浅い知識でしゃあしゃあと

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浅い知識でしゃあしゃあと

私立恵比寿中学さんの楽曲や映像作品を(感想のついでに)紹介します。

Twitterはじめました

みなさんこんにちは。

エビラです。

 

前回の記事長くなりすぎちゃって大変でした(笑)

ほんとあれ書くのにべらぼうな時間がかかってしまいました。

完全にアホですね(笑)

 

でも次も長くなりそう…(笑) 

 

そんなことはともかく、今回ブログ公開告知用にTwitterのアカウントを作成致しました。

エビラ星人 (@alien_shrimp) | Twitter

もしかしてあったほうが便利なのかなーと思って試験的に作ってみました。

このブログはちょこちょこ過去の記事も書き直していたりするので、新記事公開のお知らせはもちろんのこと、過去の記事をある程度加筆修正した場合はそれもお知らせする予定です。(書き間違いを訂正した程度の場合は知らせません…(笑))

あとはそれこそ単なる呟きですかね。

あまりしないとは思いますが(笑)

基本的にブログの告知が目的なので、公式系以外のアカウントをフォローするつもりはありません。ご了承ください。

 

本当は結構前にアカウント作ってたんですが、運用が面倒でしばらくほったらかしてました(笑)

 

それと、アカウント名が微妙に違うのは気にしないでください。

ほんとはブログもこの名前にしようと思ったんですが、色々あってやめました。

エビラ×ビラ星人でエビラ星人です。

分からない人は気にしないでください(笑)

 

あんまり需要無さそうだったら消しちゃうかもしれないので、ご利用される方はぜひフォローして頂ければと思います。

twitter.com

楽曲紹介『もっと走れっ!!』後編

ebira.hatenablog.com

↑の続きです。

 

3. 永遠に中学生

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

Chorus:安本彩花廣田あいか柏木ひなた

 

【背景】

前山田氏の提供楽曲第八弾。

 

瑞季と真山が中学3年生に上がった頃、何人かのファンから「中3メンバーは高校生になったらエビ中を卒業するのか」という質問を受けた理事長が、その質問へのアンサーとしてこの(永遠に中学生という)テーマで前山田氏に作曲を依頼したことで作られた曲。*1*2

この曲ができたことによって、後に「永遠に中学生制度」が誕生し、高校1年生を中学4年生、高校2年生を中学5年生…と数えるようになり、メンバーは文字通り永遠に中学生として扱われることとなった。*3

 

理事長曰く、「裏テーマとして仕事やバイトや勉強やらで忙しいみなさんにせめてえび中のライブの間は童心に帰って笑顔で楽しんで貰いたいなーと言う想いも詰め込んだ楽曲なのです」とのこと。*4

 

この「永遠に中学生」という言葉は、曲としてだけではなくコンセプトとしてエビ中に深く根付いており、今では「King of 学芸会」と並ぶ(あるいはそれ以上に根幹を支える)エビ中のグループコンセプトとなっている。

f:id:EBIRA:20170410110434j:plain*5

 

ライブでは、メンバーが肩を組んで体を左右に揺らすダンスをする際に、ファン同士も隣の人と肩を組んで身体を左右に揺らすのが恒例となっている。

 

このコンセプトをそのままタイトルに使用した、『エビ中の永遠に中学生(仮)』(及び『エビ中の永遠に中学生(仮)2』)という番組が存在する。

 

 

【感想】

エビ中の数ある楽曲の中でも最も深くグループの方向性に関与した曲でしょう。

今では「永遠に中学生」という言葉無くしてエビ中を語ることは出来ません。

全員が本物の中学生だった当時とは違い、今ではこのコンセプトがエビ中の根幹であり、「私立恵比寿中学」というグループの存在意義ですらあるからです。

グループ名的に考えても、この言葉が無ければエビ中はもう存在しないグループになっていたかもしれません。

そういう意味でエビ中にとって最も重要な曲と言えると思います。

 

~~

まずは曲の感想から。(←ってそれが本題のはずなんですが…(笑))

イントロから既に雰囲気がばっちりでてますね。

理事長の仰る通り(背景参照)、この曲は「童心」が一つのテーマなわけですが、それを象徴するかのように児童音楽のような明るくて元気な音が全体を通してずっと鳴り響いています。

前山田さんはこういう抽象的なイメージを音にするのが天才的に上手だなと思いますね。

 

途中でメンバーが自分の名前を一人ずつ言っていく台詞パートがあるんですが、ここ好きなんですよね~(笑)

何故か後半の台詞と違ってこっちの台詞は歌詞カードに書かれていないんですが(絶盤ベストのしか確認してませんが)、こっちの台詞も好きなんですよ(笑)

ただ単に自分の名前言ってるだけなんですが、ほんとただそれだけにも関わらず声のトーンや言い方にもの凄く個性が出てると思うんですよね。

瑞季でした~」のあどけない言い方は最高に可愛いですし、

「宮﨑れいなでした~」の冷静リーダー感は半端ないですし、

真山りかでした~~」の頑張ってハイテンションガールしてます感は愛おしいですし、

杏野なつでした~」の優しい言い方に包まれた清純派感は輝きが漏れてますし、

安本彩花でしたー」の棒読み感は異常ですし、

廣田あいかでぃした~」のプロ感には平伏せざるを得ないですし、

「星名みれいでした~☆」のキラキラ感は360度聞いても色褪せないですし、

鈴木裕乃でしたぁ」の脱力感はプリンセスすぎておなか痛いですし、

松野莉奈でした」のここは名前を言ってと言われたからそのまま言いました感は純粋さが溢れ出てますし、

柏木ひなたでした~」のたどたどしい言い方は妹純度120%のロリコン虐殺マシーンです。

「あぁ、ビバエビ中」と感じるひと時ですね(笑)

ステレオサウンドを駆使して右から左へ出席番号順に声が流れていくのもいいですね。ライブを彷彿とさせます。

まぁ、客席からみると左から出席番号順に並んでいることの方が多かったと思いますが(笑)

 

ちなみに後半にも台詞がありますがこっちも個性が出てます。

台詞にキャラが反映されている子もいますね。

裕乃の「チョットだけよー」という唐突な加トちゃんネタの意図はよく分かりませんが(笑) 語呂が合ってるからですかね(笑)

彩ちゃんの「お父さーん」もステレオ効果が効いてます(笑)

それとぁぃぁぃの「他の現場も行けよー」という台詞ですが、僕はてっきりエビ中の他の現場のことを指していると思っていたんですが、ぁぃぁぃのブログを見るに他のアイドルの現場という意味も含まれているのかもしれませんね。*6

流石は平和の使者私立恵比寿中学、心が広いですね(笑)

まあ何を隠そうぁぃぁぃ自身が大のアイドル好きですからね。

ぁぃぁぃは2012年6月6日からTop Yellという雑誌に「このアイドルさんのブログに夢中」という連載を持っており、様々なアイドルのブログ記事をピックアップして紹介していくというにわかアイドルファンには到底真似できない濃いコーナーを毎号掲載しています。

まだまだ売れていないこんな時期から(しかも中学2年生で)雑誌に毎月連載を持ってるというのも凄いですが、もっと凄いのはこの連載が現在(2017年4月)まで続いている長寿コーナーだということです。

廣田プロには敵いませんよほんと(笑)

ただ、「できればホームはエビ中でお願いします(人・ω-)」と廣田プロも仰っているので、皆さんあくまでもホームはエビ中でお願いしますね(人○言○)  (笑)

 

歌詞の特性上ライブの終盤に披露されることが多いため、当時はこの曲の立ち位置に付いた途端にライブの終わりを惜しむ声が上がることもしばしばあったそうです。*7 

確かにライブの後半で来ると僕もそう思っちゃいますね(笑) 

 

背景に書いた通り、理事長曰くエビ中のライブの間は童心に帰って楽しんでほしいという想いを詰め込んだ曲なわけですが、それと同時にそのライブの終わりを感じさせる曲でもあるというのがまた哀愁を誘います。

僕はこの曲で言う「中学生」とは「童心」の事だと思ってます。

エビ中と一緒にいる間は、高校生だろうとおばあちゃんだろうと、ヲタさんだろうとスタッフさんだろうと皆が童心に帰ると謳うのがこの曲です。

(そしてそれこそが「永遠に中学生」がグループコンセプト足り得る所以でもあると思います)

しかし、この曲はその楽しい時間の終わりも表しているのです。

エビ中のライブが童心に帰れるものであるなら、下校=ライブの終わりとは童心から大人に戻る時間であり、童心の終わりを意味します。

永遠に中学生と言う割に、ずっと童心ではいられない、いさせてくれないというこの矛盾。

僕は、ここに得も言われぬ哀愁を感じてしまいます。

楽しいライブが終わって欲しくない、この童心を持ち続けていたい、永遠に中学生でいたいと願う一方で時は無常に流れる(=下校のベルが鳴る)という現実。

それに対して、時間は止められないからライブは終わってしまうけど、それでもここにいる間は誰もが「永遠に中学生」でいられるから、だからまた楽しいライブをしましょう、また私立恵比寿中学でお会いしましょうと歌うエビ中

永遠に童心でいたいという理想を、流れる時という現実が阻んでいるにも関わらず、それを受け入れた上で尚理想を追い求めるこの直向さに感銘を受けます。

しかもこれを地で行くのがエビ中なのです。

だからこそ胸に響きます。

大人になると尚のこと響きますね。

大人になってしまったからこそなのかもしれません。

他にもいくつかありますが、子供のような純粋さを持つ者が歌うからこそ大人に響く曲。

これがエビ中の神髄だと僕は思います。

そういう曲を聞くと涙が出てくるんですよ。

泣かしに来てる感動ソングより、よっぽど涙が出ます。

この曲もそうです。

笑えて泣けてあったかい。

この曲はエビ中そのものです。

そんな最高の1曲です。

 

~~

背景にも少し書きましたが、この曲が出来る前は「中学を卒業する年齢になったメンバーはエビ中も卒業するのか」という疑問は多くのファンが胸に抱いていたようです。

まぁ、そりゃそうですよね(笑)

まずグループ名からして高校生になったら卒業と考えるのが普通です。

共通点の多さからエビ中のライバルとして挙げられることの多いさくら学院*8も義務教育が終了する年齢になったメンバーは卒業しますし、エビ中の年下グループであるみにちあ☆ベアーズも卒業制です。

というか一時期は、小学校を卒業したらみにちあも卒業しエビ中に入るというシステムだったので、それを考えればエビ中も高校生になったら卒業と考える方が自然です。

それともうひとつ根本的な問題として、高校生になっても中学という設定のアイドルグループでの活動を続けたいかというという問題もありますね。

しかしこれに関しては、この曲が発売する3か月程前の2011年8月14日に行われたライブ*9の第2部『ももクロ3年エビまだ2年~夏の日の2009~』(エビ中結成2周年記念ライブ)において、瑞季と真山は「来年で高校生になってしまうけれどそれでもエビ中でいていいという人がいてくれればエビ中を続けていきたい(意訳)」と語り、ファンが「いいよ」と答えるという場面があったそうです。*10*11

となるとグループ名が変わるのか、それとも無慈悲に卒業なのか…と、ファンの中に渦巻いていた不安と絶望を打ち砕く希望の光となったのがこの曲というわけですね(笑)

 

しかし、実はこの時は曲としての「永遠に中学生」はありましたが、制度としての「永遠に中学生」はまだ制定されていなかったのです。

つまり、あくまでも永遠に中学生という心持ちでいようねというだけで普通に卒業はしますという可能性もまだあったわけです。

ファンとしては、このタイミングでこんな曲を出したわけだから流石に卒業はないだろうと思う人も多かったかと思いますが、メンバーとしてはそうでもなかったようで、当時の心境について瑞季

『その頃は「永遠に中学生」の曲はあったんですけど、まだ「永遠に中学生制度」はできていなくて、真山と「たぶん卒業だよね」って話していて、「卒業式は一緒にやろうね」って。』

とインタビューで語っています。*12

 

では「永遠に中学生制度」はいつ誕生したのでしょうか。

2012年3月25日、春ツアー*13の第5公演が横浜のクイーンズスクエア横浜 1F クイーンズサークルにて行われました。

季節は春にして、卒業シーズン真っ盛りの時期です。

瑞季と真山も遂に中学3年生を終えて、高校1年生になろうかという時期。

しかし、この日のメインイベントはひなたの生誕祭*14であり、特に二人のイベント等のアナウンスはありませんでした。

そしてライブが始まり、唐突に瑞季と真山の二人だけがステージに現れます。

「私達は中学4年生になります!」

「私達は卒業しません!」

高らかな宣言と共に始まる二人だけの「永遠に中学生」。

そう、これがかの有名な

『卒業しない式』です。

当時の様子については、ウレぴあ総研のサイトにて質の高いライブレポートが掲載されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。(←最初からそっちを見せろ)

 

ure.pia.co.jp

ちなみに、この時に二人で歌った永遠に中学生では、途中の台詞が「瑞季でした~」「真山りかでした~」「瑞季でした~」「真山りかでした~」瑞季でした~」「真山りかでした~」…と延々繰り返されたそうです。

想像してみてください……最高ですね(笑)

こうして晴れて中学4年生となった瑞季と真山。

この「卒業しない式」から永遠に中学生制度が始まったというわけですね。

以上エビ中ヒストリーでした(笑)

 

~~

 

社会で生きている限り、歳を経るごとに精神が大人になるのは必然であり、精神が大人になるに連れて童心を失っていくのはある種自然の摂理だと思います。

社会とは童心、つまり子供のような純粋な心を持ったままでは生き辛い場所なんでしょう。

なので極端に言えば、「大人になることは純粋さを失うこと」だとすら思います。

そして逆に言えばそれは、「純粋さを失わない者は大人にならない」ということになります。

永遠に中学生というのは詰まるところ、「純粋さを失わないが故に大人にならない」存在であり、エビ中とはそれを目指すグループなんじゃないかと思います。

というより、そうなって欲しいと思っているの方が正しいかもしれません(笑)

しかし、先程言ったように、僕は童心を失っていくのはある種自然の摂理だと思っているので、その考えでいくと永遠に中学生も実現できないということになります。

実際、成長したエビ中メンバーを見ていても、全くと言っていいほど童心を失っていないと思えるメンバーは一人しかいませんでした。()

(一人いるだけでももの凄いことなんですが。)

ですが、確かにエビ中は年齢の割にはかなり純粋な子達の集まりであるのも事実です。

そんな彼女達と運営を含めた「私立恵比寿中学」というグループの活動を見ていると、

この子達なら本当に純心な大人に、永遠に中学生になれるかもしれないと思わされるのです。

それを見てみたい。それを見ていたい。

僕がエビ中にハマってる一番の理由はもしかしたらそこなのかもしれません。

世の中にアイドルグループは数あれど、「永遠に中学生」というコンセプトを掲げているアイドルは私立恵比寿中学しかいません。

端から見たら鼻で笑っちゃうような下らないコンセプトかもしれませんが、僕はとてつもなく深大で価値のあるテーマだと思っています。

そしてこれをコンセプトとして体現できるグループはエビ中くらいしかいないと思ってます。

本物の現役中学生が一人も居なくなり、いよいよ全員に永遠に中学生制度が適用されたエビ中

これから先メンバーはどんどん成長していきますが、彼女達が大人になればなるほど、この曲は深みを増していくと思います。

その時この曲が似合うグループでいられているのか、はたまた到底似合わないグループになっているのか。

「永遠に中学生」の行く末を、これから先じっくりと見届けさせてもらいたいと思います。

 

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エビ中の2016年秋ツアーのタイトルは「エビ中って現役中学生一人も居ないグループなんだって!」でした。

 

 

 

【シングルの感想】

さ~てようやくここまで来ましたね(笑)

とりあえず今回のシングルの制服衣装はすごくかわいいですね。

個人的にここまでの衣装の中で一番好きです。

メジャーデビューしてからは制服衣装縛りもなくなるので(制服っぽい意匠が凝らされた衣装はありますが(笑))、制服衣装もインディーズの象徴の一つという気がします。

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このシングルはご存知の通りインディーズ時代最後のシングルです。

最後ということで大盤振る舞いの新曲3曲+オフボーカル3曲の計6曲です。(別に最後だからってわけじゃないと思いますが(笑))

このシングルはまさにメジャー前の転換期を象徴している気がしますね。

エビ中らしさは残しつつ、今までの表題曲とは少し違った印象を持たせた「もっと走れっ!!」。

新たな楽曲提供者を呼び入れ、前山田さんじゃなくてもエビ中らしさは出せることを示した「売れたいエモーション!」。

そしてエビ中の本質とこれからの指針を示した「永遠に中学生」。

こうして一曲ずつ感想を書いてみると、全てエビ中らしさとは何かという所に行き着く結果になったのがなんとも興味深いです。

まぁ皆さんからすれば、そんなのお前のさじ加減だろって話でしょうけど(笑)

ただ僕的にはこの記事を書いたことで、このシングルが一つの時代の終わりと、それに伴う新たな時代の始まりに向けてのシングルとして相応しいものだったなと感じることが出来ました。

 

~~

さて、次のシングルから新たな時代の幕開けということで、ここでインディーズ時代の功労者である前山田健一さんについて少し振り返ってみたいと思います。

これまでのエビ中の持ち歌(カバーは除く)の中でCD化されているのは計10曲。

その中で前山田さんの曲は計8曲です。

つまり8割前山田さんです。

凄い依存度ですよね(笑)

しかしメジャーデビューしてからはここまでの依存はしなくなり、一楽曲提供者としての立ち位置になっていきます。 

これまでの前山田さんの提供曲はどこかしらほわほわしているというか、ゆとりがあるというか、「努力!友情!勝利!」みたいな全力感や熱血感からはだいぶかけ離れた場所に位置している曲が多かったと思います。(エビ中1週間なんて作り方次第ではモロそういう曲に出来たと思ますが、そうはしていません)

しかし、メジャー以降の前山田さんの提供曲は結構熱いメッセージというか、がむしゃらに頑張れ!という全力で前向きな曲が多くなってきます。

もっと走れっ!!はちょうどその変化の分岐点な気がしますね。

3rdアルバム「穴空」に収録されている「参枚目のタフガキ」なんかは特にそれが顕著です 。

しかし、これらの熱いメッセージはエビ中のファンに向けたものではなくて、エビ中自身に向けて前山田さんが送っているメッセージなんですよね。

詳しくはその曲の紹介記事の時に書きますが(っていつになるやら…(笑))、エビ中に対してのメッセージ性が強いというこの傾向には前山田さんの愛情を感じます。

 

面白い記事があります。

エビ中がメジャーデビューを直前に控えた頃の職員インタビューで、エビ中について藤井校長がこんな風に語っていました。

ちょっと長いですが引用します。

ももクロは、例えば「がんばって汗を流してその先にある何かを手に入れる」ようなものだと思うんです。でもエビ中はそういうグループじゃない。

ストリートライブから始めた過去はなく、ももクロの前座としてステージに出たり、下積みは皆無に近い。だからそこで訴えかけるのは無理だし、彼女たちがそれをやっても真実味も出ない。

エビ中というのは「前後の文脈は抜きにした、純粋な現場の楽しさ」が本質なんだと思います。具体的には、中学生的なモラトリアムやノスタルジックなイメージ。

そこをうまく見せていけたらいいなと思ってます』*15

面白いですね。

インディーズ時代のエビ中らしさとはまさにこういうことなんだろうなと僕も思います。

しかし、今のエビ中らしさは結構変わってきてると思います。

例えば、「前後の文脈は抜きにした、純粋な現場の楽しさ」が本質というのは、「ティッシュ」や「ゴースト」等の楽しさを重視した特にメッセージ性のない曲をメインに扱っていたからこそだったんじゃないかと思います。

近年でもそういう曲はありますが、それがエビ中の本質かと言われると、今はちょっと違うと思いますね。

その一部ではあるかもしれませんが。

それと、僕は「がんばって汗を流してその先にある何かを手に入れるようなグループじゃない」というところが斬新で凄く好きなんですが、最近はこの傾向が結構弱くなってきたと思います。

先程の前山田さんの提供楽曲の毛色の変化もある意味それに関与していますね。(とは言っても弱くなったのは8人時代になってからだと思っていますが)

殆どの人はそういう頑張り物語を好むのでそれも仕方がないのかもしれませんけど。

それに、ここ最近はエビ中に病気などの大きな不運が重なってしまっています。

これによって「がんばって汗を流してその先にある何かを手に入れる」ことのお膳立てが整ってしまった部分がありますし、そもそもそれにあやかりでもしないと立て直せない状況に陥ってしまったという節もあります。

細かいことはまた個別の記事で語るつもりですが、「EVERYTHING POINT」シリーズの内容の変化はそれを如実に表していると思いますね。

個人的にEVERYTHING POINT5がどういう内容になるのかは注目するところです。 

 

今回の記事を通してずっと「エビ中らしさ」について語ってきましたが、結局細かい部分も含めればそれは人によって違いますし、時代によっても違うものだと思います。

例えば、前山田さんの考える「エビ中らしさ」と、校長の考える「エビ中らしさ」には違う部分があると思います。

楽曲やインタビューを見るに、恐らく前山田さんは「エビ中がんばって汗を流してその先にある何かを手に入れるようなグループじゃない」とは思っていないと思います。

それに、校長にとっての「エビ中らしさ」も時と共に少しずつ変わって来ていると思います。

そもそもエビ中自体が9人から8人になって大きく変わりましたからね。

そのタイミングで「がんばって汗を流してその先にある何かを手に入れるようなグループじゃない」というのは変わってきたのかもしれません。

 

そう考えると「らしさ」って難しいですよね。

どんどん広がっていくものなので、曖昧に使う分には簡単なんですが、明確に説明するとなるととても難しいです。

だけどそのよく分からない「らしさ」に惹かれてるんですよね(笑)

厄介なことに(笑)

らしさは変わっていくものですが、そこに惹かれた身としては、せめて自分が惚れたらしさだけは変わらないで欲しいと思ってしまいます。

我が儘かもしれませんが(笑)

逆にそこさえ変わらなければ多少のことでは気持ちは変わりません。

皆さんもぜひ自分なりの「らしさ」について考えてみてください。

どうして好きなのか、どこが好きなのかを見つめ直すいいきっかけになると思います。

 

…ところでこれ何のコーナーでしたっけ?(笑)

 

 

 

以下気分を害す人もいるかも知れませんので一応閲覧注意です。

ちなみに、僕が唯一全く童心を失っていないと思ったメンバーとはりななんのことです。

昔はまだ年齢的に皆子供だったのでその尊さは隠れていましたが、年を経るにつれて彼女の常人離れした純粋さが姿を現し始めてきました。

彼女の純粋さは尋常ではありませんが、よく言う「優しい」とか「何でも信じる」という意味よりも本当に子供という表現がぴったりです。

無邪気な子供であり、童心の塊です。

まさに永遠に中学生 。最早その化身と言っても過言ではないでしょう。

この子は一体いくつになるまでこのままでいられるのだろうか。もしやここまで来たらいくつになってもこのままでいられるのではないか。

そう思わずにはいられませんでした。

正直一番行く末が気になっていたメンバーです。

それだけにあんなことになってしまって本当に残念で仕方ないです。

前にも少し書いた気がしますが、僕は最悪りななんさえいればエビ中から「永遠に中学生」は失われないだろうとすら思っていました。

見失いかけたら彼女を見ればいいわけですから。

しかし、思わぬ形でその指針を失ってしまったので、これから先のエビ中がどうなっていくのか正直不安な部分も大きいです。

下手すると本当に「永遠に中学生」を見失ってしまう可能性もあると僕は思ってます。

ここからの活動や流れによって「永遠に中学生」が続くか終わるかが変わってくるのではないかと。

ここはまさに正念場だと思います。

 

そういえば、来月末に発売される4thアルバム『エビクラシ―』に前山田さんが楽曲提供しています。

タイトルは「フォーエバー中坊」(作詞作曲:前山田健一 編曲:鈴木雅也)です。

「フォーエバー中坊」って「永遠に中学生」と同じ意味ですよね。

この曲もエビ中に向けたメッセージソングなのでしょうか。

それは分かりませんが、このタイミングでこのタイトルを出してくるあたり、流石前山田さんと思わずにはいられません。

…とは言っても実際のところは聞いてみないとなんとも言えませんが(笑)

とにかく新しいアルバム、そして新しいエビ中に期待して待つことにします。

 

※4月23日追記

昨日、「私立恵比寿中学 IDOL march HALLTOUR 2017~今、君とここにいる~」の初日公演に参加してきました。

エビクラシ―に収録される新曲は全て披露され、「フォーエバー中坊」も聞くことが出来ました。

 

この曲、僕は前山田さんがエビ中に対して『”永遠に中学生”を見失うなよ』と言っているように感じました。 

新しいアルバムは本当に良曲揃いですが、この曲はエビクラシ―の中でも極めて重要な役割を担っている曲だと思います。

詳しくはエビクラシ―の記事で書くことにします。(ってそれはいつになるのか…(笑))

 

ライブは素晴らしかったです。

新たなエビ中に益々期待を持つことができる内容でした。

機会があれば皆様もぜひ見に行ってください。

私立恵比寿中学」としての指針がしっかりとそこに示されています。

 

 

 

それにしても今回の記事長すぎですね…。

長くなりすぎたので分割しましたがそれでも長いですね(笑)

読んで下さった皆様、ありがとうございました。

次回以降は気を付けます…多分(笑)

*1:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*2:理事長 (自由人。しがない非公式) on Twitter

*3:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~ 付属小冊子より

*4:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*5:画像:オタクィーーーンイングリッシュ#0より(オタクィーーーンイングリッシュオンデマンド

*6:☆日々成長☆(廣田あいか)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*7:エビ中の絶盤ベスト~おわらない青春~ 付属小冊子より

*8:アミューズ所属のアイドルグループ。エビ中と同じく学校設定があり、メンバーを生徒、追加メンバーを転入生、マネージャーを先生と呼ぶ等類似点が多い(但しエビ中と違って学校設定は遵守されている模様)。ちなみにグループ名の由来が本社の所在地から来ているという点も同じ。だが、意外にも結成はエビ中の方が先。

*9:『浴衣でPON!エビ中にお盆休みなし!!』千葉県の「ららぽーと柏の葉」にて開催

*10:半年ぶり(*^^*)☆(瑞季)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*11:かしわのは(^・ω・^*)ノ(真山りか)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*12:『クイック・ジャパン』vol.108より(“永遠の中学生”謳う私立恵比寿中学 「現役中学生は残り1人」に葛藤 - NEWS | 太田出版ケトルニュース

*13:スプリングデフスターツアー2012 ~こりゃあ春からエビがいい!~

*14:柏木ひなた生誕祭~いつまでたっても末っ子のおもちなのだ~

*15:私立恵比寿中学 (5/7) - 音楽ナタリー 特集・インタビューより

楽曲紹介『もっと走れっ!!』前編

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《タイトル》

もっと走れっ!!

《発売元》

STARDUST DIGITAL

《発売日》

2011年10月5日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

1. もっと走れっ!!

2. 売れたいエモーション!

3. 永遠に中学生

4. もっと走れっ!!(Off Vocal ver.)

5. 売れたいエモーション!(Off Vocal ver.)

6. 永遠に中学生(Off Vocal ver.)

 

【シングルの背景】

エビ中の6th Single。

宮﨑転校前の最後のシングルにして、インディーズ時代最後のシングルである。

新曲3曲+各Off Vocal ver.の計6曲が収録されており、今までのシングルの中でも最多の収録数を誇る。

しかし、値段は今までのシングルと変わらず税込1,000円で販売された。(ちなみに1stシングルである『朝のチャイムがなりました!』だけは、カバー曲のせいか他より少し高く、税込1,500円で販売されていた)

LAWSON、HMVHMVオンラインにて発売。

現在は絶盤となっている。

 

CDジャケットはイラストレーターの菱沼彩子氏と原宿系ブランドgalaxxxyとの合作であり、背景にはgalaxxxyでお馴染みのヒョウ柄等があしらわれている。*1

さらに、本シングル発売記念のとして、galaxxxyとコラボしたイベント「ご存知!エビ中1週間展」がgalaxxxy in Hi-Fiにて開催された。*2

この展示会は2011年10月6日~10月12日にかけて開催され、galaxxxyとコラボしたオリジナルグッズの販売や、記念撮影用の切り抜きパネルの設置、スナップ写真や衣装の展示等が行われた。

 

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 (この写真、みんな割とぶりっ子してる中でなっちゃんだけ凄い顔してるのめちゃくちゃ面白いですね(笑) 

ひなたの表情も可愛いです(笑))

 

 

1. もっと走れっ!!

作詞:前山田健一

作曲:前山田健一

編曲:前山田健一

Chorus:廣田あいか柏木ひなた

タイアップ:JSBC スノーボード超アウトレットバーゲンCMソング(2011年)

 

Music Video

監督:家泉英明

プロデューサー:千葉広二

www.youtube.com

 

【背景】

前山田氏の提供楽曲第七弾。

ティッシュの「春」、ゴーストの「夏」に続いて、本曲の季節は「秋」となっている。

曲のテーマは運動会。

曲中には、運動会で頻繁に使用される曲である、ジャック・オッフェンバック作曲の『地獄のオルフェ』の序曲第3部である、『地獄のギャロップ(カンカン)』が流用されている。(日本では『天国と地獄』の名で知られている)

 

また、メンバーが赤組と白組の二組に分かれて歌っているのが特徴。

赤組は、宮﨑、真山、杏野、廣田、鈴木の5名で、

白組は、瑞季、安本、星名、松野、柏木の5名である。

お互いのチームにライバルが一人ずついる設定で、MVでは各メンバーがそれぞれのライバルと1対1で競走するシーンが挿入されている。*3

 

~~

YouTube等で一般公開されているMVはshort ver.であり、前後の寸劇がカットされたものとなっている。

寸劇を収録した完全版(long ver.)は、2012年2月15日に発売された「私立恵比寿中学1stワンマンライブ」のDVDに特典映像として収録されている。

また、2015年6月17日に発売されたエビ中初のMV集である「ベストヒットEBC」にも同様のlong ver.が収録されている。

 

~~

ライブでこの曲が披露される際は、メンバーが「せーのせーで」と叫び、次いでファンとメンバーが共に「いち!に!さん!」と叫ぶというコール&レスポンスを挟んでから曲が始まるという形式が定着している。

 

~~

本曲は、スターダストの先輩グループであるももいろクローバーZももクロ)の代表曲の一つである「走れ!」をオマージュ(?)した楽曲となっている。

タイトルの考案者は理事長こと藤下リョウジ氏。

前山田氏との打ち合わせにて「ももクロが走ってるんだからエビ中はもっと走れ」と言ったのが始まり*4で、そのまま理事長がこのタイトルで前山田氏に曲を依頼した模様。*5

ちなみに、これが発端となって以降のスターダストアイドル(及び非アイドル)グループにも「走れ」と名のつく曲が多数製作されることとなる。(下記参照)

 

ももいろクローバー:「走れ!」(2010.5.5『行くぜっ!怪盗少女』収録)

私立恵比寿中学:「もっと走れっ!!」(2011.10.5『もっと走れっ!!』収録)

チームしゃちほこ:「もーちょっと走れ!!!」(2012.12.19『乙女受験戦争』収録)

超特急:「走れ!!!!超特急」(2013.11.13『Kiss Me Baby(スタダDD盤)』収録)

KAGAJO☆4S:「とりあえず走れ!!!!」(2013.12.7『毎日がクリスマス』収録)

たこやきレインボー:「ちゃんと走れ!!!!!!」(2014.3.19『なにわのはにわ(関西限定盤)』収録)

DISH//:「皿に走れ!!!!」(2015.1.15『MAIN DISH』収録)

 

ちなみに、途中までは!の数が一本ずつ増えていたが、超特急とKAGAJO☆4Sが共に4本になり、続くたこやきレインボーは(5本を飛ばして)6本になっている。(DISH//は4本)

また、各曲の作詞作曲は全て別の人間が担当している。

 

~~

2011年11月16日~23日にかけて京セラドーム大阪9Fスカイホールにて開催された、JSBCスノーボード超アウトレットバーゲンのCMソングとして使用された。*6

ちなみに、このCMは関西テレビ限定で放送されたもので、曲だけでなくメンバーもCMに起用されている。

参加メンバーは瑞季、真山、安本、廣田、星名、鈴木の6名。

私立恵比寿中学 スノーボード部」というタイトルで、全5話からなるショートストーリー仕立てのCMとなっている。

(下記動画は公式配信ではありませんが、公式スタッフさんが直にリンクを案内していらっしゃったりする*7ので、堂々とリンクを貼っちゃいます。まぁ今までも割と堂々と貼ってたんですけど…(笑)

1話:えび中スノボcm1 - YouTube

2話:えび中スノボcm2 - YouTube

3話:えび中スノボcm3.wmv - YouTube

4話:えび中スノボcm4.wmv - YouTube

5話:えび中スノボcm5.wmv - YouTube

 

~~

「ザ・ティッシュ〜とまらない青春〜」と同様にこの曲もカバーされており、D-topiaより2012年3月2日にヴィレッジヴァンガードにて発売されたコンピレーションアルバム、『アイドルバイブレーション!!~現場編~』に収録されている。

歌唱を担当しているのはHaruka/haru/YuriA

ちなみに、本アルバムにはももクロの「走れ!」のカバーも収録されている。

iTunesから試聴することが可能。*8

 

 

【感想】 

季節は秋ということで、今回のテーマは運動会です。

今回は学校テーマに上手く絡めてきましたね(笑)

しかしスポーツの秋とは言うものの、最近では運動会や体育祭を春に行う学校も多くなってきたようなので、秋=運動会というのはあまりピンと来ない方もいるかもしれませんね。

 

~~

前山田さん曰く、「一聴すると正統派、けど間奏でドンガラガッシャーン」という曲だそうです。*9

確かにそうですね(笑)

イントロの爽快感やエモ―ショナルなサビ等、いつになく正統派楽曲の様相を漂わせておいてから、あの放送委員パートには思わず「!?」となってしまいます(笑)

 

普通の人がこの曲を聞いたら『天国と地獄』パートや、「エビ中運動会」「お弁当ごちそうさま」などの歌詞が真っ先に耳に付いて、おふざけソングという印象が強く残ると思います。

しかし、当時のエビ中関係者にとってはそこは当たり前なので(笑)寧ろ正統派な部分がより強調されて聞こえたようで、ファンやメンバーからも「(今までと比べると)正統派な曲」「爽やかな曲」という印象が強かったようです。*10

確かに正統派チックなところはありますが、冷静に考えて普通のアイドルが歌う曲ではないですね(笑)

ちなみに、前山田さんはこの曲について、『やばい。秋のエビ中のシングル曲、「名曲」になりそうだ。エビ中は「迷曲」じゃないといけないのに!』や「無駄に良い曲になっちゃたw」と語っており*11*12、理事長もブログで「いいメロディーになってしまった」*13と語っています。

まるで良い曲になってはいけないかのような口振りですね(笑)

やっぱりこの人たちの中では当時のエビ中は芸人のような存在だと思われていたのではないか…(笑)

 

~~

イントロの爽快なメロディーに合わせて、高らかに響くぁぃぁぃとひなたのフェイクで一気に持って行かれますね。

当時中学1年生。グループでは最年少の二人組です。

前山田さんも言っていますが、やはりこの二人は凄いです。*14

歌唱力だけでなくキャラクターも含めて、当時のエビ中の飛車角だと思いますね。

 

その後の歌いだしのパートでは、前回のゴースト同様りななんが低音パートを担当しているんですが、この使い方は素晴らしいですね。

歌いだしの部分は赤組白組に分かれて歌っていますが、このAメロは全体的に音程が低く設定されているため、低すぎて皆声をだすのが少し辛そうに聞こえます。

しかし、りななんにとっては寧ろ得意な音域であるため、その後のソロパートがばっちりハマっているのです。

恐らく、当時このソロパートを務められるメンバーはりななんを置いて他にいなかったことでしょう。

弱点を長所に変えるヒャダインマジックが光ってますね。

お見事です。

 

そして、放送委員パートでもヒャダインマジックが主張高らかに輝いてますね(笑)

もう眩しすぎるほどに(笑)

ここに彩ちゃんと裕乃を入れるというチョイスが素晴らしいですね。

この脱力感。もう最高でしょう(笑)

このやる気無さそうな感じが妙にリアルなんですよね。

あー運動会の時こういう放送委員いたなーと思わされます(笑)

このパートも他のメンバーの分を収録したそうですが、例えば美怜ちゃんとかだと「赤組!がんばってくださーい!」みたいになるそうです。*15

そして不採用ということは、やっぱりそれではダメなんでしょうね(笑)

また、裕乃は2テイク録ったらしいですが、2テイク目は少し小慣れてきたので1テイク目の慣れてない方を採用したらしいです。*16

徹底してますね(笑)

ちなみに彩ちゃんは何回やってもあの調子を崩さなかったそうです(笑)

流石ですね(笑)

 

 

ちょっと脱線しますが、この二人がアイドルをやっているのって結構奇跡的だと思うんですよね。

どう考えても自分からアイドルをやりたいと志願するタイプではないですから。

女優事務所としてスカウトして、レッスンの一環としてアイドル活動をさせて、そのまま成り行きでデビューさせちゃうような行き当たりばったりなグループじゃなければまずアイドルになることは無かったと思います(笑) 特に裕乃は(笑)

だからこそこの二人は極めて貴重な存在なんですよね。

他のアイドルグループにはこんな子いないと思いますし。

もちろんそれも、裕乃のふにゃふにゃ感や、彩ちゃんの人見知り過ぎる面等、短所と言えてしまう個性も矯正せずにそのまま伸ばしてくれるエビ中という環境あってこその賜物ですが。

(矯正と言えば、彩ちゃんはインディーズ時代はずっと歯の矯正をしていましたが、歯の矯正をしたままアイドル活動をさせてくれるグループなんてそうそうないと思います(笑))

そういう良い環境が透けて見えてくるという意味も含めて、この二人はエビ中と他のアイドルとの違いを特に色濃くしていた存在なんじゃないかと思います。

エビ中の独自性を表す存在という意味では、この二人も飛車角かもしれませんね(笑)

 

実はこの放送委員の下りに関して、前山田さんも「安本&鈴木の棒読み放送委員は、エビ中スピリットを体現しているものだと思っております」と語っています。*17

中でも前山田さんは彩ちゃんに最もエビ中スピリットを感じているようで*18、前山田さんは後のインタビューで、彩ちゃんは全く芸能界ズレせずに等身大のままでいる本当にレアな存在であり、それが一番顕著に表れているのがこの放送委員の台詞だと語っています。*19

ここで言うエビ中スピリットとは「エビ中らしさ」ということだと思います。

また、前山田さんは雑誌のインタビューで、エビ中エビ中たる所以は圧倒的な素人感であり、CDを何枚出しても失われない等身大が大好きだとも言っていますね。*20

つまり、(少なくともこの時点で)前山田さんが考える「エビ中らしさ」とはスレていないことなんでしょう。

変に大人びたり世間慣れしたりしていない、それこそ子供のような純粋さ。

これを持ち続けているのがエビ中であり、それが表現出来ている作品が「エビ中らしい作品」ということなんだと思います。

えびぞりダイアモンドの台詞パートで裕乃とりななんを選んだ理由について、前山田さんは「選出の理由は無責任感。結構いいことを言っているのに、なんかあっけらかんとしてる。小学生・中学生が説得力アリアリでこういうセリフを言うのも変でしょ?」と語っていましたが*21、それも、背伸びして身の丈に合っていないカッコ良さや美しさを演じるよりも、そのままの純粋な個性を表現する方が良いという判断なんでしょう。

思えばこれまでの前山田さんの提供曲に背伸びした曲はありません。

寧ろ、上記のえびぞりやどしゃぶりリグレットのような、大人びたテーマが絡む場合でも、それを相殺するかのように無邪気さや等身大を意識した趣向が凝らされています。

それをどう思うかは人それぞれだと思いますが、僕はその解釈は正しいと思いますし、そのスタイルは好きですね。どちらかと言えば(笑)

僕にとってのエビ中らしさも大体そういう物です。

ただ、もう少し細かく言うとそれ+「中人感」が僕の思うエビ中らしさなんですが、まあその話は別の機会に(笑)

 

めっちゃ脱線しましたね(笑)

それから天然アニメ声を持つぁぃぁぃと、練習によって得た(であろう)アニメ声を持つ真山のドタバタパートを経て怒涛の『天国と地獄』パートが終わります。

さいごの「へい!」もりななんだけ低いパートでハモっていますね。

 

『天国と地獄』が終わると、ここから一気にエモーショナルな展開になっていきます。

ここからがまた良いんですよね~(笑)

れいなの「夢じゃ終わらせない!」が凄く好きです。

歌詞も良いんですが、歌い方も良いんですよね。

この辺を聞いていて、どうせならずっとこの曲調で「運動会」とかの歌詞ももう少しカッコいいフレーズに変えてくれたらもっと人に勧めやすい名曲になるのになぁ!と思ったこともあります(笑)

特にエビ中にハマり始めた頃にそう思ってました(笑)

が、先ほども言ったように、恐らくそういう小洒落て大人びた曲には意地でもしないのが前山田さんのスタイルなので、耳触りの良いありがちな曲にはしてくれません(笑)

 

そして美怜ちゃんのソロパートの「臆病風さえも~」の部分ですが、美怜ちゃんはこのパートについて、「自分で歌えたらいいなと思って練習していたパートを頂けてとっても嬉しかったです!」と語っています。*22

そして、これについて前山田さんはインタビューで、『正直言うと「あそこは美怜だな」って作ってるときから頭の中にあったんですよ。録り終わったあと「採用したよ。良かったね」って言ったら「私このパートやりたかったんですー」って。恐ろしい嗅覚ですよね』と語っています。*23

ここはこの曲で一番格好いいソロパートなので、正直言って美怜ちゃん以外にもやりたかった子は沢山いると思うんですけどね(笑)

ただ、もっと歌が上手い子がわんさかいる中でそんな良いパートを勝ち取れる美怜ちゃんは流石だと思います。

実際、雰囲気もよく出せてると思いますしね。

特に、「秋の空にと~ける~」の「と~」の部分が好きですね(笑)

作り手と歌い手の思惑がぴったりと合致したシンクロ率の高いフレーズです。

 

~~

背景にも書きましたが、赤組白組にはそれぞれライバルがいる設定で、MVではそのライバルと競走しています。

MVの各競走相手は以下の通りです。

真山(赤) vs 星名(白)

鈴木(赤) vs 松野(白)

杏野(赤) vs 安本(白)

宮﨑(赤) vs 瑞季(白)

廣田(赤) vs 柏木(白)

特に意味の無いマッチング…というわけでもなさそうですね。

特にぁぃぁぃとひなたに関しては、MVや歌詞も相まって冒頭のフェイクからして競っているようにも受け取れますし、そもそも前山田さんはこの二人に切磋琢磨して欲しいと思っているようですからね。*24

しかし、これだけの逸材が切磋琢磨できるような相手が同じグループに居るというのも本当に奇跡的ですよね…。しかも歳まで一緒ですし。

他にも裕乃とりななんはお互いにあまりソロがもらえてないメンバーですし、真山美怜は逆に(ぁぃひな程ではないにしろ)コンスタントにソロが貰えているメンバーです。

また、れいなと瑞季はその中間くらいであり、且つお互いに初期メンバーという因縁があります。

そしてなっちゃんと彩ちゃんは……何でしょう(笑)

入った時期は同じですが、あまり拮抗してる部分が思いつかないですね。

顔はちょっと似てますが…(笑)

まぁこの考えが正しいかどうかは分かりませんが、こうして並べると確かに多少は意識し合ってそうなマッチングな気はします。

先のインタビューも相まって、このライバルセッティングは前山田さんが指定したのではないかという気がするのですが、真偽は不明です。

 

ちなみに、そのライバル同士で競走するシーンは取っ手の無いランニングマシンを使用して撮影されたらしいです。

運動神経があまり良くないぁぃぁぃは、転んだり流されたりして皆に心配されたので恥ずかしかったそうです。*25

可愛いですね(笑)

ぁぃぁぃはエビ中メンバーの中では二番目に足が遅いらしいですからね。*26

そしてそんなぁぃぁぃよりもさらに足が遅いのが柏木さん家のひなたさんです(笑)

逆に美怜ちゃんと真山はエビ中内では1、2を争うほど足が速かったりする*27ので、もしかするとMVのマッチングは身体能力的に考えても妥当な組合せだったのかもしれませんね(笑)

 

冒頭の「負けたくない」という意の歌詞の連呼やこのライバル設定からして、なんだかエビ中にしては珍しく対抗心を燃やす曲になっていますね。

まぁそれも「運動会」というテーマがあるので爽やかなものになっていますが。

ただ、MVを見るとメンバー全員に見せ場があるというか、しっかり映るように配慮されているように感じます。(それが当たり前かもしれませんが、ティッシュとかと比べるとソロパートのあるなしに関係なく一人のカットを使うようになったなと思います)

曲はバチバチしてても、そういう所は優しくなっているように感じました。

まぁ、バチバチと言っても最終的には「友情運動会」だと気づくんですけどね(笑)

 

それとshort ver.でカットされている前後の寸劇ですが、いや良いですねあの茶番感(笑)

やっぱり僕は寸劇結構好きですね(笑)

この寸劇を見るとオチの面白さも増すので、気になる方はぜひ円盤を買ってご覧になって下さい(笑)

 

~~

そんなこんなでインディーズ最後の表題曲は、正統派青春ソングにエビ中らしさがプラスされ、今までにない熱さと爽やかさ、そして今まで通りのおふざけ感を感じることの出来る味わい深い一曲となっております。

運動会の恒例ソングになると良いですね(笑)

ちなみに、理事長はお子さんの運動会の際に、この曲(というかこのシングル?)を流してもらうよう話をつけたらしいです(笑)*28

 

 

2. 売れたいエモーション!

作詞:さつき が てんこもり

作曲:さつき が てんこもり

編曲:さつき が てんこもり

Chorus:安本彩花廣田あいか柏木ひなた

 

【背景】

チャイムに続いて2曲目の前山田氏以外の人物からの提供曲。

さつき氏を採用した理由について理事長は、「さつきがてんこもりと言う作家さんの名前が壺にはまって楽曲を採用してしまいました」とブログで語っている。*29

 

~~

当初はライブの際には、メンバーは毎回猫耳を付けてこの曲を披露していた。

この曲には猫を連想させるフレーズがいくつかあり、これを聞いた理事長が「猫耳つけて歌わせたら可愛いかもしれない」と考えたとのこと。

振り付け師にも猫っぽい動きを入れるように依頼したとブログで語られている。*30

 

また、この曲の最中にエビ中メンバー(及び校長)の顔が印刷された偽札をばら撒く演出が過去に何度か行われている。

ライブによって異なるお札が撒かれていた。

 

【千円札】

2012年5月31日に行われた、宇宙人、N'夙川BOYSとの合同ライブ、『(宇宙人レコ発)3MAN LIVE「西向く侍」』にてばら撒かれたお札。

売れたいエモーションの曲中に偽札をばら撒く演出はこれが初の試み。

撒かれたのは千円札を模したピンク色のお札。

通常の校長とは別に、鯛と釣竿を持った校長(公式曰く「売れ鯛を釣る校長」*31)が描かれている絵があるため、この初回のみメンバー(9人)各1種+校長2種で全11種の絵柄が存在する。

メンバーの絵はデフスターウォーズのパッケージと同じもの。

f:id:EBIRA:20170407163722j:plain *32

 

【壱万円札】

2012年7月1日に行われた『私立恵比寿中学 ファーストコンサート「じゃあ・ベストテン」』では、壱万円ver.のお札がばら撒かれた。

メンバーの絵は前回の千円札と同じものだが、今回は着色が施されている。(デフスターウォーズのパッケージと同じ着色)

また、前回の千円札と違い、今回は(顔以外は)札の配色が本物に近い色になった。

校長の絵のみ新たに書き下ろされており、スターウォーズR2D2を模した帽子を被った校長の笑顔が描かれている。

全10種。

f:id:EBIRA:20170407155204j:plain*33

 

 

【1ドル札】

2012年8月12日に行われた『サマーデフスター最強ツアー 2012 ~はじける汗の塩天国~』の大阪(なんばHatch)公演の第2部で撒かれたお札。

1ドル札を模している。

ここから絵ではなく、写真が使われるようになった。

当時の最新シングルである「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」の衣装を着たメンバーが印刷されており、札の横には公演日も印字されている。

公演場所の大阪に因んでか、校長はくいだおれ太郎の恰好をしている。

全10種。

f:id:EBIRA:20170407155218j:plain*34

 

【ほぼ10レアル札】

2012年9月8日に行われた『サマーデフスター最強ツアー 2012 ~はじける汗の塩天国~』の東京(Zepp Tokyo)公演の第2部で撒かれたお札。

10レアル札を模している。

レアルがブラジルの通貨であることや、10という数字を横切るように「HOBO REAIS」と書かれていることから、当時の新曲である「ほぼブラジル」に由来して作られたお札だと思われる。

メンバーの写真は前回の1ドル札と同じだが、若干アップになっている。

校長のみ撮り下ろしの写真が使われている。

全10種。

f:id:EBIRA:20170407155223j:plain*35

 

【300000000エビ札】

2013年12月8日にさいたまスーパーアリーナで行われた、『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2013 エビ中のスター・コンダクター』で撒かれたお札。

前回から一年以上間が空き、久々に行われた札撒き演出で使用された。

オリジナルの通貨で、左上にはEbi300000000(3億)と表記されている。

紙幣の右側に未確認中学生衣装の各メンバーの写真が印刷されており、中央にはさいたまスーパーアリーナ、左下には鯛を釣る恵比寿像が印刷されている。

校長はヘルメットとヘッドセットマイクを着け、何かの隊員のような恰好をしている。

全10種。

f:id:EBIRA:20170407155227j:plain*36

 

(多分これで全部だと思いますが、抜けがあったらすみません…(笑))

 

~~

本曲は振り付け講座の動画が公式配信されている。

先生を務めるのはエビ中のダンス部長こと瑞季

ちなみに、タイトルに「売れたいエモーション!」とあり、本編でも「今日は」等と如何にも他の曲の振付講座もあるかのような口振りだが、残念ながら瑞季先生の振付講座の動画はこの一作しか存在しない。

www.youtube.com

 

【感想】

以降も末永くお世話になるさつき が てんこもりさんによる初提供楽曲です。

確かに面白い名前ですが、それが理由で依頼するって…相変わらず理事長はぶっ飛んでますね(笑)

まぁ冗談かもしれません、というか普通は冗談に決まってるんですが、この人ならやりかねないという謎の信憑性がありますよね(笑)

 

さつきさんは前山田さんと同じくニコニコ動画で有名な作曲家さんです。

さつきさんも前山田さんのことは相当気にしていたようで、『前山田さんの強烈な個性負けない様にイントロ一発目が「売れてお金持ちになりたいな」という曲になりました』*37、『お話頂いてすぐ「ティッシュ」と戦うには「売れたい」しかないと思ってネタ詰め込みました』*38と語っています。

 

流石打倒ティッシュ(?)の為に用意した曲だけあって、この曲も相当個性的です。

なにせ開口一番が「売れてお金持ちになりたいな」ですからね(笑)

アイドルの禁忌を開始五秒で破ってくる破天荒ぶり(笑)

「売れたい」だけならまだしも、その後に「お金持ちになりたい」と続けちゃうあたり、理事長も言ってますが本当に身も蓋もない、あまりにもストレート過ぎる表現です(笑)*39

ただ、以降もずっとお金持ちになったらやりたいことが延々語られるのですが、その内容が「お菓子買い占め」や「宇宙旅行」等どれも可愛らしいので、「金持ちになりたい」というテーマの割に全然嫌らしさを感じないのがこの曲の凄いところです。

むしろ、こんなに生々しく商売を意識させるテーマを扱っているにも関わらず全く嫌らしさが出ていないことで、相対的に清らかな純粋さが表現出来ているという優れものです。

可愛さも表現できていますし。

ただ、途中で恋する乙女の描写が入るんですがこれはちょっと唐突な感じがしますね。

恋愛も「夢見る乙女の野望」に含まれるということなんですかね。

可愛いですがちょっとあざとい気もします(笑) 

まぁ「にゃいにゃい」に比べれば大したことはありませんが(笑)

 

~~

背景にも書きましたがこの曲は当初は猫耳を付けて披露していました。

なっちゃんや裕乃は猫耳を付けるのが恥ずかしかったようで、ブログでもそう語っていました。*40*41

恐らく性格的に彩ちゃんも 恥ずかしかったんじゃないかなと思います(笑)

特に裕乃は、公式パンフ(Vol.1)のインタビューでも、「猫耳つけたり、”ニャイニャイ”とか恥ずかしかったです(笑)」と語っています。

確かに裕乃もそのパートを担当していますね。

「にゃいにゃい」のパートを担当しているのは10人中6人ですが、裕乃の他の面子はというと、アニメ声を持つ真山、可愛い声の申し子ぁぃぁぃ、キラキラアイドル美怜ちゃん、最強妹キャラひなた、そして瑞季です。

瑞季は他の子に比べるとそこまで猫耳にゃいにゃいが合うキャラでもない…と見せかけてめちゃくちゃ合うんですよねこれが(笑)

瑞季は背が低いですし、歌声が可愛いのでもの凄く似合うんですよ(笑)

何なら一番似合う気すらしますね。

そもそも瑞季ってなんだか猫っぽい気がしますし(笑)

本人が猫を飼っているのも何か関係があるかもしれませんね。

なので、他の子と比べると裕乃だけちょっとそれっぽくないキャラです(笑)

先程のブログでも、裕乃は「ちょっとひろののキャラじゃない気がしたんですけどね…」と語っています(笑)

でもまぁ、あれですよ。

そこがいいんです(笑)

f:id:EBIRA:20170408014717j:plain*42

キャラ的には合ってなくても見た目は良く似合ってますよ(笑)

 

にゃいにゃいもそうですが、この曲は色々な仕掛けがあって面白いですね。

イントロのレトロゲーム風な音とか凄く好きです。

 

その後に続く「売れてお金持ちになりたいな」の美怜ちゃんの声はやたらと幼く、可愛く聞こえますね。

もっと走れっ!!の「臆病風さえも~」と比べると歌声の差は歴然です。

歌い分けという観点で見ると、ぁぃぁぃや真山にばかり目が行きがちですが、美怜ちゃんやなっちゃんも中々だと思います。

皆日々成長してますね(笑)

 

 ~

「デカいの当てちゃって Break!」の直後にブレイク*43が入るのも洒落てて良いですよね。

そこに秒読みを連想させる時計の音を使っているのもニクい演出です(笑)

ちなみにライブだと、この「Break」の直後に「なっちゃーん!」というコールが入る(8人時代以降は「ぽーちゃん!」に変わります)んですが、これがめっちゃ気持ちいいんですよ(笑)

ブレイクで演奏が一時停止するので、コールがもの凄く鮮明に聞こえて迫力があるんですよね。

音が止まってる分演奏を邪魔しないので、こちらも思う存分叫べるというか…(笑)

CDとライブで異なる楽しみ方ができるフレーズですね。

 

ライブと言えば、振りにウェーブがあるのもこの曲の特徴ですね。

振り付け講座の動画でも紹介されているあれです。

このウェーブはメンバーに合わせてファミリー(←今更ですがエビ中ファンの事です(笑))も一緒に行うのが通例となっています。

基本的にライブ中は皆ペンライトを持っているので、後方の席からこのウェーブを見ると、色とりどりの光が波打つ様がとても綺麗です。

2階席や3階席だとより一層綺麗に見えますね。

一体感を感じる瞬間です。

前方の席だとあまりよく分からないと思いますけどね(笑)

 

 ~

曲の最後には猫の鳴き声が入ってますが、ライブだとあそこはひなたが猫の鳴き真似をして締めます。

これがまた凄く上手いんですよ(笑)

CDは本物の猫の声だと思うんですが、それと判別がつかないくらい本物そっくりな時があります。

ひなたは猫だけじゃなくて、犬や鶏の真似や、人間の赤ちゃんの泣き真似など、鳴き真似がびっくりするほど上手なんですよね。

あれを特技にすればいいのにといつも思ってました(笑)

と言ってもそれらはかなり昔の私立恵比寿中学放送部(文化放送のラジオ番組)で聞いたものなので、今もそのクオリティを保っているかどうかは分かりませんが…(笑)

 

 ~~

この曲は、ある意味これ以上ないほど純粋な気持ちを歌った曲です(笑)

大人の世界が介入する余地のない無邪気な世界。

つまり、とても「エビ中らしい曲」です。

初提供にしてここまで「らしさ」を理解した曲を作れるというのは見事としか言いようがありません。

正直、インパクト(というかぶっ飛び度?(笑))においては流石にティッシュやゴーストには及ばないと思いますが、この曲にはそれらにはない可愛らしさがあると思います。

個人的には今までの曲の中で一番可愛らしい曲だと思いますね。

まぁ、「にゃいにゃい」とかあざとい手法も使ってますが(笑)、それを差し引いたとしても可愛い曲に仕上がってると思います。

その上、この曲はキャッチーでノリが良いときてます。

このノリの良さも、この頃のエビ中らしさをしっかり踏襲していますね。

 

インディーズ時代の「エビ中らしさ」は、王道アイドル路線を敢えて避ける邪道感も大きな要因の一つであり、その中には「可愛いことをしない」という概念が多少なりとも内包されていたと思います。

アイドルとは可愛いことをして可愛い曲を歌うものなので、その邪道を行こうとすればある種必然的にそうなります。(校長は可愛い系が好きらしいですが(笑))

とはいえ、エビ中自体が可愛いので邪道を行っても可愛いことには変わりはないのですが、逆に言えばこの手法は「エビ中がやれば邪道でも可愛い」ことを利用しているので、「可愛さ」の部分はエビ中の素の可愛さに甘えている部分が大きかったと思います。

しかしこの曲は、アイドルとしては邪道である「エビ中らしさ」を使って、アイドルの王道である「可愛らしさ」を最大限に引き出しています。

楽曲側がエビ中から可愛さを引き出しているのです。

恐らく僕が今までで一番かわいい曲に感じるのはこれが原因なんだと思います。

この、今までありそうでなかった新境地を開拓したのは紛れもなくさつきさんの功績であり、新たな楽曲提供者を取り入れた成果でもありますね。

素晴らしいです。

個人的に、この曲がさつきさんの提供曲の中で一番好きかもしれません。

……あ~でもブラジルや無限ルーパー、ポートフォリオなんかも捨てがたいな…(笑)

 

「売れてお金持ちになりたい」という邪道を敢えてテーマとして扱うことで、エビ中らしさとアイドル的可愛さという、二律背反に思われた二つの事象を見事に両立させた一曲。

夢見る乙女の可愛さがこれでもかというくらい詰まってます。

 

~~

以下完全なる蛇足です。

さっきから邪道の対義語として王道を使っていましたが、調べてみると邪道の対義語は正道と言うのが正しいみたいですね(笑)

王道の方がニュアンスが伝わりやすい気がするので敢えて訂正はしませんが(笑)

 

ちなみに正しい意味の王道とは、

1.帝王が仁徳をもって国を治めるやりかた

2.近道、楽な道(例:学問に王道なし)

という意味だそうです。

そしてその対義語は覇道と言い、

(覇者が)武力や権謀によって天下を支配する政治のやり方

を指すそうです。

なるほど。

王道は優しくて覇道は怖いみたいなイメージですかね(小学生並みの感想)

 

だとすればエビ中は王道ですね。

楽な道でもなければ、アイドル界を治めんとするようなグループでもありませんが、人間が持つべき清らかな仁徳の「原石」を持っているのがエビ中だと思うので。

それに治めようとはしてませんが、エビ中はアイドル戦国時代を終わらせましたからね(笑)*44*45

これついては、校長をはじめとする運営陣もエビ中は戦わなくていいグループだとインタビューで語っていました*46し、メンバーサイドにしても、「これからは江戸時代のように平和な世の中を生きようと思っています。私達エビ中が平和なアイドル時代を築けたらなと思っています。もう戦いは終わりにしましょう」と真山が語っています。*47ぁぃぁぃを始めとする他のメンバーもよくそういうことを言うので、恐らく共通認識でしょう。

アイドル界だろうとなんだろうと戦は覇道の権化に変わりないので、ただ勝手に「終わった」と言っただけの戯言であろうと、戦いを否定する宣言をした時点で覇道とは対極に位置する存在であり、それ即ち王道でしょう。

 

エビ中はグループとしても人としても王道であり、今はその道を歩んでいる途中なんだと、僕はそう思ってます。

 

でもアイドルとしては正道ではないと思います(笑)

少なくとも当時は(笑)

 

 

 

長くなりすぎたので後編に続きます(笑) ↓

 

ebira.hatenablog.com

 

*1:AYAKO HISHINUMA: 私立恵比寿中学「もっと走れっ!!」

*2:「ご存知!エビ中1週間」展開催!!!!! - galaxxxyデザインチーム”Yumyummummy!”作業メモ

*3:エビ中の絶盤ベスト~終わらない青春~付属小冊子より

*4:理事長 (自由人。しがない非公式) on Twitter:より

*5:理事長 (自由人。しがない非公式) on Twitterより

*6:私立恵比寿中学コラボCM① | JSBC BLOG

*7:私立恵比寿中学コラボCM② | JSBC BLOG

*8:Various Artistsの「アイドル バイブレーション!!〜現場編〜」を iTunes で

*9:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter:より

*10:美怜☆どしゃぶりにまけるなぁーっ(・×・)〃|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*11:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter:より

*12:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter:より

*13:かえってきた理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*14:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitterより

*15:MARQUEE Vol.94より

*16:MARQUEE Vol.94より

*17:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitter:より

*18:ヒャダイン or 前山田健一 on Twitterより

*19:私立恵比寿中学 - 楽曲&PV制作陣が語るエビ中 (1/5) - 音楽ナタリー 特集・インタビューより

*20:MARQUEE Vol.94より

*21:えびぞりダイアモンド!! 発売によせて~その2~|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*22:エビ中公式パンフレット(vol.1)より

*23:私立恵比寿中学 - 楽曲&PV制作陣が語るエビ中 (1/5) - 音楽ナタリー 特集・インタビューより

*24:私立恵比寿中学 - 楽曲&PV制作陣が語るエビ中 (2/5) - 音楽ナタリー 特集・インタビューより

*25:(ぁ^^ぃ)ずーっとね☆みんなと(ぁ^^ぃ)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*26:エビ中グローバル化計画 第3話より(8人時代の話ですが)

*27:エビ中たすたす 大運動会回より(これも8人時代の話ですが)

*28:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*29:かえってきた理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Ameba

*30:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*31:私立恵比寿中学(エビ中) on Twitter:より

*32:画像元:先日のエビ中千円札。しれっとコンプリート!売れ鯛入りだ〜。 ... on Twitpic(掲載許諾を頂いております)

*33:画像元:http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u127335095

*34:画像元:https://otacamp.net/item/a4699896/

*35:画像元:http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j417684535

*36:画像元:https://otacamp.net/item/a4757472/

*37:さつき が てんこもり on Twitterより

*38:さつき が てんこもり on Twitterより

*39:理事長のお言葉|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*40:★*。学校はセーターが必要になって来ました♪(杏野なつ)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*41:(@^O^@☆)タノシイゾ!!(鈴木裕乃)|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Amebaより

*42:画像元:鈴木裕乃 [画像ギャラリー 19/21] - 音楽ナタリー

*43:演奏中にリズムやメロディが一時的に停止した空白部分のこと

*44:私立恵比寿中学 リーダー就任式 - YouTube

*45:校長より|私立恵比寿中学オフィシャルブログ「エビ中交換日記」Powered by Ameba

*46:私立恵比寿中学 (6/7) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

*47:私立恵比寿中学・真山りか「アイドル戦国時代を終わらせましょう!」と宣言 - エキサイトニュース(2/2)より

このブログの方針について

どうも皆様こんにちは。エビラです。

いつもこのブログを見て下さって本当にありがとうございます。

今回はこのブログの方針について、ちょっとご周知を。

 

まず記事の投稿順ですが、基本的には時系列になぞらえて投稿していくつもりです。

ただし、CDは発売日基準ですが、学芸会(ライブ)は公演日基準を基準として掲載するつもりです。

何となくその方が当時の印象を追いやすいかなと思ったので(笑)

(テレビ番組やツアードキュメントは、迷ったんですが、基本的に放送及び公演終了日を基準とすることにします。)

たまに時系列を間違えて投稿したりしますが、はてなブログには投稿日時を過去の日付にすることができるという謎の機能が備わっているので、それでこっそり修正します。

春のつぼみの記事もそれを使いました(笑)

ただ、見て下さっている方が混乱すると思うので、なるべく使わないようにしようとは思っています。

ちなみにもしも間違ったままになっていたら、多分それは間違えたことに気付いていないパターンだと思います(笑)

 

 

次に映像作品紹介(番外編)『春のつぼみ』(ミュージックビデオ)の記事についてですが、タイトルに番外編と付けたのはこの映像作品が非売品だからです。(アルバムは発売されていますし、映像はYouTubeで公開されているので誰でも見れますが、この映像作品を購入する手段は恐らくありません)

こういう作品まで紹介の手を広げてしまうと、テレビCMやレギュラーではない番組への出演等も映像作品の範疇に入ってしまい手が付けられなってしまいます。

なので、このブログでは一応『発売された作品』の紹介のみを行うつもり…だったのですが、つい記事にしてしまいました(笑)

今後は非売作品の紹介は基本的に行わないつもりです。

…ただ、これを取り上げたことで後2つ程「番外編」を作る予定が出来てしまったので、あくまでも基本的にはということで…(笑)

 

また、メンバーのソロ作品も一応紹介するつもりではあるんですが、何分全て網羅しているわけではないので、正直雑な紹介になってしまうこともあるかと思います。

申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。(まぁ普段も丁寧とは言い難いですが…(笑))

また、転校したメンバーのソロ作品についてはここで取り上げるつもりはありません。

理由はキリがないからです。

あくまでもエビ中在籍中のソロ活動に限らせて頂きます。

こちらも何卒ご了承ください。

 

それと紙媒体の作品についてですが、これも…というかこれこそ本当にキリが無いので紹介はしないつもりです。

ただ、このブログは、新規の人がエビ中作品を知るきっかけになって、あわよくば気に入ってくれたらたら良いなという思いで記事を書いている部分もあるので、紹介したい気持ちもあるんですよね。

写真集だけに絞って紹介するのはありかなと思ってたりもします。

1冊丸々エビ中の本というのは写真集と公式パンフレットくらいのものだと思いますし。多分。

う~ん…(笑)

 

お知らせというかただ迷いを吐露しただけでしたね(笑)

今後予告なく方針変更することもあるかもしれませんが、どうか寛大なお心でこれからも見守って頂けたら嬉しいです(笑)

映像作品紹介『小中高一貫 ももえび学園 私立恵比寿中学の部』

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《タイトル》

中高一貫 ももえび学園 私立恵比寿中学の部(其の壱、其の弐、其の参)

《放送局》

スカパー!HD PigooHD / スカパー! エンタ!371

《放送日》

2010年7月18日~2011年9月17日

《発売元》

つくばテレビ

《発売日》

其の壱:2011年1月

其の弐:2011年9月18日

其の参:2011年10月30日(?)

《メンバー体制》

インディーズ時代(途中メンバー変遷あり)

瑞季、宇野、宮﨑、真山、杏野、安本、矢野、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①各巻通常版(DVD)

 《収録内容》

不明

 

【背景】

スカパー!(スカパー!HD )PigooHD / スカパー! エンタ!371にて放送されていたバラエティ番組。

この番組は先輩グル―プのももいろクローバーももクロ)との合同番組であり、タイトルの「ももえび」とは、ももクロエビ中のことを指している。

ちなみにこの番組タイトルの命名者は宇野。*1

しかし、合同番組とは言うもののももクロエビ中のコーナーは完全に分かれているため、基本的に両グループの絡み等は無い。

基本的には1話60分あり、前半30分がももいろクローバーの部、後半30分が私立恵比寿中学の部という番組構成となっている。

本DVDは、その内の私立恵比寿中学の部のみを収録した作品となっている。

番組の内容としては、メンバー達がスタッフの考案した様々な企画に挑戦するバラエティコーナーと、当時行われていたライブの一部始終やその裏側、新曲のレコーディング風景などを紹介するドキュメントコーナーの二つを織り交ぜた構成だったようだ。

毎月1話ずつ放送され、(恐らく)全15話で番組は終了した。

本DVDは当時のイベント会場で販売されていた。

現在は絶版となっている。

ただし、アイドル専門チャンネルPigooHDにて一部の話は「ももえび学園~私立恵比寿中学の部」というタイトルで有料配信されている。(配信されている動画には#1~#6と話数が振られているが、実際に放送されていた話数とはナンバリングが異なっている模様。また、配信されている動画は10人体制*2以降の撮影分が主となっている模様)

ももえび学園〜私立恵比寿中学の部 #1 | 私立恵比寿中学 | Pigooオンデマンド | アイドル番組・グラビア動画・配信サイト

また、ニコニコ動画のPigooHDチャンネルでは本編の一部分を抜粋した宣伝動画が配信されている。

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

 

 

【感想】

僕は本作DVDを持っていません

なので、感想はいつかDVDを手に入れたら書きます。

 

…今度は本当です(笑)

 

ただ、これも絶版であるばかりか、Amazon等で検索すると異常なまでに高額な値段がついています。

1巻につき3万円くらいです。流石に手が出ません(笑)

…とは言っても、もの凄く見たいのも事実です(笑)

やはりライブを見るよりもバラエティ作品を見る方がメンバーのことがよく分かりますからね。

なので、これはどうにかして手に入れたいところです。

 

再販とか…ないか(笑)

 

ちなみに宣伝動画の必殺技対決でぁぃぁぃが使っていた「つけめんトリプルちゃっちゃっちゃっ」ですが、2015年12月12日にさいたまスーパーアリーナで行われた『私立恵比寿中学年忘れ大学芸会「エビ中のオールアトラクスター」』の初日の自己紹介で、ぁぃぁぃが久しぶりに披露(?)してくれました。

ただ、発売されてるBlu-ray作品は2日目の模様を収録したものなので、見返すことはできません。残念。

*1:ベストガイドEBCより

*2:瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木

楽曲紹介『MemorieS ~Bitter Sweet Pineapple~』

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《タイトル》

MemorieS ~Bitter Sweet Pineapple~

《発売元》

Sony Music

《発売日》

2011年8月24日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、小池、鈴木、松野、柏木)

《発売形態》

①通常盤

《収録曲》

①マイアミ午前5時 / 千秋

レモネードの夏 / 藤村鼓乃実

マドラス・チェックの恋人 / momo

渚のバルコニー / marina

⑤Vacancy / MARiA

天国のキッス / 諏訪はるか

⑦MAUI /愛未(樹海)

青い珊瑚礁工藤真由

夏の扉 / 宮﨑れいな・真山りか星名美怜柏木ひなた from 私立恵比寿中学

⑩Sleeping Beauty / Hamar(Chemmy Killer)

 

【アルバムの背景】

松田聖子の大ファンであるタレントの千秋が選曲、監修(及び歌唱)を行った、松田聖子のトリビュートアルバム(オフィシャルカバーアルバム)。

この「MemorieS」というアルバムは春夏秋冬に合わせて計4種類発売されており、アルバム毎にそれぞれの季節に縁のある松田聖子の楽曲が収められている。

本作はその中の夏の曲を集めたアルバムとなっている。

 

MemorieS~Songs for the Season of White~( [冬] 2010年12月15日発売)

MemorieS ~Goodbye and Hello~( [春] 2011年5月18日発売)

MemorieS ~Bitter Sweet Pineapple~( [夏] 2011年8月24日発売)

MemorieS~The Last Leaf~( [秋] 2011年11月23日発売)

 

MemorieS」のアルバムの内、この「Bitter Sweet Pineapple」のみ歌手の一般公募(オーディション)を行っている。

540人(600人?)の中から千秋とスタッフが選考を行い、藤村鼓乃実と諏訪はるかの2名が合格した。(本当は1人にする予定だったが絞り切れなかったとのこと)*1

因みに、藤村鼓乃実は現在、「藤村鼓乃美」という名で声優として活躍している。*2 

 

 

 

夏の扉

作詞:三浦徳子

作曲:財津和夫

 

歌:宮﨑れいな・真山りか星名美怜柏木ひなた from 私立恵比寿中学

サウンドプロデュース:熊原正幸

編曲:熊原正幸

ミックス:熊原正幸

 

【背景】

原曲は、1981年4月にリリースされた松田聖子の5枚目のシングル「夏の扉」の収録曲。

資生堂「エクボ」、サントリービタミンウォーター」等のCMソングとしても有名な松田聖子の代表曲の一つ。

本曲はそれをエビ中メンバーの宮﨑、真山、星名、柏木でカバーしたもの。

 

【感想】 

ということで、King of アイドルこと松田聖子さんの名曲「夏の扉」のカバーです。(Queenだろというツッコミは無しでお願いします(笑))
「フレッシュ!フレッシュ!フレ~ッシュ!」でお馴染みのあれですね。
このCDが発売した頃にも未だにCMソングとして使われていたりしたので、エビ中メンバーにとっても恐らく知らない曲ではなかったんじゃないかと思います。
30年経ってもCMソングとして使われるって本当に凄いですよね(笑)

 

そんな超有名曲なわけですが、このカバーはかなり大胆なアレンジが施されています。

原曲はサビの歌詞通り凄くフレッシュな印象を受ける曲調ですが、こちらのカバーはどこかゆったりとして落ち着いたムードを感じる曲調になっています。

しかし、テンポとしては寧ろ原曲よりも早くなっているんですよね。

なんというか…ボサノバ調?っていうんですかね。なんかそんな感じになってます(笑)

どちらも南国感があるんですが、ちょっと違うイメージの南国感を感じますね。

歌詞を度外視すると、原曲は水着の少女がビーチで楽しそうにはしゃいでるようなイメージなのに対して、カバー版は陽気なおじさんが浜辺の木陰に吊るしたハンモックの上でウクレレ引いてるようなイメージというか…。

益々分かりにくくなりましたね。

忘れてください(笑)

 

 ~~

 

原曲よりも曲調が少し落ち着いているので、いつもの元気いっぱいなエビ中とはまた少し違った一面を見る(聞く)ことができます。

いつもの曲とギャップがあるせいか皆あまり様になってませんね。

なんだか緊張しているようにも聞こえます。

まぁ、単純に歌唱力が足りてないだけなんでしょうけど(笑)

でも、真山の歌声は良いですね。

良いというか好きです(笑)

安定してますし、何というか少し哀愁を感じます。

以前どしゃぶりリグレットで前山田さんがひなたにソロパートを与えた理由として、「哀愁が凄い」と言っていましたが*3、僕としてはこの頃のひなたの歌声はまだ幼すぎてあまり哀愁を感じないんですよね(笑)

どしゃぶりの感想にも書いたように、歳を考えれば出ている方だと思うんですけどね。

ただ、やっぱり個人的には真山の歌声の方が哀愁を感じます。

 

こういう曲調だったら美怜ちゃんより合う子いるんじゃないかとかちょっと思っちゃいましたが、よく考えたらエビ中のアイドルが、アイドルの中のアイドルたる松田聖子さんのカバーに参加しないわけにはいきませんね(笑)

今回のメンバー選出基準は分かりませんが、リーダー、アイドル、最年長、最年少という外から見て分かりやすい役割を担っている4人ではありますね。

まぁ、最年長最年少に関してはその肩書きよりも、歌メンだからという理由の方が大きいと思いますが…(笑)

 

ちなみに、最後のラララ~という部分は、4人でブースに入って輪になって収録したそうです。*4

楽しそうでいいですよね(笑)

 

そしてこの夏の扉ですが、ライブでも披露したことがあるようです。*5

またやってくれないかなぁ。

 

 

 

【アルバムの感想】

一つ疑問に思うことがあります。

何で松田聖子さんのトリビュートアルバムに参加する運びとなったのかということです。

松田聖子さんとエビ中の接点なんて「アイドル」という括りだけです。

しかもその中でもかなり対極に位置しているでしょうし(笑)

千秋さんがエビ中のファンだったという話も聞かないですしね。

校長が頑張って捻じ込んだんですかね。

公式サイトの見出しや音楽情報サイトの紹介文によると、今回の夏アルバムは各界から話題のアーティストを揃えた個性派揃いのアルバムというのが売りの一つのようなので、もしかするとその網に引っ掛かったのかもしれませんね。*6*7

なにせこの頃のエビ中は話題性と個性を出すことに命かけてますから(笑)

もしもそういう理由だとすると、エビ中のサブドル路線が早くも功を奏したということになりますね。

思わぬ形にも程がありますけど(笑)

 

~~

 

しかし改めてアルバムを聞いてみるとあれですね…

やっぱり下手ですね(笑)

今まで散々歌ウマとして扱ってきたメンバー(真山、ひなた)も参加してるわけですが、それはあくまでもエビ中内での話であって、こうして本物のアーティストさん達と並ぶと流石に力不足感を感じずにはいられません。

しかも、曲順的に一つ前の曲が工藤真由さんの歌う「青い珊瑚礁」なんですが、これがまた上手いんですよね(笑)

癖が少なく伸びのある歌声で、あの名曲を清涼感たっぷりに歌い上げています。

…で、その余韻に浸ってるところにいきなり中学生歌唱が飛び込んでくるわけです(笑)

そりゃガクッってなりますよ(笑)

ちなみに、今回は背景に書いた通り一般の方も二人参加していますが、一般とはいえオーディションを勝ち抜いてきた猛者なのでエビ中よりは遥かに上手いです(笑)

審査員を務めた千秋さんよりも普通に上手いですしね…(笑)

 

でもまぁいいんですよ、それは。

こっからどんどん上手くなるので(笑)

この曲は彼女たちの成長の軌跡を追って楽しむ為のピースですね(笑)

 

~~

 

余談ですが、このアルバムで「マドラス・チェックの恋人」を歌っているmomoさん(川上桃子さん)はスターダストの所属です。

かりそめ先生もこのCDの告知時に、エビ中と一緒にこの子のことも軽く宣伝していました。*8

momoさんはエビ中でいうと転校した妃菜喜に縁のある人物で、妃菜喜がエビ中に入る前に加入していた3人組アイドルユニット「momonaki」のメンバーでした。

そもそもこの「momonaki」というグループ名は、メンバー3人の名前の「ももこ・なな・ひなき」を組み合わせたものだそうです。

momonaki解散後、momoさんはスターダストでソロ歌手として活動を続けますが、暫くしてスターダストを退所。

その後「ホリプロスカウトキャラバン」にて審査員特別賞を受賞し、現在はホリプロで『唯月ふうか』さんとして活躍していらっしゃいます。

 

momoさんは妃菜喜や真山と同学年です。

妃菜喜も真山もエビ中の中では歌ウマメンバーですが、この二人と比べてもmomoさんの歌唱力はずば抜けてますね。

圧倒的です。

この「マドラス・チェックの恋人」なんて、本当に凄いですよ。

14歳の子が歌っているとは到底思えません。

完全にプロのアーティストです。

このアルバムの中で見ても、エビ中を除けば断トツの最年少ですが、他のアーティストの方々に全く見劣り(聞き劣り)せずに肩を並べています。

もう一度言いますが、この子は当時14歳です。

途轍もない逸材ですね。

スタダにこんな子がいたとは…(笑)

 

~~

 

そんなわけで、エビ中ファミリーの皆さん、松田聖子さんのファンの皆さん、唯月ふうかさんやその他参加アーティストのファンの皆さん、そして千秋さんのファンの方にお勧めのアルバムです(笑)

エビ中もいつかトリビュートアルバムが出たら面白いですね!

 

ちなみにまたまた余談ですが、MemorieS ~Goodbye and Hello~(春のアルバム)に収録されている「天使のウインク」という曲を、メジャーデビュー以降数多の名曲をエビ中に授けてくれることとなる、たむらぱんさんが歌っています。

気になる方はぜひそちらもチェックしてみて下さい。

 

最後に、ここまで読んで下さった方々に感謝を込めて、このアルバムが試聴できるサイトをご案内します(笑)

夏の扉はラストの部分が聞けます。

各メンバーのソロパートは聞けませんが、皆で輪になって歌ったというラララ~の部分は聞けますね。

しかし、終わりの部分が試聴範囲とは珍しい気がしますね(笑)

ディスコグラフィ | Sony Music

映像作品紹介(番外編)『春のつぼみ』(ミュージックビデオ)

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《タイトル》

SpiralS / 春のつぼみ

《演奏》

SpiralS

《出演》

SpiralS、鈴木裕乃

《公開日》

2011年6月9日

《メンバー体制》

インディーズ時代

瑞季、宮﨑、真山、杏野、安本、廣田、星名、鈴木、松野、柏木)

 

www.youtube.com

 

 

【背景】

2002年に結成されたバンド「SpiralS」(結成時は「Spiral Spine」というバンド名だったが、2007年にバンド名を変更した)の1st mini Album『TSUBOMI』の収録曲である、「春のつぼみ」のミュージックビデオ。*1

 

本作には私立恵比寿中学から、鈴木裕乃が出演している。

 

『TSUBOMI』は2011年5月25日にAmazonで先行販売され、同年6月15日に全国のTUTAYA、ワンダーグーグー、ヴィレッジヴァンガードにて発売されている。*2

 

ちなみにこのMVの撮影場所は、後に未確認中学生XのMV撮影を行うことになる、加藤学園御殿場キャンパス(旧富士フェニックス短期大学)である。

 

 

 

【感想】

大変申し訳ありませんが、僕はこのバンドさんを全く存じ上げませんでした。

裕乃はどういう経緯でこの作品に出演することになったんでしょうか?

皆目見当がつきません…(笑)

 

MVは大きく分けて、桜の映像パート、SpiralSさんの演奏及びボーカルのmadocaさんの歌唱パート、裕乃パートの3種類に分かれていて、基本的にSpiralSさん以外には裕乃しか出てきません。

なので裕乃はちょい役ではなくバリバリ映ってます。

裕乃はブログでは「少し出演させていただきました」と言ってますが、バリバリ映ってます。*3

最早主役です(笑)

 

笑顔が凄く良いですね。

とても印象的です。

スマイルサーブが炸裂してますね(笑)

シャボン玉を飛ばすシーンが凄く好きです。

しかし、この曲は女の子の恋心を歌った曲だと思いますが、映像を見る限りだと個人的には裕乃が恋する少女という風にはあまり見えません。

むしろ、裕乃に恋してる人の目線で作られてるように思えてならないのですが、それは僕がファンだからでしょうか(笑)

でもそう思うと凄くしっくりくるんですよね。

敢えて完璧に歌詞に沿わせないことで、受け取り手のイメージの幅を広げたのかもしれませんね。

そうすることで性別に関係なく曲に共感しやすくなりますし。

 

裕乃は後に秦基博さんのひまわりの約束(弾き語りVer.)」のMVにも出演することになりますが、彼女はやっぱりミュージックビデオ映えしますね。*4

もちろん美人だからというのもありますが、それに加えて見た目が濃くない(ビジュアルの主張が強くない)ので、視聴者に曲のイメージに合わせた印象を与えやすいんじゃないかと思います。

黙っていると神秘性というか、不思議な雰囲気も出る気がします。

実際、裕乃の映像が挟まることで、この曲の柔らかさや切なさを上手く助長しているように思います。

りななんもそうですが、そういう子はモデルとして逸材なんだと思いますね。

 

ちなみにSpiralSさんのメンバーブログでは、裕乃のことをアイドルではなく、「モデルの鈴木裕乃さん」と紹介していました。*5

まさかアイドルだと知らなかったということは無いと思いますが、モデルという紹介は何だか新鮮な響きですね(笑)

でも相応しいと思います。

 

とても良いMVに仕上がっていると思いますね。

 

ちなみに、SpiralSさんは2013年に活動休止して以来現在に至るまでグル―プとしての活動はされていないようです。*6

 

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