11日、エビ中はライブツアー*7の東京・Zepp Tokyo公演を行っていたが、同日にその隣にあるイベントステージ・MEGA WEB トヨタシティショウケースではEBiDANがフリーライブ「DISH//&超特急 2NDリリース! HMVツアー “礎”~初心者マーク大歓迎~」を実施しており、本曲はそこで初披露された。

フリーライブのため会場に集まった観客の中にはエビ中目当てのファンも多数いたようで、DISH//が本曲を披露すると、会場に集まった観客はエビ中の原曲を聴き慣れていることもあってか驚きながらも大盛り上がりしたという。*8

こちらのカバーはタイトルや歌詞まで含めて大胆なアレンジが施されているが、この編曲を担当したのも、原曲作者の前山田健一氏である。*9

 

 

【感想】 

ハイテンポから繰り出されるわけのわからない歌詞が唸る!前山田節120%!

見よ!これがKing of 学芸会だ!!

…感想はそんな感じですかね(笑)

 

インディーズ時代屈指の盛り上げ曲にして、エビ中を本格的にサブカルの道に引き込んだ曲です(笑)

「ここから変な方向に行き始めた」「はっちゃけ始めた」「おかしくなり始めた」「この先が心配になった」等々、メンバーからはあらゆるインタビューで元凶として語られています。

僕もそう思います(笑)

ここからKing of 学芸会というフレーズに独自の色が付き始めましたね。

まぁ、色と言っても殆ど前山田色ですが(笑)

普通はアイドル×学園で春ときたら卒業や入学をテーマにするものでしょう。

なのにこの曲は、それらの定番を「それどころじゃないわ」と一蹴して花粉症をテーマにしているのです。

ひなたも加入し、MVも作り始めて、いよいよこれから本格的に活動開始だという勝負時であるにもかかわらずです。

いや、花粉症て(笑) 確かに春だけど、なんかもっと他にあるでしょうよ(笑)

面白すぎますね(笑)

もちろんこれも戦略の一つで、藤井校長は後のインタビューで「 "春だから桜、卒業"という王道はあえて選ばない。特に学園コンセプトのグループなんてごまんとあるので、その中で違和感を感じさせることを大事にしています」と語っています。*10

つまり気の迷いではないため、これ以降もガンガンこの路線で攻めていくことになることになります(笑)

ちなみにこの手の発想は前山田さんというよりも主に理事長から出てくるそうです。

理事長の無茶振りを前山田さんが受け、持ち前の手腕で曲にしていたようですね。流石です。*11

まぁ、前山田さんもノリノリで作ってたみたいですけど(笑)

インディーズ時代のエビ中楽曲は、大部分が理事長と前山田さんの悪ふざけによって構成されてると言っても過言ではないでしょうね(笑)

 

ところでこの曲のタイトルですが、これを聞いたとき誰もが一瞬頭をよぎることでしょう。

え、下ネタ?と(笑)

前山田さんのブログやインタビューでは、「考え過ぎです」とか、「変な想像した人は廊下に立ってなさいっ!!」と書かれていますが、これは明らかに勘違いを狙っていると思います(笑)

動画自体が消されてしまっているので公式なソースが示せないのですが、シングルの発売直前に放送されたUSTREAM番組にて、前山田さんは卑猥なイメージが入る余地があるということは承知しているという主旨の発言をしていたはずなので、全く意図せずして偶然そうとも取れるタイトルになったということではないはずです。(まぁ、あたりまえですが(笑))

タイトルだけでなく歌詞にも多少意味深なフレーズが含まれていますが、歌詞全体に跨っているわけではないので、この曲自体が何かの暗喩ということではなく、単純にウケ狙いで部分的にそういった表現を使っただけだと思います。

色んな意味で凄い曲ですね(笑)

ちなみに、この曲のタイトルを考えたのは前山田さんじゃないそうです。*12

だとすれば恐らく、というか十中八九理事長でしょうね(笑)

 

今回の歌唱メンバーは、れいな(宮﨑)、真山、彩ちゃん(安本)、ぁぃぁぃ(廣田)、美怜ちゃん(星名)、ひなた(柏木)の6人です。

この6人は歌唱メンなのでMVでも沢山映ってます。

こういう所でも必然的に優遇されてきますね。

ところで、出だしのぁぃぁぃの台詞は「I can't stop…」なんですが、何度聞いても「I can stop…」に聞こえるのは僕だけでしょうか…(笑)

CDだけじゃなくてライブでもそう聞こえます。ぁぃぁぃに限って勘違いしているということはないと思うので、なにかしらの意図があって「ント」をはっきり発音しないようにしているのではないかと思うんですが、実際のところどうなのかは分かりません。

僕の耳がおかしいだけかもしれません(笑)

 

そして他の台詞パートにはりおたん(小池)、りななん(松野)の2人が選ばれています。

ついにりおたんがソロパートを獲得しました!

とは言っても台詞パートで、しかもたったワンフレーズですが、本人はとても嬉しかったようです。*13

というか今まで台詞パートすらもらえていなかったという厳しさですよね…。

この時点で既に、歌の上手いメンバーや個性の光るメンバーは何度もソロに抜擢されています。

美怜ちゃんやひなたなんて加入してすぐに曲のド頭を任せられたりしているわけで、それを間近で見ているのは内心相当辛かったのではないかと思います。

ただ、そういう厳しさがあるからこそ選ばれた時は本当に嬉しいんでしょうね。

『4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~』でティッシュを披露するりおたんを見ることが出来ますが、台詞直前の緊張した顔と、披露時のパフォーマンスからこの台詞に掛ける意気がとても伝わってきます。

「あなたがいないとダメなの わたし呼吸もできなくなっちゃうの」という台詞。

特別心を揺さぶるような台詞でもない、ただのギャグ台詞です。

しかし彼女にとっては、やっと勝ち取った大切な台詞だったんじゃないかと思います。

ちなみに同じく台詞担当のりななんは、レコーディングの日に風邪気味だったため、本物の鼻声でレコーディングしたそうです。*14

タイミングが良いんだか悪いんだか…(笑)

 

MVに関してですが、先に述べたUSTREAM番組にて前山田さんは、アイドルにくしゃみをさせるとか、鼻をつまみながら歌わせるとか、音だけではなく視覚的にも楽しめる要素を取り入れられたので、その点でも花粉症というテーマの選択は成功だったというようなことを言っていました。たしか(笑)

確かにそうですね。アイドルにこよりでくしゃみさせるなんて中々ぶっ飛んでます。しかも初MVなのに…(笑)

ちなみにあのくしゃみシーンは、なかなかくしゃみがでない子は演技でくしゃみするように指示されていたらしいのですが、彩ちゃんはそのくしゃみの演技が上手くできず(「ハクション!」がどうしても棒読みになってしまうらしいです(笑))、その結果一人だけくしゃみシーン無しで使われたそうです(笑)*15

ただ歌って踊る以外に何をするかというのはMV制作においての悩み所かと思いますが、この曲は持ち前のテンポの良さに加えてティッシュという小道具を使うことで、見ていて飽きない面白さが出せてると思います。

それに加えて、口パクで「好き」と言うアイドルらしいシーンもちゃっかりしっかり取り入れています。

あのシーンみんな可愛いんですが、個人的には、満面の笑みの裕乃、小走りしてきて叫ぶれいな、照れてティッシュで顔を隠してからの覗き見をする彩ちゃんの3人にはキュンキュンアクション賞を授与したいですね(笑)

特に彩ちゃんは素晴らしいです。優勝です(笑)

ちなみに、インディーズのMVでは唯一寸劇がない作品となっていますが、理事長曰く予算が足りなくて入れられなかったとのこと。*16

この時から茶番を入れるつもりではあったみたいですね(笑)

低予算の割にかなり充実したMVに仕上がっていると思います。

 

…まぁ、ぶっちゃけ皆が可愛く撮れているからそれだけで充分満足なんですけどね(笑)

ただ、これを見てニヤニヤしていたら間違いなくロリコン変態野郎だと思われるので気を付けてください。

正直僕も初めて見た時は、曲の意味不明さとメンバーの幼さに戦慄して引きました…(笑)

でも、今じゃすっかり虜です。

いやぁ、人生ってわからないものですね!(笑)

 

 

2. エビ中一週間

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

Chorus:廣田あいか柏木ひなた前山田健一

 

【背景】

ザ・ティッシュ~とまらない青春~と同様に前山田氏の提供楽曲。

本人もコーラスで参加している。

前山田氏曰く、「エビ中版”なんてったってアイドル”」とのこと。*17

 

トップアイドルになるために練習している様を描いた曲であるため、ピアノの練習曲として有名なハノン*18のメロディーが取り入れられている。*19

 

元々は、前山田氏が姉妹グループのももいろクローバー用に制作したデモ曲の内の一つであった。

結局ももクロの曲としては採用されなかったが、エビ中の曲として採用されることとなった。

しかし、理事長は初めてデモを聞いた時から既に「これエビ中の曲じゃん!」と思っていたとブログで語っている。*20

 

本曲はエビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』にも収録されている。 

 

【感想】

この曲いいですよねー(笑)

とても好きな曲です。

トップアイドルを目指して毎日頑張るエビ中の姿を歌った、可愛さと健気さに溢れる曲です。

しかしそれと同時に、学校帰りの時間や休日、果ては恋愛まで制限されているのかと思うと切なさと我々の罪深さも感じてしまいますね…(笑)

アイドルって大変だなぁと思わされます。

勿論これは忠実に再現された一週間というわけではないでしょうが、実際にこれに近い一週間の時もあると後のインタビューで裕乃は語っています。笑顔の練習とかはないそうですが(笑)*21

多感な時期にこんな生活してて、よく擦れた子にならなかったなと思いますね。本当に。

 

さて、実はこの曲には注目すべきところがあります。

それは歌割です。

そう、なんとこの曲は…

全員にソロパートがあるのです!!!

さっき散々ソロパートが貰えない厳しさが云々とか言ってた手前大変恐縮なんですが、全員ソロがあります(笑)

これは革命ですね!(笑)

マイク交換スキルの発達のお陰か(どうかは分かりませんが)、今まで歌唱メンバーは6人縛りだったのが、一気に全員歌えるようになりました。

これのお陰で、今まで一度も歌唱パートを貰っていなかったりおたん、裕乃、りななんの三人も初歌唱パートを獲得しました。

りななんは後のインタビューで、歌唱パートがもらえてすごく嬉しかったと語っています。*22

ちなみに、エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』の歌詞カードでは、「月曜日はボイストレーニンッ」の部分が【小池】と表記されていますが、これは【宮﨑】の間違いです。

ちゃんとれいなにもソロパートがあります(笑)

今では当たり前になっていますが、やっぱり全員にパートがあるというのは良いもんですね。

ソロの時は必ず前列に出ることが出来るので、ファンにとってもありがたいでしょうし。

 

そんなこんなでエビ中の良さが色々と詰まった一曲。おすすめです!

 

ちなみになっちゃん曰く、おばあちゃんっぽく歌ってるところをお聞き逃しなく!!とのことなのでぜひお聞き逃しなく(笑)*23

それと、「登・校・日!」のところの振り付けが見ていてとても気持ちいいので、見る機会があったらぜひお見逃しなく(笑)

 

 

【シングルの感想】

ティッシュの感想でも少し書きましたが、やはりこのシングルからエビ中の方向性が固まってきたように思います。

熱いエールで人を励ますとか、深大なメッセージを世間にぶつけるとか、そういった堅苦しいものや背伸びしたものではなく、もっと自由で、もっと自然な、ありのままの楽しさを表現するグループという感じですかね…。

う~ん、エビ中の個性を言葉にするのはとても難しいです(笑)

ただ楽曲の方向性としては、堅苦しい説教臭さを排除していき、喜怒哀楽(主に楽ですが(笑))をできるだけシンプルかつストレートに表現するようになっていったように思います。

今にして思うとこの時期にこういう曲に触れていたことも、擦れずに育つことができた理由の一つかもしれませんね。

変に大人びたグループになっていたらあんなに純心のままではいられなかったでしょう。

…でもよく考えたら、グループ名からして大人びたグループには成りえないですね(笑)

まぁ、そんなこんなでこのシングルは、これからのエビ中の方向性を示すキーシングルだったと思います。

メジャーデビューを機にまた少しづつ特徴が変化していきますが、それはその時にまた語りたいと思います(笑)

 

あ、それと今回は省いちゃいましたが、このシングルに収録されているkaraokeバージョンはChorusメンバーのコーラスがよく聞こえるそうです。

実は持ってないので不確かな情報なんですが(笑)

確かにノーマルバージョンだとコーラスはあんまり聞こえないですよね。

これ以降のインディーズ曲にもそれぞれコーラス担当が存在しているのですが、クレジットをよく見てみると、ぁぃぁぃとひなたは全ての曲のコーラスを担当していました。

ティッシュには真山、エビ中一週間とエビ中音頭には前山田さん、売れたいエモーションと永遠に中学生には彩ちゃんが加わっていますが、ぁぃぁぃとひなたがコーラスを務めていない曲はありません。

こんなに偏りがあるとは思いませんでしたが、まぁ誰にでも出来ることではないので当然なのかもしれませんね。

それだけこの2人が凄いということでしょう。

ボーカル無しのバージョンはそれぞれのシングルにしか収録されていないので、中古ショップ等で見つけたらぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

僕も今度見つけたら買おうと思います。

そして何か面白い発見があったらここに書き足します(笑)

*1:安本彩花|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*2:Quick Japan vol.105より

*3:私立恵比寿中学「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」|ヒャダイン オフィシャルブログ 「ヒャダインのチョベリグ★エブリディ」 Powered by Amebaより

*4:私立恵比寿中学、クリスマスライブでティッシュ乱舞 - 音楽ナタリーより

*5:Various Artistsの「アイドル バイブレーション!!」を iTunes で

*6:スターダストプロモーションに所属する男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団

*7:ウィンターデフスター極上ツアー2012-2013 ~KING OF GAKUGEEEEKAI of チュウ of LIFE~

*8:新曲「梅」初披露&観客巻き込み大玉転がし!エビ中体育祭 - 音楽ナタリーより

*9:ももクロ弟分・DISH//、前山田プロデュース曲PV公開 - 音楽ナタリー

*10:私立恵比寿中学 (5/7) - 音楽ナタリー Power Pushより

*11:理事長 (自由人。しがない非公式) on Twitter: より

*12:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter: より

*13:初♪~θ(^0^ )(小池梨緒)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Ameba

*14:私立恵比寿中学 公式パンフレット vol.1より

*15:MARQUEE Vol.94より

*16:理事長より|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*17:〈絶盤ベスト〉を軸に振り返る私立恵比寿中学のあゆみ! - TOWER RECORDS ONLINEより

*18:教本の事を指す場合が多い

*19:MARQUEE Vol.94より

*20:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*21:〈絶盤ベスト〉を軸に振り返る私立恵比寿中学のあゆみ! - TOWER RECORDS ONLINEより

*22:私立恵比寿中学『初めてのベスト盤とこれまでの活動の歴史を振り返る!』 | ORICON NEWSより

*23:私立恵比寿中学 公式パンフレット vol.1より

幸せを作り出す童心

本日、松野莉奈を送る会に参列しました。

 

献花用の花にはピンクのガーベラを選びました。

エビ中に転入して間もない頃の話ですが、りななんがブログで好きだと語っていた花です。*1

また、ピンクのガーベラには「崇高美」と「童心にかえる」という花言葉があり、これ以上ないほどりななんにぴったりだなと思ったのでこれにしました。

 

今まで全く現実感がなく、現地についてもさほどその感覚は変わりませんでしたが、献花台を目にした瞬間に現実を叩きつけられました。

その衝撃があまりにも強すぎて、心の中で「なんだこれは…」と何度も繰り返し言い続けながら泣きました。

自分の番が来ると頭が真っ白になってしまい、ただ「ありがとう」という言葉しか出てきませんでした。

情けないですが、その気持ちだけでも伝わっていたら嬉しいです。

 

 

 

前回のブログで僕は、エビ中の作品には本物の悲しみが宿ってしまったからもう見れないと書きました。

しかし、実際に見てみるとやっぱり笑えるし、熱くなれるし、幸せな気分になれました。

 

確かに、悲しもうと思えばいくらでも悲しい気分になれます。

声を聞く度、姿を見る度、叶わぬ景色を夢想して、もう二度と彼女を見ることは出来ないんだと言い聞かせれば悲しみは無限に溢れ出てきます。

 

でも違うんです。

エビ中ってそうじゃないんです。

そういうものじゃないんです。

 

画面の中の彼女たちは、悲しんでもらうために歌ってるんじゃないんです。

苦しんでもらうために踊ってるんじゃないんです。

辛くなってもらうために笑ってるんじゃないんです。

 

あんなに一生懸命なのは、皆を楽しくするためなんです。

皆を笑顔にするためなんです。

皆を幸せにするためなんです。

 

それなのに、そんな一生懸命幸せを与えようとしてくれてる彼女たちを見て悲しみに浸るなんてあまりにも失礼なことだと思いました。

失礼極まりないです。

それはエビ中という存在そのものを否定し、泥を投げつけるのと同じことです。

エビ中への冒涜です。

 

エビ中は幸せを作り出す存在なんです。

それは、永遠に中学生というテーマにあの子達の純真さが掛け合わさることで起こる奇跡です。

僕は本気でそう思ってます。

だから僕はこれからもエビ中の作り出す幸せを感じていたいし、それを少しでも世に伝えていきたいと思いました。

 

 

 

前にも言った通り、りななんは永遠に中学生そのものです。

見た目は大人、中身は子供。

どれだけ歳を重ねても、永遠に中学生の心を持ち続けている限り、りななんはそこにいます。

エビ中が永遠に中学生を掲げ続けている限り、りななんはエビ中と共にあります。

僕はそう信じます。

 

だからもう悲しくないと言ったらうそになりますが、

エビ中のこれまでの作品を、そしてこれからの作品を見続けていく決心はつきました。

 

 

 

エビ中は前に進む決断をしました。

ならば僕もそれに付いて行きたいです。

やっぱりエビ中が大好きなので。

 

 

 

 

このブログはまたいつも通りに再開したいと思います。

僕はりななんに対して腫れ物に触るような扱いはしません。

悪い言い方をすれば、特別丁重に扱うようなことはしません。

他のメンバーと同じように、思ったことをそのまま書きたいと思います。

 

もしかしたらそのせいで不快に感じる方がいらっしゃるかもしれません。

でも、僕は彼女だけ別物として扱いたくはないのです。

申し訳ございません。

 

それでも良ければ、これからも見て頂けるとありがたいです。 

無題

昨日、エビ中メンバーの松野莉奈さんが亡くなってしまいました。

 

あまりにも突然すぎました。

 

昨日一日、頭の整理が全くつきませんでした。

今でもついてません。

 

本当に信じられません。 

 

 

 

僕は8人のエビ中が大好きですし、それ以前のエビ中も大好きです。

 

中でも、昔の作品を観賞して今との違いを楽しむことが好きなんです。

 

転校メンバーを思い出して時々寂しくなる時もありますが、皆自分で決めてそれぞれの道で頑張っているので悲しくはありません。

 

時々ブログや特典映像で転校メンバーが出てくるのが嬉しくて、それを楽しみにしていたりもします。

 

僕が最初に転校生も含めた全メンバー紹介の記事を作ったのは、それを皆さんに共有したかったからです。

 

 

でも今回は違います。

転校とは全然違うんです。

 

もう彼女が僕たちの前に姿を現すことは二度とないんです。

 

僕はもう過去の作品を今までと同じように楽しむことが出来ません。

全ての作品に本物の悲しみが宿ってしまいました。

 

7人時代というカテゴリーを作りたくないです。

 

 

 

今後エビ中がどうなるかは分かりませんが、このブログの更新は暫く休止することになると思います。

 

楽しみにして下さっていた方がいるかどうかは分かりませんが、申し訳ございません。

 

気持ちに整理がついたらまた書きます。

 

恐らくその時はなんの前触れもなく突然いつも通り再開すると思います。

 

本当に身勝手で申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

 

松野莉奈さん

 

あなたは絶世の美女です。

世に二人といない完璧な美貌を持っています。

しかし、本当に美しいのはその心です。

あなたの心は純粋そのもの。

誰もが成長と共に失ってしまう、無邪気で綺麗な子供の心をいつまでも持ち続けていました。

見た目は大人、中身は子供。

あなたこそ「永遠に中学生」というコンセプトを最も体現した存在だと思っていました。

メンバーも少しずつ大人になっていますが、あなたがいればそのコンセプトを見失うことはないと思っていました。

 

何故今あなたが逝ってしまわなければならないのか理解できません。

こんなことがあっていいはずがありません。

神も仏もいないんだと思い知らされました。

 

 

最早とりとめも何もない文章ですが、最後に言わせてください。

沢山の笑顔をくれてありがとうございました。

夢を見せてくれてありがとうございました。

 

あなたを知れて幸せでした。

 

 

どうか安らかにお眠り下さい。

学芸会紹介『4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~』

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《タイトル》

4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~

《公演日》

2011年4月10日

《開催地》

中野サンプラザ

《発売元》

STARCHILD(KING RECORDの子会社)

《発売日》

2011年8月24日(DVD)

2013年6月5日(Blu-ray

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常版(DVD)

②通常版(Blu-ray

《収録曲》

ー第一部『ももクロ☆オールスターズ2011』ー
 オープニング
1. ピンキージョーンズ

2. キミとセカイ

3. Believe

4. ミライボウル

5. 全力少女

6. ありがとうのプレゼント / 有安杏果

7. …愛ですか? / 玉井詩織

8. 恋は暴れ鬼太鼓高城れに

9. 太陽とえくぼ百田夏菜子

10. fall into me早見あかり

11. だって あーりんなんだもーん☆佐々木彩夏

12. 恋のダイヤル6700 / マス寿司三人前(有安杏果玉井詩織高城れに

13. デコまゆ 炎の最終決戦 / デコまゆ(百田夏菜子早見あかり

14. チャイム!私立恵比寿中学

15. ザ・ティッシュ~とまらない青春~私立恵比寿中学

16. Chai Maxx

17. 行くぜっ!怪盗少女

18. オレンジノート

 -encore-

19. 未来へススメ

20. 走れ! 

21. ツヨクツヨク 

 

ー第二部『早見あかりFINAL そして…』ー

 オープニング:overture ~ももいろクローバー参上!!~

1. ももいろパンチ

2. 全力少女

3. ココ☆ナツ

4. words of the mind ~brand new journey~

5. きみゆき

6. ピンキージョーンズ

7. ミライボウル

8. Believe

9. 気分はSuper Girl!

10. 走れ!

11. キミとセカイ

12. Chai Maxx

13. 未来へススメ!

14. オレンジノート

15. あかりんへ贈る歌

16. 行くぜっ!怪盗少女

 -encore-

17. ツヨクツヨク 

18. あの空へ向かって

 

ー特典映像ー

早見あかりFINAL…そしてZ誕生!

 

【背景】

エビ中の先輩グループ「ももいろクローバー」(通称:ももクロ)の中野サンプラザ公演を収録した映像作品。

ももクロメンバーの一人である早見あかりの最後の公演であると共に、「ももいろクローバー」の名義で活動した最後の公演でもある(この公演以降は「ももいろクローバーZ」という名で活動することとなる)。

本ライブは二部構成となっており、一部二部共に同日同所で行われた。

一部のももクロ☆オールスターズ2011』はももクロのソロ曲及びユニット曲の披露やエビ中の登場等、様々なギミックが施されたライブとなっている。

一方、二部の『早見あかりFINAL そして…』はももクロメンバーの一人である早見あかりの脱退前最後のライブとしての側面が強調されたライブとなっている。

DVD及びBlu-rayには、早見あかりからももクロのメンバーとファンへ向けて書かれた手紙が付属している。

 

エビ中は一部公演(ももクロ☆オールスターズ2011』)に出演しており、自曲の披露に加えて、一部のメンバーはももクロのソロ曲中でのバックダンサー等も務めている。

本公演へのエビ中の出演は急遽決定したものらしく、エビ中出演が告知されたのも公演日の約2週間前である。*1

結成当初からバーターとして数多くのももクロライブに出演してきたエビ中だが、本公演を最後にエビ中ももクロのライブに出演することはなくなった。

 

ちなみに本公演には矢野も参加しているが、本来矢野は同年3月20日のライブをもって転校する予定であった。

しかし3月20日のイベントが震災によって中止となり、4月17日のライブまで転校が延びたため、4月10日に行われた本公演に矢野も出演している。

 

 

第一部『ももクロ☆オールスターズ2011』ー

 

7. …愛ですか?

歌:玉井詩織

共演:廣田あいか柏木ひなた

 

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【感想】

玉井詩織(通称:しおりん)のソロ曲です。

エビ中の飛車角たるぁぃぁぃ&ひなたがバックダンサーとして登場。

今考えると中々贅沢な使い方ですね(笑)

リコーダーを吹きながら登場するのが印象的です。

黄色い帽子に黄色い上履き、可愛らしい靴下等、全体的に子供っぽい印象の衣装を着ています。

ももクロの妹キャラをメインに据えて、エビ中のロリキャラ2人にロリロリの衣装を着せて踊らせるという、制作者の趣味が透けて見えてくる演出ですね!

という冗談は置いといて(笑)、実際はしおりんの個人カラーである黄色にエビ中の学校設定を加えたらこうなったというところでしょうか。

学校で黄色といったら黄色い帽子が浮かびますもんね。そして黄色い帽子といえば年少のイメージなので、エビ中の最年少二人組が選ばれたという感じでしょうか。

しかし、最年少の二人組が最強の二人組というのも面白いですよね。

まぁ、他のメンバーからしたらプレッシャー等々堪ったもんじゃないかもしれませんが(笑)

 

ぁぃぁぃひなたはもちろんのこと、しおりんもとても可愛いので見映えしますね。

この曲自体もとても可愛らしい曲なので、映像の可愛らしさに益々磨きがかかってます。

 

しかしこういっちゃなんですが、ぁぃぁぃはあんまりバックダンサーには向いてない気がします。もちろんあくまでも当時の映像に対する印象ですが。

バックダンサーにしては動きがダイナミックすぎるし、表情の主張も激しいです(笑)

ひなたが割と丁寧に踊るタイプなので、2人で踊るとかなり動きに差がでてきます。

この曲は大して動かない振り付けなのでまだマシですが、もっと動く曲だったら差は更に広がってたでしょうね。

そういう自分を抑えない全力少女振りもぁぃぁぃの魅力なんですけどね。

やはり脇役に収まる器じゃないってことなんですかね(笑)

 

 

8. 恋は暴れ鬼太鼓

歌:高城れに

共演:安本彩花

 

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【感想】

高城れにちゃんのソロ曲です。 

間奏部分で挟まる殺陣のシーンで敵役と一緒に登場するピンク(というか紅色?)の忍者装束を着たくの一が彩ちゃんです。

何故かこれだけバックダンサーではなく、お助けキャラ的なポジションになっています(笑)

その理由は分かりませんが、彩ちゃんのキャラも考慮に入っている配役な気がします(笑)

役割としては、敵が現れたられにちゃんに武器として使う扇子を渡して戦いを見守り、れにちゃんが勝利したら花吹雪を撒いて、最後に扇子を回収して撤収するというものです。

お前は戦わないのかよとか、もっとマシな武器なかったんかとか、色々と突っ込み所はありますが演出なので細かいことはいいんです(笑)

ただ、ダンサーではないためアップで映る機会は殆どありません。よく見てないと彩ちゃんかどうかも分からないので、気付かなかった人もいると思います。

流石忍者。忍んでますね(笑)

 

 

9. 太陽とえくぼ

歌:百田夏菜子

共演:瑞季、宮﨑れいな、杏野なつ松野莉奈

 

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【感想】

百田夏菜子のソロ曲です。

瑞季れいな、なっちゃん、りななんの4人がバックダンサーとして登場。

セーラー風の赤い襟が特徴的な衣装を着ています。ぁぃぁぃ&ひなたの衣装と似てる部分も多いですね。

ぁぃぁぃ&ひなたの黄色帽や上履きといい、このセーラー風の襟といい、これらの衣装にはエビ中の学校要素を多少反映させてくれてるような気がしますね。(彩ちゃんは例外です(笑))

曲の方には学校を連想させるような歌詞は無いと思うので。

ただのバックダンサーなのにそこまで配慮してくれるのはありがたいことですね。

…と思いましたが、もしかするとエビ中側で用意した衣装かもしれませんね。

その方が辻褄が合うような気もしてきました(笑)

 

しおりんソロの倍の人数のバックダンサーですが、4人もいるとかなりバックダンサーらしく見えますね。

動きも割と揃っているので悪目立ちしません。強いて言えば他のメンバーに比べるとりななんのキレが少し見劣りする部分があるかなとは思いますが、そこまで気になる程の差はないです。ぁぃぁぃと比べたら(笑)

この曲は振りが可愛いくて良いですね。やたらリピートしてしまいます(笑)

 

 

13⇒14.  ebiture

 

【感想】

13曲目が終わって14曲目のチャイム!が始まる前に、このライブの司会進行役であるケイ・グラントさんが前山田さんに代わってebitureのお馴染みのナレーションを言ってくれます。

と言っても今でこそお馴染みのebitureですが、実はここが初披露だったので、当時はエビ中ファミリーの人にとっても全くお馴染みではありませんでした(笑)*2

自分たちの出囃子の初披露が自分たちのライブじゃないって斬新ですね(笑)

ケイ・グラントさんバージョンも新鮮で良いです。渋い声がカッコいいですね。

めっちゃカンペ見なが言ってますが(笑)

結構コールが聞こえますが、これ以降名前のコール等になると途端に客の声が小さくなるので、モノノフ*3の皆さんが出来る範囲で合わせてくれてるんだと思います。 

 

そしてエビ中登場。

まだ短髪じゃない頃の貴重な彩ちゃんを拝めます。

一番貴重なのは短髪の妃菜喜ですが(笑)

配置に着く間際の真山のアニメキャラのようなジャンプが最高ですね(笑)

 

 

14. チャイム!  

 

【感想】

ということでチャイム!です。

総勢12人いるので、やはり人数が多いですね。

これだけ多いと現場ではどこ見て良いやら分かりませんね(笑)

まぁ推しをだけを追いかけていればいいんでしょうけど、僕は全員みたい欲張りタイプなのでこれは大変そうです(笑)

これは映像なので見逃しても巻き戻せる分ありがたいんですが、僕の好きな「いつもの靴を履いたらまた」の部分の(脚の)振りが映ってないのでそこが残念です。

映像作品の利点と欠点ですね(笑)

 

冒頭のシーンから、ライブ全体を通して妃菜喜の笑顔が眩しいですね。

妃菜喜にとっては転校前の良い思い出になったんじゃないかと思います。

りおたんのダンスは粗いですがダイナミックですね。

表情の強張り方を見ていると、入ったばかりの頃のりったんを思い出します(笑)

 

この曲の終わりの時点で既に美怜ちゃんは泣いてますね。

 

 

15. ザ・ティッシュ~とまらない青春~

 

【感想】

この曲は当時まだ発売前でしたが、ここで先行披露されてます(初披露ではなく、2回目の披露)。

妃菜喜もいるティッシュなのでかなり貴重ですね。

ティッシュは、恐らくインディーズ時代では最強と言っていい程の盛り上がり曲なんですが、この時は自分たちのライブではなくももクロのライブであることに加えて、前述の通り発売前の曲なのでそこまで盛り上がってはいないようです。

 

ひなたの「いつも側にいてね」の時に後ろで彩ちゃんとりおたんがマイクとペンライトを交換するシーンをはっきりと見ることが出来ます。

ぎこちない感じもしますが、そのまま2人の振りに移行するので、引きで見たら意外と自然なんじゃないかと思います。

今更ですが、マイク交換も考慮した振り付けって本当に凄いですよね。

 

それとこの時代はひなたが圧倒的に一番小さいですね。

ひなたとりななんのマイク交換シーンで2人が接近してますが、りななんの顎の下にひなたの頭のてっぺんがすっぽり収まってしまう程の身長差があります。

この二人、一応同い年なんですけどね(笑)

 

 

15⇒16.  挨拶

 

【感想】

エビ中として披露する曲が全て終了した後の最後の締めの言葉です。

最も印象的な美怜ちゃんの号泣シーンですね。

この時美怜ちゃん以外のメンバーは誰も泣いていませんし、泣きそうにすらなってません。むしろ皆達成感と安堵感で柔らかい表情をしています。

そりゃそうです。だって泣くような所は何もありませんでしたから。

しかし、何故か美怜ちゃんは大号泣しています。

美怜ちゃんは何故泣いていたんでしょうか。

ライブ終了後のブログでは、「皆さんの顔が見えたら感激してしまい嬉しくなって自然に涙が流れてしまいました」と語っています。*4

アイドルがステージで泣く理由としてはよくある話ですが、それは普通、自分達のライブでの話です。

自分達を見るために多くのファンが集まってくれたその光景を目の当たりにして感極まるものです。

しかし、このライブはももクロのライブであり、エビ中が目的で来ている人は殆どいないはずです。(このライブのチケットは一般発売から数分で完売しているらしいので、恐らくエビ中出演が告知された時には既にチケットは売り切れていた)。

それどころか、「お前たちを見に来たんじゃないんだよ」と邪険に思う人もいたでしょう。

なにせこの日のライブは只のライブではなく、ももクロにとって6人最後という重要なライブですから(正確に言えば最後は二部の方ですが、一部しか当たらなかった人も沢山いるはずです)。

ファンは少しでも長くももクロを見ていたかったはずです。

なのに美怜ちゃんは泣いたんです。

緊張で泣いたわけではありません。あかりん(早見)が辞めるのが悲しくて泣いたわけでもありません。

ステージの前に沢山のお客さんがいることに感激して嬉し泣きしたんです。

それは良いことじゃないのかもしれません。

「お前の為に集まったわけじゃないんだよ」「嬉し泣きなんて、何を勘違いしてんだ」

そう言われてしまうかもしれません。

なにせ自分のライブじゃないんですから。

しかし、だからこそ凄いことだと思います。

美怜ちゃんはこの時、会場にいるのが自分達の為に集まったお客さんではないにも関わらず、「これだけ多くのお客さんが来てくれることのありがたさ」を理解したのです。

この時他のメンバーは誰一人泣きそうな素振りすら見せていないことが、美怜ちゃんの凄さを物語っています。

何故なら、おおよそ2年後にエビ中が単独で同じ舞台に立った時には多くのメンバーが泣いているからです。

彼女たちがその単独ライブで流した涙と、美怜ちゃんがこのゲストライブで流した涙には少なからず同じ意味が込められていると思います。

ただのバーターなのに、この時泣くことが出来た美怜ちゃんは凄いと思います。

 

ちなみに単独ライブの時も美怜ちゃんは泣いていました(笑)

 

 

 

【全体の感想】

はい、ということで「エビ中出演部分」の全体の感想です(笑)

 

今回は持ち歌を2曲披露できるということで、正統派な名曲である「チャイム!」と、前山田節全開の馬鹿騒ぎソングである「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」を入れてきましたね。

ギャップの激しい2曲を披露することで、曲が心に引っかかる人の層をより広げる作戦だったのではないかと思います。楽曲のジャンル幅が広いグループがフェスでやる常套手段ですね。

「チャイム!/どしゃぶりリグレット」の感想でも書きましたが、やはりチャイムはこういう時に重宝しますね。

インディーズ時代唯一の正統派アイドルソングであり、その手のアイドルファンの心を惹くための唯一の武器なので、アイドルフェス等では頼りになったことでしょう(笑)

しかし今回はアイドルフェスではなく、ももクロのライブなのでそれだけでは通用しません。

ももクロにはその手の正統派な曲だけでなく、ヘンテコで楽しい曲も沢山あり、むしろそういう楽曲に心惹かれているファンも多いのです。

そういう楽曲というのは例えば前山田さんの曲ですね(笑)

ということでエビ中が対モノノフ用に用意したもう1曲がティッシュです。(多分(笑))

この枠にエビ中の代名詞でもある「えびぞりダイアモンド!!」を選択しなかったのは意外ですが、それほどティッシュに賭けていたということなんじゃないかと思います。

もちろん新曲の宣伝という側面も意味も大いにあるでしょうけどね。

 

パフォーマンスの話をすると、この頃からダンスにも個性が溢れてるなと思いました。

先述のぁぃぁぃやりおたんもそうですが、美怜ちゃんの飛び跳ねるような元気なダンスも健在です(まぁ、TIF2010の時点で分かってることですが)。

あとれいなはダンス上手ですね。太陽とえくぼの時も思いましたが、ダンス部長の瑞季にも見劣りしてない気がします

真山のパフォーマンス力はいわずもがなですし、なんだかんだ初期メンの地力の強さを感じますね。

そしてダンスと言えば印象的なのはなんと言っても裕乃です。

あの無駄なエネルギーを一切使わない独特なダンスは本当に癖になりますね(笑)

一度気になるとどうしても目で追ってしまいます。(と言っても映像なので大して追えませんが…)

省エネダンスとお嬢様スマイルのコンボが輝きまくってて最高ですね(笑)

 

そんな彼女ですが、実は今回のライブでは唯一裕乃だけがバックダンサーもソロパートもありませんでした。

裕乃も悔しかったようで、このことについて「もっと頑張りますッ」とブログで語っています。*5

僕はむしろ、バックダンサーもソロパートもなかったにも関わらず、あれだけの人数の中でしっかりと個性を出せていた裕乃は凄いと思いましたね。

 

さて、最後に本作について一つ言っておくと、この作品はめっちゃ泣けます。

ももクロや、早見あかりに興味がない人が見ても感動すると思います。

僕はももクロよりもエビ中の方が好きですが、正直、エビ中メンバーの転校公演である武道館ライブよりも、このももクロのサンプラザライブの方が圧倒的に泣きました。(泣ければ良いというわけではないので優劣云々という話ではありません)

特に夏菜子の姿は涙を誘いますね。

寂しさや悲しさを堪え切れず嗚咽しながらも、あかりんを送り出すために必死で言葉を紡ぐ夏菜子の姿。あの健気さは、アイドルやファンどうこうではなく、人として胸を打たれずにはいられません。

エビ中メンバーは出演は一部の公演のみでしたが、二部公演も見ていたようで、当時の各メンバーのブログによるとみんなで大泣きしながら見ていたようです。*6

 

美しき喜怒哀楽の全てが詰まった作品です。

買って損はないです。

 

 

楽曲紹介『チャイム!/どしゃぶりリグレット』

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《タイトル》

チャイム!/どしゃぶりリグレット

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2011年1月10日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

1. チャイム!

2. どしゃぶりリグレット

 

 

【シングルの背景】

エビ中の3rd Single。宇野の転校、及び柏木の転入以降初のCD作品。

2011年1月10日に行われたイベント、『3B juniorのZEROからスタート 待ってろサンプラザ!!』で先行販売後、全国のHMVにて販売された(現在は絶版)。

ちなみに同イベントをもって宇野は転校した。(ただし、『朝のチャイムがなりました!』発売時とは違って、この日転校することは事前に告知されていた)。

このシングルに収録されている2曲は、『エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~』に収録されている。

 

理事長は前回の「えびぞりダイアモンド!」のような(あるいはそれ以上に)奇抜な楽曲をエビ中に与えたかったようだが、当時エビ中を担当していたA&R*1が正統派楽曲を好む人物であり、2ndシングル発売に当たって正統派楽曲を募った結果完成したシングル。*2

3rdシングルからは担当A&Rが石崎氏(かりそめ先生)に変わったため、この路線は続かなかった。

そのため、本シングルはインディーズシングルの中では異彩を放つ存在となっている。

 

 

1. チャイム!

作詞:MIZUE

作曲:すみだしんや

 

【背景】

インディーズ時代のシングルは殆どが前山田氏が手掛けた曲がシングルのタイトルになっているが、唯一この曲だけは前山田氏が関わっていない曲でありながらシングルタイトルに名を連ねている。(1st Singleの『朝のチャイムがなりました!』は曲のタイトルではない)。

ちなみに作詞と作曲を担当したMIZUE氏とすみだしんや氏は、後にエビ中の絶盤ベストに収録される『また明日』や、先輩グループであるももいろクローバーの『きみゆき』等の楽曲を手掛けたコンビでもある。

両氏はオフィシャルサイトを共有している模様。*3 

  

【感想】

インディーズ時代では唯一と言ってていい正統派アイドルソングですね。

今でも根強い人気を誇る曲ですが、当時は特にファンからもメンバーからも人気の高い曲だったんじゃないかと思います。

なにせ他が変なのばっかりですから(笑)

実際、エビ中の絶盤ベストの小冊子には、「えびぞりの後の曲が正統派アイドルソングだったのでメンバーは驚き、歓喜した」と書かれています。(ちなみにその後に続いてるメンバーからの愚痴コメントが面白いです(笑))

 

曲の内容としては、夢に向かって一歩踏み出す姿を描いた青春ソングと言ったところでしょうか。

そういう人への応援歌でもありますね。

『どしゃぶりリグレット』のような一貫したストーリーがあるわけではありませんが、断片的な情景描写を挟むことでストーリー性を匂わせる作りになっていると思います。

歌詞を見ると、主人公が自分自身を奮い立たせているように感じます。

こういう曲は歌っている側も勇気づけられるんですよね。

走り始めたばかりのアイドルグループにもの凄く刺さる曲であると同時に、アイドルを辞めて別の道を行く決意をした子達にもとてつもなく刺さる曲だと思います。

つまり当時のエビ中には効果抜群です。(ちなみになるちゃん(宇野)もこの曲は歌っています)

こういう曲を歌わせることで、メンバーの背中を押すという狙いもあったのかも知れませんね。

健気な姿が胸を打つ一曲です。

 

でもタイトルの「チャイム」はあんまり歌詞とは関係ない気がしますね。一応歌詞には出てきますが若干とってつけた感があります(笑)

チャイムは始まりと終わりを意味するものだと思いますが、この曲は先に述べたように「夢への第一歩」を語っている曲なので、ここでのチャイムは「始まり」の意味で使われていると思います。そう考えると関係があるような気がしてきますが、歌詞の流れで見るとやっぱりとってつけた感は否めません(笑)

間奏部分でチャイムの音を彷彿とさせるメロディーが流れているので、特に違和感があるわけではありませんが。

おそらくエビ中の学校設定に寄せて作ってくれたんだと思います。

 

メジャーデビュー以降のインタビューで、インディーズ時代の曲で思い入れのある曲についてと聞かれると、瑞季はいつもこの曲をあげていました。

何故かと言うと、この曲は瑞季が初めてソロパートをもらえたオリジナル楽曲だからです。

なんでも、『えびぞりダイアモンド!!』の時に初期メン(えびぞりの時点では瑞季、宇野、宮﨑、真山の四人)の中でパートがもらえたのが真山だけだったことが悔しかったので、一生懸命練習したとのこと。そのため、パートがもらえたのがとても嬉しかったんだそうです。*4

瑞季はソロの人数制限がなかった1st Singleでも、『大爆発No.1』の「涙をふいて」という部分しかソロパートがありません。(ちなみにれいな(宮﨑)はもっと少なくて、「恋が」しかありませんでした…)

『大爆発No.1』の瑞季の「涙をふいて」は正直かなり棒読みです。(個人的にはそれがめちゃくちゃ可愛くて大好きなんですが(笑))

それを聞いてから『チャイム!』の「鳴り響く 胸のチャイムどんなときでも」を聞くと、まるで別人のように上手くなっていることが分かると思います。

これだけでもいかに練習したかがよく分かりますね。 

 

この曲の面白いところは、ソロパートと全員で歌うパート以外に、2人で歌うパートや3人で歌うパートがあるところです。

『なにがなんでも(エビ中ver.)』や、『大爆発No.1』でもそういった手法はありましたが、あの頃は恐らく声量の足りなさや個々の歌唱力の低さを誤魔化すためにそうしていたんだと思います。

ひょっとすると『チャイム!』もそういう理由かもしれませんが、一人ずつ歌うのとはまた違った味わいが出て面白いやり方だと思いますね。

基本的に前山田さんはあまり使わない手法なので、必然的にインディーズ楽曲では珍しい手法となっています。(メジャーでもあまり見ませんが)

 

 

2. どしゃぶりリグレット

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

 

【背景】

音楽主任前山田氏からの提供楽曲第二弾にしてエビ中初の恋愛ソング。

 

『えびぞりダイアモンド!!』と同じように、この曲も公式ブログに前山田氏による曲紹介と各ソロパートの選出理由が掲載されている。*5*6

ちなみに、この記事を最後に前山田氏がエビ中公式ブログに記事を書くことはなくなった。

前山田氏曰く、『チャイム!』と対極の楽曲ということもあり、『チャイム!』でソロパートを担当しなかったメンバーを中心にパート割を考えたとのこと。(と言いつつ半分は『チャイム!』と同じメンバーになっている(真山、安本、矢野))

当初は宇野の声質をイメージして書いていた模様。*7

 

【感想】

アイドルと恋愛ソングといえば切っても切れない密接な関係にあるものかと思いますが、その重要なセクションの初陣を飾ったのは壮絶な悲恋ソング。

これ以降エビ中の恋愛ソングは悲恋、失恋、片思いという切ない要素を携えたものばかりになります。僕の思い当たる限りでは、2016年9月21日に発売されたメジャー10th Singleの『まっすぐ』が出るまで、エビ中には成就した恋や両想いを匂わせるような曲はありません。(これについては『まっすぐ』の感想の時に語りたいと思います。いつになるか分かりませんが…(笑)

 

この曲の作者が前山田さんだと知った時はびっくりしました。

前山田さんといえば前作の『えびぞりダイアモンド!!』やこれ以降提供されるティッシュやゴーストのような、「わちゃわちゃして楽しい曲」というイメージが強かった(というかそのイメージしかありませんでした(笑))ので、こういう曲も作れるんだなと大層驚きました。(←めちゃくちゃ失礼)

公式ブログの前山田さんによる説明によると、この曲は僻み、嫉み、妬みといった思春期特有のウジウジした感情を表現した曲だそうです。

エビ中メンバーのお母さんには「この主人公の女の子、全部自分が悪いでしょー?こんなウジウジした女、だいっきらい!!」と言われてしまったらしいですが(笑)

まあ、確かにそうです。この曲はただただとある女の子の後悔(リグレット)を延々と語っているだけの後ろ向きな曲ですからね。

基本的にこの曲のような、後悔ばかりで足踏みしている状態はアイドルの楽曲だと否定されがちです。(スターダストアイドルの曲なら尚更です)

確かに前向きなのは素晴らしいことですが、誰もがいつでも前向きでいられるわけではありません。

ウジウジしたくなる時もありますよ。人間だもの。

そういう「浸りたい」時に聞きたくなるのがこういう曲なんじゃないでしょうか。

悲しい時や切ない時はとことんまで悲しんだ方が良いと思うんですよね。切り替えもしやすいでしょうし。

だからこういうただただ悲しいだけの曲にもちゃんと需要があるし、存在意義もあるんだと僕は思いますね。

それに悲しいだけといっても、後悔の切なさと苦しさを散々表現してからの「もしも時間が戻せるのなら あなたへこの想い 全身で届けよう」という歌詞には、「こんな風にならないためにも自分の気持ちには正直になろう」というメッセージ性があると思います。

前回の『えびぞりダイアモンド!!』から世界観は一転していますが、「臆病に負けずに正直になろう」というメッセージは共通している部分かもしれませんね。それが出来れば笑顔あふれるえびぞりの世界、出来なければ後悔と涙のどしゃぶり世界だということなのかもしれません。

それとこの曲は確かに後向きですが、「私も好きなの!負けないんだから!」と言えばよかったという具体的なアドバイスまでくれている分とても親切ですよね。

大抵の曲は多くの人に共感してもらえるように曖昧で抽象的な表現で済ませることが多いですから(笑)

 

この曲は音楽もさることながら、歌詞の言葉選びが巧みだと思いますね。まるで中学生の胸の内を覗きこんだかのようなリアリティを感じます。

中一レベルの英単語を盛り込むことで中学生っぽさを演出したという旨がブログでは書かれていますが、「流す涙が 雨に消えていく」や「神様教えてよ 夢は叶わないの?」等のフレーズも、少しカッコつけているというか、悲劇のヒロインぶりを自ら加速させている感じ(いわゆる中二病感(笑))があって、中学生らしさの演出に一役買っていると思います。

 

歌唱に関して言うと、やはり特筆すべきは新メンバーの柏木ひなたを曲の主軸に抜擢しているところでしょう。出だしソロや落ちサビ等、重要なポジションを任されています。

前山田さん曰くひなたの歌唱には哀愁があり、ぼっち感が半端なかったんだとか(笑)

ぼっち感はよく分かりませんが、当時小学6年生だったことを考えれば確かに哀愁はなかなかのものです。

最年少でしかも入ったばかりのメンバーがいきなり曲のメインを務めたことで、他のメンバーには相当なプレッシャーが掛かったのではないかと思います。前山田氏もインタビューで、この抜擢によってメンバーのやる気スイッチが入った、メンバーが歌のパートが欲しくて日夜練習をするようになったのもこの頃からだと語っています。*8

 

そしてひなたと対をなしてAパートのソロを任されているのがなっちゃんです。ちょっと意外ですね(笑)

前山田さんの中では、なっちゃんは『えびぞりダイアモンド!!』の「ひーげそーりー!」や「英語テスト30点…」等のコミカルな歌い方のイメージが強かったようですが、いざレコーディングをすると彼女は「ぼっち感」をしっかり理解して仕上げてきていたそうです。

つまりなっちゃんは歌の表現力(というか演技力?)があるということなんでしょうね。単純な歌唱力や声質とは違った、歌唱における重要な魅力の一つですね。

 

また、『チャイム!』の瑞季と同様に、れいなもオリジナル楽曲では初のソロパート獲得です。

しかし、ブログを見るとれいなの採用理由だけ他のメンバーと比べて異様に短い上に、具体的な理由が殆ど書かれていません。

もしかするとお情けか、あるいは消去法で採用されたのかもしれませんね…(泣)

 

今回の台詞枠はぁぃぁぃと裕乃。この曲の台詞パートは、一番は主人公の友達、二番は主人公自身(の If の姿)なので、一番と二番の台詞でそれぞれ歌割りの選出理由も違うようです

一番の台詞はぁぃぁぃが担当していますが、その理由が「悪気ゼロのしたたかさを表現するにはぴったりだから」だそうです。なるほど(笑)

「ぶりっこと思われがちだが実は地声」というところにも通じる部分はありそうですね。

ぁぃぁぃの声は飛び道具としても使ってもメインウェポンとして使っても一級品なので、前山田さんからすればさぞかし使い勝手が良かったことでしょうね(笑)

しかし、ぁぃぁぃ本人はこの抜擢にショックを受けていたようです。後に台詞パートしかもらえなくて悔しかったと語っています。*9

悔しくて泣いてしまったという話も聞きますね。このどしゃぶりの一件に関しては泣いたかどうかは知りませんが、ぁぃぁぃの悔し泣きエピソードは他にも意外と沢山あるので、恐らくこの時も泣いたんだと思います。この頃は泣き虫でしたしね(笑)

ぁぃぁぃは理想が高くストイックなので、理想に届かない結果を残した時の悔しさが人一倍強いんでしょうね。これ以外にもぁぃぁぃは人知れず沢山の悔し涙を流してきたんでしょう。だからあんなに強いんだと思います。

 

背景にも書いたように、この曲のソロパートは『チャイム!』でソロをもらってない子を中心にパートが考えられています。

このようなパート割も、『チャイム!』ではひなた、なっちゃん、れいなにはソロがなく、ぁぃぁぃにはソロがあったことが関係しているんでしょう。

そもそも、『チャイム!』でソロがない上に、『えびぞりダイアモンド!!』でも台詞しかもらえなかった裕乃からすれば「そんなことで泣かれたらこっちが泣きたくなるわ」って話な気もしますが(笑)

まぁそれを言ったらりななんは今回のシングルには台詞を含めて一切のソロが無いわけですし、りおたん(小池)なんて今まで一回もソロをもらっていませんからね…。

ソロをもらっていない子を中心に~とは何だったのか…(笑)

まぁ人の悔しさや苦悩を他人と比べること自体がナンセンスですね。ぁぃぁぃが台詞しかもらえなくて悔し泣きしたとしても、裕乃は台詞だけでももらえて喜んでたかもしれませんし。

境遇が違えば同じことでも価値は変わりますからね。

 

なんだか脱線した気もしますが、そんなこんなでどしゃぶりリグレットは名曲です(笑)

 

 

 

【シングルの感想】

キラキラの青春応援ソングと悲しみの失恋バラードで、上手くバランスのとれている良シングルだと思います。

インディーズ時代にしてははっちゃけ度が低いですが、他が強力なのでむしろこういう曲がある方がちょうどいい塩梅になると思いますね(笑)

しかしこのシングルの異質振りが担当A&Rによるものだったとは…エビ中エビ中らしくなってくるのは実質次のシングルからなので、もしも担当がかりそめ先生に変わらなかったらエビ中はサブドルではなく正統派アイドルとして活動していたかもしれませんね(笑)

もしその路線で進めていたら長続きはしなかったと思いますけどね。

 

このシングルの二曲は妃菜喜とひなたが両方在籍している唯一の音源なんですよね。

エビ中の歌ウマメンバーは声が太いタイプが多いので、妃菜喜の透き通るような歌声は重宝していたんじゃないかと思います。

…とはいえこの頃はみんな声が幼いので、太い声といってもそこまでの重厚感はないですけどね(笑)

9人時代後期頃まで妃菜喜が残っていたら強力だっただろうなぁと思います。

ぁぃぁぃ、ひなたに対して彩ちゃん、妃菜喜だと両端のバランスがちょうどいいかと(笑)

実際妃菜喜は、真山、彩ちゃんと並んでここまでのオリジナル楽曲3曲全てにおいてソロパートを貰っているメンバーなので、妃菜喜の転校は少なくとも歌唱の部分ではかなり痛かったのではないかと思います。

 

このシングルはインディーズの中ではサブカル感が薄くて一番浮いていますが、その分一番一般受けしそうなシングルだと思います。

なので、インディーズ時代の活動においてこのシングルの2曲の使い所は最も重要だったのではないかと思います。

多くのメンバーが転校していき、幾度となく苦境に立たされるインディーズ時代のエビ中を支柱となって支えた大事なシングルだと思います。

学芸会紹介『TOKYO IDOL FESTIVAL 2010』

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《タイトル》

TOKYO IDOL FESTIVAL 2010

《公演日》

2010年8月7日,8日

《開催地》

品川ステラボール(メインステージ、IDOL Club Night)、よしもとプリンスシアターセカンドステージ、Dream Unit LIVE)、品川プリンスホテル宴会場(7日:ホールステージ、イベントステージ)、グランドプリンスホテル新高輪(8日:ホールステージ、イベントステージ)、等

《発売元》

よしもとアール・アンド・シー

《発売日》

2011年2月9日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野)

《発売形態》

①通常版(DVD)

 《収録内容》

DISC1

ーメインステージー

SUPER☆GIRLS

 1. NIJIIROスター☆

東京女子流

 2. ヒマワリと星屑

 3. おんなじキモチ

 4. 頑張っていつだって信じてる

中野腐女シスターズ

 5. フーフー724

 6. Honey Bee

 7. たたかえ!爆露マン

 8. サイリウムライト

ぱすぽ☆

 9. Let It Go!!

 10. 夏空ダッシュ

 11. LA LA LOVE TRAIN~恋の片道切符

 12. Go On A Highway

Tomaton’ Pine

 13. キャプテンは君だ!

YGA

 14. この地球(ほし)に僕達は生まれて

 15. バイバイ記念日

 16. ガンバレ☆HERO~景気回復!!~

 17. 勇FORME

 18. 電撃少女

 19. FightingGirl

ももいろクローバー

 20. 行くぜっ!怪盗少女

 21. 走れ!

 22. ココ☆ナツ

腐男塾

 23. 七常の腐器

 24. 17's☆STAR

 25. 勝つんだ!

 26. 無敵!夏休み

 

DISC2

ーメインステージー

バニラビーンズ

 1. ニコラ

 2. 恋のセオリー

 3. D&D

 4. 東京は夜の七時

 5. UMe

アイドリング!!!

 6. プールサイド大作戦

 7. モテ期のうた

 8. 職業:アイドル。

 9. 機種変エクスタシィ

 10. Don’t' be afraid

 11. Iのスタンダード

セカンドステージー

フリフリアイドリング!!!

 12. NAGARA

しず風

 13. ドキドキ☆パニック

JK21

 14. happy graduation

pinkish

 15. ゆめみるいちご

natural point

 16. 劇的少女☆ビフォーアフター

ココロコロン

 17. Paradise

クリーム

 18.CAPTIVE

Jewel Kiss

 19. 恋するスナイパー

Circadian Rhythm

 20. 夢一夜

ーホールステージー

ディアステージ・オールスターズでんぱ組.inc

 21. Kiss+Kissでおわらない

アフィリア・サーガ・イースト

 22. ワタシ☆LOVEな☆オトメ!

ぷよぷよアイドリング!!!

 23. 手のひらの勇気

みにちあ☆ベアーズ

 24. みにちあ応援歌

私立恵比寿中学

 25. えびぞりダイアモンド!!

アイドリング!!! 4th Unit

 26. ガンバレ乙女(笑)

わた?チュー

 27. 恋のビシ☆バシ

ときめきアイドリング!!!

 28. ラブマジックフィーバー

HOPCLUB

 29. リボン

まい×なお

 30. 星のピアス

ぱんだねこ~ず(仮)

 31. ぱんだねこ体操

アイドルカレッジ

 32. いちごパフェ

あいるwithあいどるすくーる

 33. 秒速 MISS YOU

テクプリ

 34. ムーンライト・フラッシュ 

ーIDOL Club Nightー

遠藤舞(アイドリング!!!)

 35. ガンバレ乙女(笑)

爆乳ヤンキー

 36. 夜露死苦おっぱい!

美脚戦隊スレンダー

 37. 美脚戦隊スレンダー

爆乳三国志

 38. 爆乳音頭

胸の谷間に埋もれ隊

 39. スケベ!

D-Rive

 40. スピードクイーン

爆乳甲子園

 41. 爆乳甲子園

 42. 爆乳応援歌

掟ポルシェ&バニラビーンズ

 43. ハイスクールララバイ

 

ーDream Unit LIVEー

 44. D&D

 45. 勝つんだ!

‐アイドルに聞いちゃいました!-

 47. FightingGirl

 48. 職業:アイドル。

 

 

【背景】

2010年8月7日、8日の2日間にわたって品川ステラボールをメインに合計8会場にて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」の模様を収録した映像作品。

本イベントには総勢45組のグループが参加した。

TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)とは、日本最大規模のアイドルイベント(フェス)である。毎年規模を拡大しながら開催されており、2016年には3日間で総勢301組ものアイドルグループが参加している。

2010年に行われた本作のイベントがTIFの初公演である。

このイベントの発案者は当時のアイドリング!!!のプロデューサーの門澤氏であり、門澤氏の声掛けによってこのイベントが実現した。

そのため、本イベントはアイドリング!!!がヘッドライナーを務めており、イベントMC等もアイドリング!!!のメンバーが主となって行っていた。

TIFは2010以降もDVD化されているが、本作以外は全てタイトルに「feat.アイドリング!!!」が付き、アイドリング!!!の出演部分のみの収録となっている。(販売元も、よしもとアール・アンド・シーからポニーキャニオンに変わっている)。

そのため、エビ中は2011年、2012年もTIFに参加しているが、DVD化されている公演は2010年のみである。(ただし、テレビ放送では2010年以外の出演シーンも収録された)。

エビ中としては、『えびぞりダイアモンド!!』をライブで初披露した公演であり、本イベントの1日目は同曲の発売日でもある。

その他様々なカバー曲も披露したが、本DVDには未収録となっている。

 

 

25. えびぞりダイアモンド!! 

【感想】

僕は本作DVDを持っていません

なので、感想はいつかDVDを手に入れたら書きます。

 

…ということにしようかと思ったんですが(またかよ(笑))、この作品にはエビ中の曲はえびぞりダイアモンド!!しか入っておらず、そのえびぞりはテレビ放送されているので、今回はその映像感想を書かせて頂こうと思います。(ちなみに某Tubeにも動画があがってます(笑) 私立恵比寿中学『えびぞりダイアモンド』(TIF)ライブ - YouTube 

ただし、この映像は二番が丸々カットされてるショートバージョンなので、フルでは見れません。

(…しかし、この繋ぎかなり自然じゃないですか?正直、初聴ではカットされてることに気がつきませんでした(笑))

 

 

初のオリジナルソングの初披露ということで皆気合が入ってますね。新しい制服衣装もここが初披露です。

初披露なので当然お決まりのコール等はまだありませんが、それでもこの時点でかなりの盛り上がりを見せています。流石は前山田さんですね(笑)

 

若いなぁとか、人数多いなぁとか、真山のショートヘア新鮮だなぁとか色々ありますが、僕が一番注目したのはマイクです。

そう、なんと全員がマイクをもっているのです!

公演前日の公式ブログで、マイクを持てるのは6人なのでソロパートがもらえる子も6人選抜しましたとアナウンスしていたにも関わらず!(笑)*1

もちろんこれはTIF側の設備が良いからマイクが12本使えているだけであって、以降の単独イベント等ではソロパートの無い子は容赦なくハート型ペンライトに向かって歌わせられるわけですが。

なので全員がマイクをもって歌っているのは中々感慨深いものがあります。

でもサビの声の聞こえ方が場面によって結構違うんですよね。ひょっとするとマイクは持っているけど、マイクが入っているのは6人なのかもしれませんね。場面ごとにスイッチャ―が切り替えているのかもしれません。

 

瑞季は後のインタビューで、この曲はダンスが今までにないカッコよさだったのでびっくりしましたと語っています*2が、確かによく動く曲ですね。間奏部分のダンスは中々カッコいいです。瑞季のキレも冴えてます。

動くと言えば美怜ちゃんも印象的ですね。

そもそもこの時点で美怜、梨緒、裕乃、莉奈の四人はまだエビ中に入って2か月半くらいしか経っていません。しかも、美怜ちゃん以外の3人はみにちあ☆ベアーズでの経験がありますが、美怜ちゃんは(レッスンはしていたでしょうが)エビ中以前にグループとして人前でパフォーマンスを披露した経験はないはずです。

それにもかかわらずあの堂々としたパフォーマンス。確かに、歌もダンスも抜群というわけではありませんが、声は良く通るしダンスは躍動感に溢れていてとても印象的です。

これは理事長が唸るのもよく分かりますね(笑)

あと台詞パートの裕乃も良いですね。あの余裕綽綽*3のお嬢様スマイル(笑)

実際はそんなことないんでしょうが、余裕があるように見えるのが彼女の凄いところです(笑)

裕乃とは対照的にりななんは大分緊張しているようでしたね。「戦争だってなくなると思うんだ」と言い終えた直後に、安心したように小さく頷いているのがなんとも可愛らしいです(笑)

その直後のソロからも分かるように妃菜喜は大分声が震えてますね(笑)

妃菜喜は優しい歌い方が特徴的ではありますが、その分声が細めなので緊張したりダンスで息が乱れたりするとすぐに声がふにゃふにゃになってしまうのかもしれませんね。

 

 

【全体の感想】

この作品は絶版ではないので、『3B junior たまらないビデオ キラキラ編』程入手は難しくないと思います。とは言ってもお店ではあまり見かけませんけどね。

 

よくDVD発売したなぁと思います。

フェスの映像作品を見るといつもそう思ってるんですが、それにしてもこれは凄いです。

出演アーティストが45組もいて、曲数も69曲もあります。2枚組とはいえ良くディスクに収まりましたね(笑)

フェスは出演アーティストの事務所やレコード会社がそれぞれ異なる場合、著作権やら肖像権やらの問題で映像作品として販売するのが非常に難しいんですよね。実際TIFもこれ以降はアイドリング!!!出演部分のみの販売に切り替わりますし。

なのでフェスの映像作品は販売してくれるだけでもとてもありがたいなと思います。見る方としては色んなアーティストが自宅で見れて楽しいですしね。

じゃあ買えよって話ですが(笑)

 

ちなみに、学校設定など何かと共通点が多く、当時はエビ中のライバルと言われることの多かった『さくら学院*4このTIF2010が初公演だったようです。

残念ながら本DVDには収録されていませんが。

イベント開催の記者発表会にも参加*5し、本番ではカバーではなく自分たちの持ち歌を披露していたのになんで未収録なんでしょうね。

大人の事情ってやつですかね。

さくら学院は学校設定のみならず、グループ名の由来が事務所本社の所在地から来ているという点まで同じだそうです。(スターダストの本社は東京都渋谷区恵比寿、アミューズの本社は東京都渋谷区桜丘にあります)

しかし、意外にも結成はエビ中の方が先なんですよね。(エビ中は2009年8月、さ学は2010年4月に結成)

アミューズ側がエビ中(というかスターダスト)を意識して作った可能性も大いに考えられますが、さくら学院が結成された頃のエビ中なんてミジンコ程も知名度が無い存在(笑)なので、偶然被っただけの可能性もある気がします。

これが逆だったら間違いなくパクったなって思うんですけどね(笑)

それにしても、それらに加えて自身の持ち歌初披露の場まで同じとは…確かにライバル的宿命を感じますね(笑)

 

それとこちらも本DVDには未収録ですが、実は今回のライブではエビ中がユニットで行った曲があります。

恐らくこのユニットがエビ中最古のユニットだと思います。

ユニット名は、「保健係」と「黒板係」。

保健係は、杏野、安本、矢野、廣田、小池、鈴木の6人。

黒板係は、瑞季、宇野、宮﨑、真山、星名、松野の6人です。

このユニットはTIFが初披露ではなく、2010年7月19日の『スタ☆フェスvol.13 海の日Live』にて初披露されたものです。*6

それぞれの持ち歌は、保健係が「真っ赤な自転車(おニャン子クラブのカバー)」で、黒板係が「うしろゆびさされ組うしろゆびさされ組のカバー)」となっています。

理事長曰く思いつきで作ったとのこと*7ですが、このタイミングで6人ずつに分けたのはマイク問題に関係があるのではないかと思います。

6人ずつなら単独ライブでも全員マイクを持てますからね。なんとか皆にソロを歌う機会を与えようとしてたんじゃないかと思います。

…でもユニットの曲は作られませんでしたけどね。それどころか各一曲だけ練習して、それ以降持ち歌増えませんでしたけどね…(笑)

ひなた加入までは思い出したかのようにこのユニットをやることもあったようですが、2010年12月12日の『今年のラストは全員集合!~DD大歓迎 でた、三大分身の術の巻~』で久々に披露されたのを最後に、このユニットは息を引き取ったようです(笑)

 

TIF2010といえばももクロの「走れ!」が有名になったライブでもありますね。

YouTubeではこの時の「走れ!」の動画が、既に500万回以上再生されています。

大根さんという映画監督がこの動画を大層気に入り、彼の監督作品の『モテキ!』という映画で挿入歌として採用されたばかりか、その動画まで使用された(主人公がYouTubeでその動画を見るシーンがある)という逸話もあります。

そんな、ファンの間では伝説と囁かれているももクロのライブパフォーマンスも本作には収録されています。

 

以上、余談でした(笑)

 

感想というか、ただ豆知識ひけらかしてるだけのコーナーになってしまいましたね…(笑)

でもエビ中は一曲しかやってないのでこっちに書くこと特にないんですよね。

「全体の感想」と銘打ってはいますが、基本的に「エビ中出演部分全体の感想」という意味なので。

まぁ今回の場合はそもそもそこしか書けないんですが…(笑)

いずれDVDを手に入れたらこの記事も多少書き直すと思います。多分(笑)

 

最後に、DVD版のえびぞりダイアモンド!!は当然フルバージョン(のはず)なので、気になる方はぜひDVD版をご覧下さい!(←説得力皆無)