エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(後編)】
前回(エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(前編)】)からの続きです。
※ここでいう現在とは、2016年12月を指します。
【インディーズ時代】
<2010年8月7日>
初のオリジナル楽曲「えびぞりダイアモンド!!」発売。
メンバーは総勢12人。人数が多いため衣装等に回す資金的余裕がなく、自前の靴を使用してライブを行っていた時期もあったそうだ。因みに上記メンバーでの活動期間は、メジャーデビュー前では2番目に長い。
<2010年11月23日>
『エビ☆フェス』にて柏木ひなたの転入と、1月10日のライブをもって宇野愛海が転校することが発表される。
名前:柏木 ひなた (かしわぎ ひなた)
愛称・呼び名:おもち、ひなた
生年月日:1999年3月29日
血液型:B型
転入時年齢:11歳(小学6年生。安本、廣田、松野と同学年)
在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:13番
現出席番号:10番
個人カラー:オレンジ
学年カラー:緑
旧キャッチフレーズ(9人時代まで):エビ中の末っ子
新キャッチフレーズ(8人時代から):エビ中のいつも笑顔なおもちゃ箱
メジャーデビュー前最後の追加メンバーにして現役メンバーの一人。
当時エビ中最年少。
小学4年生の時に安室奈美恵に憧れてダンスを習い始め、小学5年の12月に当時安室奈美恵が所属していたヴィジョンファクトリーにスカウトされるも審査で落ちる。しかしその後、同じ12月に表参道にてスターダストプロモーションからのスカウトを受け、所属することとなる。
エビ中で唯一研究生として加入しているが、研究生という名目に深い意味はなかった模様。
当時最年少ながらも、加入時から歌もダンスもハイレベルなエビ中のエースメンバー。
喜怒哀楽がはっきりしており、感情がすぐに表情や態度に表れる。
末っ子らしく、活発ではつらつとした性格。
愛称のおもちは、柏木→柏餅→もちと転じた結果だが、近年はこの愛称で呼ばれることは殆どなくなった。
8人になってからは末っ子ではなくなったためか、徐々に大人びた性格へ変わってきている。
また、瑞季からダンス部長を受け継ぎ「2代目ダンス部長」となった。
2015年12月17日に突発性難聴との診断を受け、暫く活動を休止していた。現在は復帰しているが、完治は難しいため療養との折り合いをつけながら活動を続けている。
好きな食べ物は肉。特に豚肉が大好物。
<2011年1月10日>
『3B junior 2011 New Year LIVE 3B juniorのZEROからスタート待ってろサンプラザ!!』にて宇野愛海が転校。
【宇野愛海】在籍期間:約1年5ヶ月
奏音に続き2人目に転校したのは、同じく初期メンバーの宇野愛海。転校の理由は女優業に専念するため。柏木とはほぼ入れ替わりに近い形で転校した。
柏木が転入してから宇野が転校するまでの間(約1ヶ月半)は13人体制であり、これはエビ中の歴史の中でも最多の人数であった。
ちなみに、この日のイベントには奏音も参加していた(エビ中としてではなく、『Me☆Star』という期間限定ユニットとしての参加)。
このイベントが初期メンバーが公式イベントで集結する最後の場となった。
このイベントの一部始終は、スカパー!(スカパー!HD) PigooHD 及び、スカパー! エンタ!371にて放送されていた番組「小中高一貫 ももえび学園」の第八話にて放送された。
「小中高一貫 ももえび学園」はDVD化もされたが、現在は絶版となっている。
<2011年2月21日>
公式ブログにて、矢野妃菜喜が3月20日の『エビ☆フェス』を最後に転校することを発表。(しかし、東日本大震災によってこのイベントは中止となったため、矢野の転校は4月17日まで延期となる)
<2011年3月末日>
石崎裕士がかりそめ先生としてエビ中のA&R(楽曲の発掘・契約・制作の担当)に就任。以降現在に至るまでA&Rを務める。
エビ中のTwitterを担当したときに「スタッフ(仮)」と書かれたことや、一般人からするといまいちどういう仕事をしているのか分からないことから、かりそめ先生と呼ばれている。
<2011年4月17日>
『スタ☆フェス vol.20 1部 矢野妃菜喜 ザ・ファイナル』にて矢野妃菜喜が転校。
【矢野妃菜喜】在籍期間:約1年2ヶ月
3人目の転校生は矢野。ブログには新しい自分を見つけるために転校すると書かれていた。親の転勤が原因ではないかと推察する声もある。ちなみにこの発表の少し前にロングヘアをバッサリと切っている。
3月20日のイベントが震災によって中止になり、4月17日まで転校が延びたことで、4月10日に行われたももいろクローバーのイベント『4.10 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~』へのゲストとして矢野も出演している。
<2011年5月某日>
近藤キネオが現国の先生(演出担当)に就任。以降現在に至るまで、エビ中のライブ演出やDVD等のディレクションを務めている。
<2011年6月7日>
公式ブログにて、小池梨緒が転校したことが発表される。
【小池梨緒】在籍期間:約1年0.5月
小池の転校は突然公式ブログにて発表され、そのままエビ中としてファンの前に姿を現すことなく転校してしまった*1。理由は学業との両立が難しいため。
小池は塾、ピアノ、花等の多くの習い事をしていた上、漫画を読むことを禁止されていたり、テストの合格点が90点であったりと厳しい教育方針があったようだ。とはいえ厳しいばかりではなく、遊びに連れて行ってもらうことももちろんあった。ただ、そういう背景が絡んでいる可能性は高いとファンの間では囁かれている。
<2011年6月14日>
2度目の出席番号変更及び、自己紹介決定。これにより現在の出席番号となる。
YouTube及びニコニコ動画にて新出席番号および自己紹介の紹介動画が配信された。
【私立恵比寿中学】個人面談してください!〜前半〜【エビ中】EBC-001 - YouTube
【私立恵比寿中学】個人面談してください!〜後半〜【エビ中】EBC-002 - YouTube
<2011年6月19日>
『タワレコ先生!2限目自習ですか? 第2部』にてリーダー就任式が行われ、宮﨑れいながリーダーに就任する。
(ちなみにこのイベントの第1部にて、突如転校してしまった小池に向けて松野が手紙を読んだ。*2)
小池の転校後、出席番号のリセット、自己紹介の決定、リーダーの任命、と新生の準備を整え10人体制で再始動したエビ中。この10人体制は、ここまでのエビ中の歴史の中で最も長い期間続く体制となる。
<2011年7月19日>
古溝由紀(みぞっち)がエビ中の副担任(マネージャー)に就任。以降現在に至るまでマネージャーを務める。
<2011年12月4日>
『私立恵比寿中学LIVE ~エビ中、東京凱旋紅白落選!!~』にて、宮﨑れいなが12月26日のライブをもってエビ中を転校し、芸能界も引退することを発表。
<2011年12月26日>
『私立恵比寿中学LIVE』にて宮﨑れいなが転校。芸能界を引退した。
【宮崎れいな】在籍期間:約2年5ヶ月
メジャーデビュー前最後の転校生は、初期メンバーにしてエビ中のリーダー宮﨑れいな。エビ中からの転校だけでなく、芸能界も引退した。理由は学業に専念するため。
メジャーデビュー発表の目前だった(発表は2012年2月22日)ため、このタイミングでの転校になった要因の一つはメジャーデビューである可能性もある。
宮﨑以降エビ中にリーダーは存在しない。宮﨑の親友である瑞季は、当時宮﨑から相談を受けることがしばしばあり、それを聞いて(自分を入れて)10人もの人数をまとめるプレッシャーや責任の重さを感じていたという。宮﨑が転校した際にそれを踏まえて皆で話し合い、誰か一人にその重責を背負わせるのは止めようという話になったことからエビ中はリーダーを作らなくなった、と後インタビューで瑞季は答えている(※Quick Japan vol.108より)。
【9人時代】
<2012年5月5日>
「仮契約のシンデレラ」にてメジャーデビュー。
瑞季、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木の9人でメジャーデビュー。
以降、テレビ、ラジオ、雑誌等様々なメディアに取り上げられながら快進撃を続けた。翌2013年12月8日に行われた『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2013「エビ中のスター・コンダクター」』は、メジャーデビューからさいたまスーパーアリーナでのライブ公演を行うまでの期間において当時の日本人史上最短記録を更新した。
<2012年09月某日>
隅内香小李(ウッチー)がエビ中の副担任(マネージャー)に就任。以降現在に至るまでマネージャーを務める。
<2013年12月26日>
公式Ustreamにて瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃の3人が2014年1月15日の日本武道館公演をもって転校することが発表された。
当時のエビ中はサークルKサンクスクリスマスキャンペーンのタイアップを行っており、メンバーの脱退発表はキャンペーン終了までストップがかかっていた。その上翌1月4日が9人体制最後のライブとなるため、このタイミングでの発表となった。
【11人時代】
(便宜上こう呼びます。9人時代及び8人時代在籍メンバーは全員ここに含まれます)
<2014年1月4日>
『3Bjunior Live Final“俺の藤井”2014』にて小林歌穂と中山莉子が転入。
名前:小林 歌穂 (こばやし かほ)
愛称・呼び名:ぽーちゃん
生年月日:2000年6月12日
血液型:A型
転入時年齢:13歳(中学1年生)
在籍時期:8人時代(現在)
現出席番号:11番
個人カラー:黄色
学年カラー:ピンク
キャッチフレーズ:歌う稲穂、ダンシングライス
スターダストのアイドルグループ「チーム大王イカ」からエビ中へ転入。スターダストへは、小学6年生の夏休みに原宿でスカウトされて入っている。
中山と共に、校長と理事長に実力ではなく人柄で選ばれた人物。(理事長が二人を推薦し、校長が最終的な判断を下した)
杏野から黄色の個人カラーと大部分の既存曲の歌割りを引き継ぐ。
とにかく笑い上戸で常に笑顔を絶やさない。
温厚でとても優しい性格をしているが、その分かなり遠慮がちで、人に気を遣いすぎる傾向がある。
安本のことを師匠と呼び慕っている。どんなつまらないギャグでも笑ってくれるため、安本も助かっているとのこと。
平凡人という自作のオリジナルキャラクターが存在する。
好きな食べ物は餃子。
2016年8月27日に軽度のバセドウ病と診断されたことを発表した。一時期はライブに参加してもダンスはせずに椅子に座って歌う等していたが、現在はある程度回復し、無理のない範囲で活動を続けている。
名前:中山 莉子 (なかやま りこ)
愛称・呼び名:りったん
生年月日:2000年10月28日
血液型:O型
転入時年齢:13歳(中学1年生)
在籍時期:8人時代(現在)
現出席番号:12番
個人カラー:水色
学年カラー:ピンク
キャッチフレーズ:さそり座の中学生
小林と同じく「チーム大王イカ」からの転入生。
スターダストへは小学5年生の時に原宿でスカウトされて所属。
ちなみに、2013年6月30日に行われたミュージカル『エビ中文化祭 ~恵比寿リトル歌劇団、ふたたび~』に映像でゲスト出演している。転入前から家族揃ってエビ中のファンだった。
鈴木から水色の個人カラーと大部分の既存曲の歌割りを引き継ぎ、柏木からはエビ中最年少の座を引き継いだ。
転入当初はとても臆病で引っ込み思案であり、小動物のようだと言われることが多かった。
しかし段々と頭角を現し始め、近年では多少のことでは動じない豪胆な性格が露わになってきている。
周囲の思惑はあまり意に介さず我が道をゆくタイプで、興味の無いことには殆ど関心を示さない。
何を考えているのか、何をしだすのかが全く読めない意外性の高いキャラクター。
思っていることを言葉にするのが苦手なため、自身を日本語が不自由だと言っている。
好きな食べ物はきゅうりとさくらんぼ。
ここから4月15日までの約3か月半の間は11人体制となる。(ただし、杏野は1月6日頃から海外留学に出ており4月7日頃まで帰国しないため、実質杏野を除く10人での活動であった)
<2014年03月21日>
『Luck To The Future PART2』にて安本、廣田、柏木が自己紹介を変更。さらに、小林、中山が自己紹介を初披露。
<2014年4月15日>
『私立恵比寿中学合同出発式 ~今、君がここにいる~』にて、瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃が転校。
【瑞季】在籍期間:約4年8ヶ月
【杏野なつ】在籍期間:約4年6ヶ月
【鈴木裕乃】在籍期間:約3年11ヶ月
メジャーデビュー以降初の転校生(脱退者)となった瑞季、杏野、鈴木。転校の理由は3人とも学業(大学進学)と女優業への専念。
当時のスターダストプロモーションは、ももクロやエビ中、しゃちほこ等のアイドル事業の成功を受け、芸能3部の中からアイドル部門を独立させることが決まっており、これによりスターダストのアイドルグループは女優部門とは袂を分かつことになっていた。しかし、エビ中やももクロ等のこれまでに作られたアイドルグループはもともとアイドルをやるつもりだった子を集めたグループではない(スターダストは女優事務所の大手のため、むしろ女優志望の子の方が多かった)ため、各グループのメンバーはそれぞれ女優の道かアイドルの道かの決断を迫られる形となった。(事実、俺の藤井2014をもって多くのスターダストアイドルが解散している。)この背景が3人が同時に転校することとなった主な原因の一つであると考えられる。
【8人時代】
こうしてエビ中は、真山、安本、廣田、星名、松野、柏木、小林、中山による8人体制となった。 ミュージックステーションへの出演や、セ・パ交流戦の応援キャラクターに就任するなど活気づく一方で、柏木と小林が病気を患ってしまうなどの逆風も強い。これからどうなってゆくのか予想することは難しいが、今後も目が離せないことには違いない。
2015年2月20日にYouTubeにて公開された公式のエビ中紹介動画。(最初の記事にも載せましたが、直にこの記事に来る人の方が多いので念のため再掲)
ちなみに2月20日は、エビ中にとって2度目の出演となるミュージックステーション(Mステ)の放送日である。この2度目の出演は、2月6日にMステに初出演したエビ中が大きな反響を呼んだことにより急遽出演が決まったもの。
そのため、この動画はMステを見てエビ中に興味を持った人達をターゲットにして作られたものだと思われる。
ちなみに転校したメンバーとは仲が良いようで、しばしば一緒に遊んだりライブを見に来たりしているようだ。メンバーのブログやメイキング映像に稀に登場することがあるので、過去のメンバーについて知っておくと、今後のエビ中をより一層楽しむことができるかもしれない(笑)
ということでこれにて紹介編は終了です。いかがだったでしょうか。
いや~長すぎですね(笑) こんなに長くする気はなかったんですが、書いてるうちにあれよあれよとどんどん膨れ上がってきてしまい、結果このようなことになってしまいました…(笑)
そんなこんなで読みづらい文章&構成になってしまって申し訳ありませんでした。
次回は転校メンバーの現在についてまとめようかと思ってます。
いつになったら曲の紹介するんだろうか…(笑)
エビ中メンバーの変遷と歴史【紹介編(前編)】
前回(エビ中メンバーの変遷【前置き編】)からの続きです。いよいよ本題に入ります(笑)
主観的な意見も多分に含まれますのでご注意下さい。
インディーズ時代以前のメンバーについては情報が少ないため、分かる範囲で記載しています。
詳細をご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください…笑
※ここでいう現在とは、2016年12月を指します。
【デビュー前】
<2009年7月26日>
『スタ☆フェス Vol.006』にて、私立恵比寿中学というグループが新たに結成されることが発表された。
メンバーもステージにあがったが、この日は8月4日公演の告知のみでライブは行っていない。
ちなみに、同イベントにて ももいろクロ―バーに有安杏果が加入した。
<2009年8月4日>
奏音、宇野愛海、瑞季、宮﨑れいな、真山りかによる5人組アイドルグループ私立恵比寿中学結成。『スタ☆フェス 番外編vol.2』にてお披露目される。
名前:奏音(かのん)
愛称・呼び名:のんちゃん
生年月日:1997年2月7日
血液型:A型
結成時年齢:12歳(中学1年生)
在籍時期:デビュー前
旧出席番号:1番
エビ中結成以前から雑誌やテレビでの芸能活動を行っていた。
アイドルユニット「Piecees」での活動を経てエビ中のメンバーとなる。
名前:瑞季(みずき)
愛称・呼び名:瑞季
生年月日:1997年2月27日
血液型:O型
結成時年齢:12歳(中学1年生。奏音と同学年)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代
旧出席番号:2番(変更後:1番)
現出席番号:1番(現在は欠番)
個人カラー:赤
学年カラー:青
キャッチフレーズ:エビ中のダンス部長
小学6年生の時にスカウトされスターダストプロモーションへ所属。程なくして私立恵比寿中学のメンバーとなる。
マイペースだがしっかり者で、9人時代にはグループのまとめ役として皆を支える。
ダンスの覚えが人一倍早く、かつ正確なためエビ中のダンス部長と呼ばれることになる。左側の口元にあるほくろがトレードマーク。
(ちなみに画像によってはほくろが右側にあるものがあるが、それはインカメラを使用した自撮り特有の反転現象によるもの)
名前:宇野 愛海(うの なるみ)
愛称・呼び名:なる
生年月日:1998年3月19日
血液型:A型
結成時年齢:11歳(小学6年生)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代
旧出席番号:3番(変更後:2番)
奏音と同じく「Piecees」の元メンバー。
この時点で既に雑誌、CM、ドラマ、映画等様々な活動歴を持っていた。初期メンバーの中では最年少。
名前:宮﨑 れいな(みやざき れいな)
愛称・呼び名:れいにゃん、ザキミヤ
生年月日:1997年8月24日
血液型:O型
結成時年齢:11歳(小学6年生。宇野と同学年)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代
旧出席番号:4番(変更後:3番)
現出席番号:2番(現在は欠番)
個人カラー:薄ピンク?(元々は宮﨑がピンクで、星名が薄ピンクだったという説も)
キャッチフレーズ:天使と小悪魔のハートを持つ冷静リーダー
2009年3月3日発売のりぼん4月号にてオーディションの準グランプリに選ばれており、以降りぼんガールとしてりぼんのレギュラーモデルとなっている。(エビ中結成以降は、エビ中と並行してりぼんガールの仕事も行っていく)
後に2011年6月19日の「リーダー就任式」にて初代リーダーに就任することとなる。エビ中にとって最初で最後のリーダー。
思ったことははっきりと言うサバサバとした性格の持ち主。
しっかり者で面倒見も良いため頼れる存在であった。
名前:真山 りか(まやま りか)
愛称・呼び名:真山
生年月日:1996年12月16日
血液型:A型
結成時年齢:12歳(中学1年生。奏音、瑞季と同学年)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:5番(変更後:4番)
現出席番号:3番
個人カラー:紫
学年カラー:青
キャッチフレーズ:エビ中のハイテンションガール
唯一現役の初期メンバーで、結成から現在まで常にグループの最年長である。
小学5年生の時にエイベックスのオーディションを受けるが落選。
その後スターダストプロモーションの「春の川崎オーディション」を受けて見事合格し、スターダストに所属することとなる。
ハイテンションガールがキャッチフレーズであり、ライブでは盛り上げ役であった。が、年を経るごとにテンションが落ち着いてきている。
そもそも根っからのハイテンションガールというタイプではなく、むしろどちらかといえば根暗な方である(笑)
空回りし易く、繊細な心の持ち主だが、人一倍努力家でストイックでもある。
後(2014年11月26日)に「Liar Mask」にてソロデビューし、エビ中と両立していくこととなる。
大のラーメン好きでも知られている。
上記5人がエビ中の初期メンバーとなる。当初は日々のレッスンの成果を披露するための期間限定ユニット(練習ユニット)と言われていた。主にスターダスト主催のイベントや、先輩アイドル『ももいろクローバー』のイベント等に出演し活動を行っていた。
現在でも使われている「King of 学芸会(gakugeeekai)」というキャッチコピーはこの頃(2回目のライブ)*1から使われていた模様。それと合わせて「キレのないダンスと不安定な歌唱力」という自虐的なキャッチコピーを掲げることで、パフォーマンス力の低さを逆手にとっていた。
当時のエビ中のマネージャー(校長のポジション)はサトエリと呼ばれる女性マネージャーだった。
グループ名はスターダストプロモーションの本社が渋谷区恵比寿にあることに由来する。「中学」の部分は、中学生くらいの子達を集めたグループであることからだと思われる。命名者は「理事長」ことスターダストプロモーション取締役の藤下リョウジ氏。
エビ中結成時の初イベント『スタ☆フェス 番外編vol.2』の様子。当時はまだオリジナルの楽曲を持っていなかったため、既存曲のカバーを披露していた。
<2009年10月3日>
『魅惑のワンダーランドinアムラックス東京 ももいろアドベンチャー』にて杏野なつ、安本彩花が転入。(この時点では二人とも姉妹グループである「みにちあ☆ベアーズ」との兼任だった)
名前:杏野 なつ(あんの なつ)
愛称・呼び名:なっちゃん
生年月日:1997年7月21日
血液型:O型
転入時年齢:12歳(小学6年生。宇野、宮﨑と同学年)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代
旧出席番号:6番(変更後:5番)
現出席番号:4番(現在は欠番)
個人カラー:黄
学年カラー:ピンク
キャッチフレーズ:黙っていれば清純派
みにちあ☆ベアーズからの転入生。両グループの兼任を経て、中学生に上がる際に本格的にエビ中に移籍した。スターダストプロモーションにはスカウトで入っている。
インディーズ後期からはエビ中のMC担当としてトークの大黒柱となる。
エビ中の活動を行いつつ勉学にも手を抜かず、学業においても優秀な成績を収めていた模様。
持ち前の頭の回転の速さから繰り出されるキレの良いツッコミは、ボケの比率が圧倒的に高いエビ中にとってなくてはならない存在だった。
頭が良いが真面目な堅物という訳でもなく、意外とユーモラスな面もある。
ただ、あまり表に出てこない側面であるため、楽屋のなっちゃんはもっと面白いと語るメンバーも少なくない。
名前:安本 彩花(やすもと あやか)
愛称・呼び名:あやちゃん、やっさん
生年月日:1998年6月27日
血液型:O型
転入時年齢:11歳(小学5年生)
在籍時期:デビュー前、インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:7番(変更後:6番)
現出席番号:5番
個人カラー:緑
学年カラー:緑
キャッチフレーズ:トマト大好きリコピン少女
杏野なつと共にみにちあ☆ベアーズからエビ中に転入。当時グループ最年少。
現在もエビ中に在籍している。
小学4年生の時に竹下通りでスカウトされスターダストに所属することとなる。
人見知りがとても激しく非常に内気な性格だが、それ以上に純粋で優しい心の持ち主。ズレた感覚と天然振りから独特のユーモアを発揮する、愛されキャラクター。
加入当初から現在に至るまで、パフォーマンスやトーク、人気獲得のための作戦等様々なアドバイスやダメだしを父親から受けており、安本の父親は安本の「影のプロデューサー」だと言われている。しかし、安本の父には芸能関係の仕事の経験は一切ないらしい(笑)
加入時から歯の矯正をしており、インディーズ時代はずっと歯の矯正をしたまま活動していた。2012年7月21日に、USTREAMにて2年半振りに安本の矯正が外れた事が発表された。*2(ちなみにこの発表は、発表の数日前にエビ中ホームページに謎の日数カウントダウンを表示し、重大発表ありとの予告まで行われるというかなり大袈裟な演出が行われた)
インディーズ及び9人時代には、抑揚が一切ない代わりに全く音程を外さない特徴的な歌い方から、エビ中のボーカロイドと言われていた。ちなみに命名者は前山田健一氏。*3
杏野からMCを引き継ぎ、8人時代のMC担当となる。
初めは慣れない大役に苦戦していたが、内気な性格も徐々に克服していき、今では持ち前のユーモアを生かしてオンリーワンのMCをしている。
キャッチフレーズは好物のトマトからだが、よく食べるというわけではないらしい。本人いわく「良い距離感を保っている」とのこと。
<2009年10月某日>
續いくえが体育の先生(振り付け担当)に就任。
この時はカバー曲である「なにがなんでも」の振り付けを担当して終わるはずだったが、その後も続々とエビ中からのオファーが増え、結果的にエビ中振り付け担当となった。(ただし全ての振り付けを担当している訳ではない)
SKY PerfecTV!371ch. エンタ!371にて放送されていた番組「スタ☆どん~週末ヒロインたちの夏~」の映像。動画後半が『スタ☆フェス vol.009』(下記参照)でのエビ中の様子。
エビ中の前にパフォーマンスしているみにちあ☆ベアーズには、兼任の杏野と安本に加えて、今後エビ中に加入することになるメンバーの姿も見られる。
【インディーズ時代】
<2010年2月14日>
『スタ☆フェス vol.009』にて奏音の転校と矢野妃菜喜の転入が発表される。(同イベントにて、エビ中初のCD(カバーシングル)となる「朝のチャイムがなりました!」が発売されている。)
名前:矢野 妃菜喜(やの ひなき)
愛称・呼び名:ひなき、ぴなき
生年月日:1997年3月5日
血液型:A型
転入時年齢:12歳(中学1年生。奏音、瑞季、真山と同学年)
在籍時期:インディーズ時代
旧出席番号:8番(変更後:7番)
奏音、宇野と同じく「Piecees」の元メンバーであり、Piecees脱退後、北海道を拠点としたアイドルグループ「momonaki」のメンバーを経てエビ中に転入。
歌唱力が高く、ファンやメンバーからはしばしば「天使の歌声」と形容されていた。尚、この日発売されたCDには奏音と矢野の音声は含まれていない。
【奏音】在籍期間:約6か月
エビ中初の転校生(脱退者)となった奏音。転校の理由は発表されていないが、当時奏音は個人の仕事が忙しくなりエビ中の活動を欠席することが多くなっていたようだ。メンバーの真山りかは後に、当時のマネージャーに「奏音と他のメンバーではレベルが違いすぎる」と言われたことがあると語っている(※ B.L.T. 2015年12月号別冊付録 エビ中100000字超ロングインタビューより)。奏音の夢はエビ中結成以前から女優で一貫していたが、転校後すぐに女優業に専念した訳ではなく、転校後もいくつかの期間限定ユニット(『Me☆Star』や『ふじっこQ.Q』)に所属しているため、大人の都合で転校した可能性も考えられる。奏音と入れ替わる形で矢野が転入した。
<2010年4月某日>
藤井ユーイチがエビ中の校長(チーフマネージャー)に就任。以降現在に至るまで、エビ中のチーフマネージャーを務める。*4
<2010年4月10日>
『ももいろクローバーメジャーツアー2010春の最強タッグ決定戦~炎の約28番勝負~:第12話「勝負スパート」』にて廣田あいかが転入。(因みに同イベントにて、星名美怜もステージに上がって挨拶をしたが、この時点では星名はまだ転入していない)
名前:廣田 あいか(ひろた あいか)
愛称・呼び名:ぁぃぁぃ(小文字表記)
生年月日:1999年1月31日
血液型:A型
転入時年齢:11歳(小学6年生。安本と同学年)
在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:9番(変更後:8番)
現出席番号:6番
個人カラー:黄緑
学年カラー:緑
旧キャッチフレーズ(9人時代まで):エビ中のマスコット
新キャッチフレーズ(8人時代から):ミラクルマジカルマスコット
現役メンバーの一人。
安本に代わりグループ最年少となるメンバーだが、生後9か月から赤ちゃんモデルとして芸能活動を行っていたため芸歴はかなり長い。
以前は別の事務所に所属していたがステップアップのために当時の事務所を辞め、2010年4月1日に「スターダスト芸能3部101人目を探せオーディション」に合格し、スターダストプロモーションに所属。
初めからエビ中に入れるつもりで採用されたようで、合格から2日後にレッスンが始まり、その6日後にはエビ中のメンバーとしてステージで踊っている。
特徴的な地声とそこからは想像出来ない程力強い歌声、鉄道やアイドルに対するマニアックな博識振り、奇抜なファッション、激しいダンス、達観した精神等々、一人でキャラクターの渋滞を起こすほど個性豊かな人物。
一目見たら忘れられない程のインパクトを持ちながらも知れば知るほど奥が深いことから、エビ中の入口と呼ばれることも多い。
表面的には可愛らしい印象を受けるが、内面はかなりロックな性格をしている。
パフォーマンス力だけではなく状況を判断する賢さにも長けているため、トークにおいても非常に頼りになる存在。
転入当時は泣き虫な子だったが、今はステージの上では泣かないことをポリシーとし、それを貫いている。
<2010年4月11日>
杏野なつ、安本彩花がみにちあ☆ベアーズを卒業。エビ中との兼任状態が終了する。(因みにこの時に小池、鈴木、松野もみにちあ☆ベアーズを卒業している)
8人となったエビ中。しかしこの後すぐに メンバーが4人増えることとなる。
<2010年5月22日>
『スタ☆フェス vol.10 私立恵比寿中学えび50%増量記念ライブ やれることはやりました2010』にて星名美怜、小池梨緒、鈴木裕乃、松野莉奈が転入。(小池、鈴木、松野はみにちあ☆ベアーズからのスカレーター転入)
名前:星名 美怜(ほしな みれい)
愛称・呼び名:みれいちゃん
生年月日:1997年11月2日
血液型:B型
転入時年齢:12歳(中学1年生。宇野、宮﨑、杏野と同学年)
在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:10番(変更後:9番)
現出席番号:7番
個人カラー:ピンク
学年カラー:ピンク
キャッチフレーズ:360度どこから見てもアイドル
現役メンバーの一人。
小学校6年生の11月に竹下通りでスカウトされ、スターダストプロモーションに所属。スターダスト以外にも様々な会社からスカウトを受けていたが、医者になるのが夢だったためすべて断っていた。しかし、スターダストの所属タレントである柴咲コウのファンだったためスターダストへの所属を希望した。
甲高い声とキャピキャピとした振る舞いが特徴的な天真爛漫娘。
身体能力が高い上に勉強も出来る文武両道型だが、かなりのおっちょこちょい。
思い立ったら後先考えずに即行動する大胆な性格。
当時のエビ中にはヘアゴムは黒のみ着用可という校則があったが、それを知らずにカラーゴムを着用したり、まだ持ち歌すら持っていないにも関わらず「紅白に行きたい」と語る等、その破天荒さでメンバーやファンを驚かせた。(ちなみにヘアゴムの校則はこれを機にうやむやになり霧散した)
当時のエビ中には我の強い子が居なかったため、アイメイクやヒール等のませたファッションからトークの際に一歩前へ出る積極性まで、とにかく型破りな星名のキャラクターはメンバーに大きな衝撃を与えたようだ。
好物はフルーツ。特に苺が好きらしい。
名前:小池 梨緒(こいけ りお)
愛称・呼び名:りおたん
生年月日:1998年1月18日
血液型:A型
転入時年齢:12歳(中学1年生。星名らと同学年)
在籍時期:インディーズ時代
旧出席番号:11番(変更後:10番)
元は みにちあ☆ベアーズのメンバーだったが、中学生になったためみにちあを卒業。
そのままエスカレーター式にエビ中に転入した。2004年放送のドラマ(離婚弁護士)に出演する等しており、芸歴は長い。
名前:鈴木 裕乃(すずき ひろの)
愛称・呼び名:ひろの
生年月日:1998年3月24日
血液型:AB型
転入時年齢:12歳(中学1年生。星名、小池らと同学年)
在籍時期:インディーズ時代、9人時代
旧出席番号:12番(変更後:11番)
現出席番号:8番(現在は欠番)
個人カラー:水色
学年カラー:ピンク
キャッチフレーズ:テニスの王女様
みにちあと並行して、BSフジで放送されていた子供向け情報番組「We Can☆」にも1期生として出演しており、2009年の9月9日にWe Can☆Girlsとして同番組のオープニングテーマソング「We Can☆」でCDデビューしている。(けいじばん )(We Can☆ ダンス(生歌Ver) - YouTube)
小学4年生の冬にお台場でスカウトされて以降スターダストプロモーションに所属。
当時数多くのスカウトを受けていたが、人前に出るタイプではなかったため全て断っていた。
しかし、あまりにもスカウトが多いため、「やれるんじゃないか」と思い始めた矢先にスターダストからスカウトを受けたため所属することとなった。
歌やダンスは得意ではなかったが、小池や松野がみにちあからエビ中への転入を受け入れたため、それに乗っかる形でエビ中に転入した。*5
この芯の無さに由来してか、他に類を見ない程の脱力系キャラクターである。
歌やダンスにものんびりとした裕乃イズムが遺憾なく発揮されており、初見の人には「やる気がない」と捉えられがちだが、本人は至って真剣に取り組んでいた模様。
また、そののんびりとした立ち振る舞いが、余裕綽々*6で優雅にも見えることから、「お嬢様」と形容されることも多い。
どんな時でもらしさを崩さないマイペースな性格。
この底の見えなさと掴み所の無さが多くのファンを魅了した。
キャッチフレーズは特技のテニスから。
好きな食べ物は枝豆。
名前:松野 莉奈(まつの りな)
愛称・呼び名:りななん
生年月日:1998年7月16日
血液型:A型
転入時年齢:11歳(小学6年生。安本、廣田と同学年)
在籍時期:インディーズ時代、9人時代、8人時代(現在)
旧出席番号:13番(変更後:12番)
現出席番号:9番
個人カラー:青
学年カラー:緑
キャッチフレーズ:見た目は大人、中身は子供
現役メンバーの一人。
当時は中学生になったらみにちあを卒業してエビ中に入るというシステムだったが、松野は背が高くなり、みにちあの衣装が着れなくなってしまったため1年早くみにちあを卒業してエビ中へ転校した。(翌年からはみにちあからエビ中へのエスカレーター方式は廃止されているため、松野は背が高くなければエビ中には入っていない可能性が高い)
小学1年の時に表参道でスカウトされスターダストプロモーションに所属しており、芸歴は長い。
抜群のルックスを誇るが、その美しさとは裏腹に非常に子供っぽい性格をしている。興味の有無によってテンションが著しく変化するタイプ。
父親がシェフで母親がパティシエという家柄のせいか、食べることが大好きで、しばしば食いしん坊キャラとして扱われる。
9人時代初期辺りまでは好きな食べ物はたこ焼きと公言していたが、段々とヤングコーンに好物代表の座を奪われていったようで、2016年7月19日に行われた自身のソロライブ『rinanan RADIO SHOW!!』では、一番好きな食べ物はヤングコーンと語っている。
ちなみにその際、安本とトマトの関係性の様に、たこ焼きとは(良い意味で)距離を取っていると語っていた。
現在は美貌に益々磨きがかかり、エビ中のモデル担当と言われている。
既に転校している奏音とは小学2年生の時からの仲で、何度かブログに2人の写真が掲載されている。
※2017.2.26追記
2017年2月8日、致死性不整脈により急逝されました。
まだ18歳。あまりにも早すぎるお迎えでした。
心からご冥福をお祈りいたします。
<2010年6月30日>
出席番号変更。(転校した奏音の分を詰めたため、全員の番号が一つ繰り上がった)
<2010年7月3日>
前山田健一がエビ中の音楽科主任に就任したことが公式ブログで発表される。
これによりインディーズ時代の楽曲の大半は前山田氏が手掛けることになる。さらに、楽曲製作のみならずプロデュースやボーカルディレクションも務める。現在はそこまでの面倒は見ておらず、作曲家とアイドルグループという通常の関係性に戻っている。
上記12人のメンバーが揃った段階で練習ユニットとしての活動が終わり、徐々に本格的なアイドルグループとして始動していくこととなる。
ちなみに理事長に曰く、エビ中を本格的にアイドルとして活動させる気になった理由は、廣田あいかと星名美怜の二人加入したからとのこと。それまでのメンバーはアイドルらしい性格の子がいなかったと語っている。(第一回スターダストアイドルサミットより)
長くなったので次回に続きます(笑)
エビ中メンバーの変遷と歴史【前置き編】
楽曲や映像について紹介する前に、エビ中メンバーの変遷について紹介したいと思います。
(グループ自体の紹介については前回の記事に貼ってある、私立恵比寿中学「よいこのためのエビ中学校案内」をご覧ください。)
ですが、その前にいくつか用語の解説をしておきます。
【時代】
私立恵比寿中学は、2016年12月4日現在で8人組のアイドルグループですが、結成から現在までに何度かメンバーの入れ替わりがありました。
このブログではこの各時期を「デビュー前」「インディーズ時代」「9人時代」「8人時代」の4つに分けていますが、一般的には
「インディーズ時代」「9人時代」「8人時代」
の3つに分けられることが多いです。
(ここで言う「デビュー前」とは、結成してから初のCDである『朝のチャイムがなりました!』が発売されるまでの期間を指していますが、インディーズデビューのタイミングが曖昧なため、厳密に言えば正しい分け方ではないかもしれません。
また、メジャーデビュー以降の「9人時代」と「8人時代」の間には短い期間ですが11人体制だった時期があります。カテゴリー分けはしていませんが、当ブログでこの期間を指すときは便宜上「11人時代」と呼称します)
「インディーズ時代」「9人時代」「8人時代」のエビ中。
【転校】
エビ中には永遠に中学生制度(中学3年生を過ぎても4年生、5年生…と進級し続ける制度)があるためか、メンバーが脱退することを卒業とは言わず「転校」と言うことが多いです。そして加入はこれと区別するために「転入」と呼ばれることがあります。
ちなみにこれ以外にも、ライブを「学芸会」、ファンを「エビ中ファミリー」(昔は「父兄」と呼ばれていた)、スタッフを「校長」や「副担任」、「先生」と呼ぶ等、エビ中独自の呼称がいくつか存在します。
ただ、エビ中の学校設定は割とゆるいので、これらの呼び方が厳守されているというわけでもありません(笑)
【出席番号】
エビ中は転入した順に出席番号というものが割り振られ、これは各メンバーのシンボルナンバーとなります。
メンバーが転校する度に欠番が出てしまうため、インディーズ時代に番号が2度振り直されましたが、結局その後にも転校生が出たため現在の番号にも欠番があります。
そのため、出席番号も「旧出席番号」(2種)と「現出席番号」が存在します。
今更番号を詰めるとグッズや曲の歌詞等様々な部分に影響が出てしまうため、恐らく今後も現行の出席番号を貫いていくのではないかと思われます。
【個人カラー】
出席番号とは別に個人カラーもあります。
以前は、徹底的に色分けを重視していた同社(スターダストプロモーション)の先輩グループ「ももいろクローバー」に対抗してか、個人カラーを殆ど(※1)導入せずに出席番号を前面に押し出していました。
しかし、色と比べて頭に残りにくい、そもそも動くと分からない、妹分達が軒並み徹底色分け方式を採用したことでスターダストアイドルにとって個人カラーの重要度が高くなってきた(グループ間を越えた色分けユニットでの活動の増加)などの背景もあり、近年では出席番号と合わせて個人カラーも大々的に取り入れるようになってきました。
※1…衣装等本人達の活動には個人カラーは関与しませんでしたが、グッズ販売においては個人カラーが反映されていました。これは恐らく、ペンライトを筆頭に、グッズ展開において個別の色分けがないと不便なことが多かったためだと思われます。
メジャー初期のエビ中。出席番号を強調したデザインの衣装が数多く見られました。出席番号をアピールするために趣向を凝らした様々な衣装が誕生しました。
近年のエビ中。9thシングル「スーパーヒーロー」にて、初めてジャケット衣装への個人カラーの導入がなされました。以降、3rdアルバム「穴空」の衣装でも個人カラーがあしらわれています。
【学年カラ―】
さらに、個人カラーとは別に学年カラーというものも存在します。
学年カラーとは、学生でいうところの「学年」(大まかにいえば年齢)ごとに割り振られる色のことです。
学生時代に上履きやジャージの色が学年ごとに分けられていた方もいるかと思いますが、基本的にはそれと同じです。
色は青、ピンク、緑の3種類に分かれています。
9人時代までは青が上級生、ピンクが中間、緑が下級生という風に分かれていました。
しかし、8人時代に新たに転入してきた小林歌穂と中山莉子は、年齢的には最下級生であるにも関わらずピンク色の学年カラーが割り振られました。
これはこの二人が、3年サイクルで見るとピンクの学年色担当の星名美怜と同じ学年にあたるからだと思われます。
(つまり学年カラーの割り振りは、1年生=4年生=7年生…、2年生=5年生=8年生…、3年生=6年生=9年生…の3パターンに分かれており、=で結ばれている学年は同じ学年カラーとなります。美怜と小林、中山は歳がちょうど3歳離れているため、同じ学年カラーになったということです。…恐らくは笑)
学年カラーは学校設定が活かされているためか、個人カラーとは違って以前から積極的に衣装等に取り入れられていました。
しかし近年の個人カラーの勢力拡大に伴い、相対的に日の目を見なくなってきてしまいました。
学年カラーの衣装を身にまとったエビ中。個人カラーと違い、上記以外にも学年カラーがあしらわれた衣装は数多く存在します。
【キャッチフレーズ】
キャッチフレーズは2011年6月11日に発表された自己紹介からきているもので、これより前に転校したメンバーにはありません。(と思っているのですが、ひょっとしたらあるかもしれません…詳細をご存知の方いらしゃれば教えて頂けると有り難いです笑)
8人体制になってから安本、廣田、柏木の自己紹介は変わっており、中でも廣田と柏木はキャッチフレーズが変わったため、この二人は2種類のキャッチフレーズを記載しています。
さて、前置きがあまりにも長くなりすぎてしまったので、メンバー紹介は次回に続きます。
ちょっと用語を説明するだけのつもりだったのに横道に逸れすぎてしまいましたね…(笑)